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日本のクイーンの母・渡邊美沙さん、フレディ宅でお泊り?!

コシノジュンコ MASACA

2017年9月24日(日)放送

ゲスト:渡邊 美佐さん(part 1)

渡邊 美佐さん
1928年横浜生まれ。渡辺プロダクショングループ代表。
マナセプロダクション創業者の曲直瀬正雄を父にもち、学生時代よりアルバイトで学生バンドの通訳兼マネージャーを担当。1955年1月にご主人の渡辺晋さんと「渡辺プロダクション」を設立、数々の才能を発掘しました。戦後の日本の音楽産業と文化にもたらした多大な功績を認められ、2012年に藍綬褒章を受章しています。

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JK:美佐さん、たしか9月23日ってお誕生日よね? そ・れ・で・・・

出水:番組から花束をご用意しました~! Happy Birthday!

渡邊:まぁ~うれしい! うわぁ、派手(笑)

JK:しし座でしょ? 去年はドラゴンのドレスを作らせていただいて。あれが似合う人ってなかなかいないのよ。カッコよかったわ。

渡邊:ジュンちゃんのショウで見たのかしらね。

JK:そう、全身ロング、ドカーンと金のドラゴン。あれが似合う人ってなかなかいないわよ。カッコよさが、やっぱり美佐さん。歳なんて関係ないわ。今日も素敵!

出水:お二人が知り合ったきっかけは、作詞家の安井かずみさんだそうですが、当時ジュンコさんと出会ったときの印象を覚えてらっしゃいますか?

渡邊:アーティストそのものだったわね。

JK:あの当時は渡辺プロからどんどこ才能のある人たちが出てきて、みんな有名になって、すごかったわね。何しろみんなオシャレの塊。だから私も、タイガースの衣装を作らせてもらって。日劇ウェスタンカーニバル、みんなあれで目覚めたんじゃないかな。

渡邊:そうですね、緞帳が上がってくると、波のようにワーッとお客様の声が上がって、若い人のきゃーっという声、「ビックリした!」っていう声・・・

JK:日劇の周りも人がいっぱいで、お客様が入るのも大変で。私も初めてでしょう、もうドキドキ。リハーサルが夜中じゅうあって、タイガースは当時トップスターだからリハーサルは最後、朝方になってくるのよね。新人の出番が先で、ベテランは最後だから。そしたら美佐さんが、「コシノジュンコーッ、寝てるか、起きてるかーっ!」って(笑)

出水:えっ、ジュンコさん、居眠りしてたんですか?!

JK:だってほら、朝方だから、ウトウトなっちゃったのよ(笑)「ハイッ」って慌てて起きた。

渡邊:そうでしたね、明け方まで一緒にやったというのは覚えてます。あの時、私ハンドバッグ失くしたのよ。でも楽しかったですよね。

JK:楽しかった! そういうのは朝も昼も関係ないわね。24時間いきいきしてた。

出水:1960年代にジュンコさんがタイガースの衣装をデザインしたのは、どういう経緯で実現したんですか?

渡邊:布施君が先に作ったのよね。

JK:そう、私が布施明君の洋服を作ってて、美佐さんが布施君に「これどこの?」って聞いたのよね。そこで私の名前が出てきて・・・

渡邊:で、ジュンちゃんのお店に行って。

JK:考えてみたら、私がタイガースの衣装をやったっていうので、総なめにいろいろお仕事をもらって、気が付いたら全部メンズだった。

渡邊:私もジュンちゃんのお洋服ずいぶん来てたわよ! お店に行ってから。

JK:そうそう! ファッションショーの、一番フィナーレのすごいのを「これ着るわ!」って言ってくれて。いまどこにあるの? 資生堂のCMで1回しか着てない洋服、ものすごい羽根のついた服を持ってるはずよ。羽根だらけの、グレイのドレス。

渡邊:羽根の? なんの羽根だったかしらね?

出水:そのぐらいエレガントなお洋服を、どういった場面で着ていらしたんですか?

JK:そりゃ着るチャンスはいっぱいあるわよ。世界中あちこちパーティ、いっくらでもあるわよ!

Queen at the Beeb
出水:渡邊美沙さんと言えば、クイーンのフレディ・マーキュリーと会食をしたことがあると聞きましたが?

