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乳がん検診が進化してるらしい。キーワードは、「ちょっとしか痛くない!?」

ジェーン・スー 生活は踊る

「TBSラジオ・ヘルスケアキャンペーン」の一貫として「乳がん検診」を取り上げます。
ゲストは医療ジャーナリストで医師の森田豊さんです。
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乳がん検診というと「痛い」というイメージを持っている方も多いと思うんですが、最近の検査は痛みが少ない検査方法が多く出てきています。まずは、最近一般的に広がってきている検査方法は…

より詳しく、早期発見!3Dマンモグラフィ!

乳がんの多くは乳腺で発生します。そのため、乳房専用のX線撮影、レントゲン検査=マンモグラフィで乳腺を見やすくするために圧迫し、薄く広げながら撮影する。ガンがあると、レントゲンで白く映る特徴があり、この白い部分がないかを、マンモグラフィのフィルムで見つけていくことになる。しかし、日本人女性の乳房のおよそ4割が、高濃度乳房という特徴を持っていて、これが、現在、マンモグラフィでの検診を行う上での問題点。

高濃度乳房とは?
高濃度乳房というのは、乳房の中の、乳腺の密度が高く、すなわち乳腺が密集してる状態。この状態だと、癌がなくても、乳房全体が白く映ってしまう。だから、高濃度乳房の人のマンモグラフィで、早期の小さい癌をみつけるのは、雪山で白うさぎを探すぐらい難しいと考えられている。

しかし、3次元撮影による3Dマンモグラフィでは、撮影角度を変えて複数の方向から撮影するので判定制度が高まってきている。乳房の圧迫が少なくいので痛みが少ない。この3Dマンモグラフィは、都内であれば、数か所で受けられます。これからまだまだ広がる余地があります。費用は1~2万円ぐらい。
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今後、新しい検査方法がまだまだ出てきています。きょうはその中から2つ紹介。

痛みもなく、造影剤も使わない「ドゥイブス法」

日本人女性の乳房のおよそ4割は、『高濃度乳房』。ですので、マンモグラフィでの早期乳がんの診断は困難な場合もあります。そこで、東海大学教授、放射線科専門医の高原太郎教授らが力を入れて啓蒙している「ドゥイブス法(DWIBS)」が、近い将来、救世主になる可能性が高いと。

特徴としては、

「被曝なし」「痛みなし」「造影剤なし」「事前安静なし」「造影CTより安価」「糖尿病でも大丈夫」

この方法を普及できれば、早期の乳がんを、これまでよりはるかに高い精度で
発見できるようになるはず。費用は、おそらく1万円以下。検査時間たった10分。急げば、その場で結果が出ます。

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一滴の血液で検査する「マイクロRNA」

▼たった1滴の血液から、13種類ものがんを早期に発見できるという、これまでの常識を覆す、画期的な検査方法が誕生。『マイクロRNA』による血液検査。
▼血液中に存在する『マイクロRNA』という物質を分析することで、これまでの検査では難しかった早期のがんを簡単に見つけられるようになる。直径3mmの乳がんも診断できるそう。
▼まだ試験的に行われていて、受けられる病院はあるものの、費用は高い。数年後には、安い費用での実用が可能と考えられている。どれくらいの期間で検査結果が出るのか?おそらく1週間ぐらいで、結果がでる。

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●3Dマンモグラフィは、若年の方や乳腺組織が多い方などにも有用になった。
●『ドゥイブス法』は、「被曝なし」「痛みなし」「造影剤なし」、今後期待!
●『マイクロRNA』による血液検査は、直径3mmの乳がんも診断できる!