JK:会食どころじゃないわよ! クイーンを有名にした人よね。

出水:エエエエ~ッ?!

渡邊:うちの主人が、ヨーロッパ視察旅行のときにいろんなミュージックハウスを訪れて、むこうの社長にまだ新人のクイーンの音を聞かされて。それで日本に招待しようとなったんです。まだ全然無名で、結局日本でプロモーションをして。それが、クイーンが来た時には羽田に若いファンがワーッと押し寄せてましたね。

JK:若い女性もよく知ってたわね。今だとインターネットだのですぐわかるけど、あの当時はそんなのないし。日本人ってすごいねー!

出水:空港でしか会えないと思うと、みなさん大挙して駆けつけたんでしょうね。お会いしてどんな印象でしたか?

渡邊:すっごく素直な人たち。それで新人でしょ? 初めての日本だし。「僕たちにこんなにもファンがいる!」「みんな知ってる!」ってビックリして。

JK:美佐さん、クイーンのためにご自宅でパーティをしたでしょ?

出水:お宅で?!

JK:そう。屋台とかあって。ちっちゃな小山があって、みんなで集合写真を撮ってね。

渡邊:あの時は何度もパーティをやったんですよね。なぜかというと、フレディは9月生まれでね。お誕生月がいっしょだから、一緒に誕生日パーティをやって。

JK:あら、じゃあ今日はタイミングいいですね! クイーンのためにも。

渡邊:いまでも思い出す。でも、すっごいセンスもいいのね。一緒に買い物にも連れて行って、日本の洋服も好きで。Tシャツみたいなの? たしかジュンちゃんのところの体操着トップみたいなのをもらったわね。いろんな柄や色のを。

JK:最後に私、とびきりいいブラウスをフレディに差し上げたの。着てくれるかな~と思って夢見てたんだけど・・・ついに着てくれなかった(T.T)

出水:1961年、NYへ視察に行ったのが初海外だったそうですが、何を視察しようと旅立ったんですか?

渡邊:やはり、日本の音楽レベルを世界の水準に持っていこう、というのが私たちが会社を始めた理由だったので、ミュージカルを間近で見ましたね。ブロードウェイで。「プロデューサー」をまず紹介されて。

JK:ずず(安井かずみさん)がNYに住んでたのよね。

渡邊:女性が好きなデパートがあったじゃない? ヘンリー・ベンデル。NYにある程度住んでた時にずずが、退屈で他にすることないからって、ベルトか何かを作ってヘンリー・ベンデルに売り込みに行ったわね。

出水:ええっ?!

JK:そうそう! どっかの工場で残ったボタンを集めて、ボタンのアートを作ったりしてた。

渡邊:それもヘンリー・ベンデルに納めてたのよ。

出水:いろんなところで才能があった方なんですね!

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JK:この写真は、ずずが加藤和彦さんと一緒に撮ったもの。NY編とか、パリ編、ニューヨーク・レストラン狂時代・・・

渡邊:これも私がプロデュースしたのよ。食の本のハシリですよね。

JK:渡辺出版ですものね。美味しいものいっぱい食べられたし(笑)いまでも続いているお店もあると思うんだけど、この本を見ると中の様子がだいたいわかる。

出水:当時のメニューもそのまま載っていて、新しいなぁって思いました。

JK:値段は当時とは違うけどね(笑)

渡邊:それでどこに泊まったか知ってる? フレディ・マーキュリーのマンション!

JK:ええーっ?! そうなの??

出水:「貸して」って言ったら「いいよ」って泊めてくれたんですか?

渡邊:そうなの! ホテルなんかに泊まってたら、予算がかかりすぎて本が作れないんですよ。だからね、フレディはNYにもマンションを持ってたから。

JK:何丁目あたり?

出水:ずいぶん詳しく聞きますね(^^;)

渡邊:5thアヴェニューのどまんなか。56丁目とか57丁目とか、その辺。

JK:ほーぅ、さすがね。すごい。

出水:フレディ・マーキュリーのマンションに泊まったというのは衝撃的!・・・当然本人はいないんですよね?

渡邊:いないです。妹夫婦がむこうにいたんで、みんなで集まって合宿状態です(笑)

=OA楽曲=

M1.  花の首飾り / ザ・タイガース

M2.  Barcelona / Freddie Mercury, Montserrat Caballé