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「秋に聴きたいブラジル産AOR/シティポップ特集」

ジェーン・スー 生活は踊る

ブラジル最新AOR/シティポップを音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんが解説。

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高橋芳朗のミュージックプレゼント ブラジルAOR/シティポップ特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20170929112609

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
本日のテーマはこちら! 「秋に聴きたいブラジル産AOR/シティポップ特集」。番組で何度もお伝えしているように、ここ数年はAOR(Adult Oriented Rock)やシティポップのリバイバルが起きていて。

【ジェーン・スー】
ねえ。世界的にって感じですよね。

【高橋芳朗】
そう、通称「ヨットロック」。7月28日の放送では「アジア生まれのAOR/シティポップ特集」をやりました。

【ジェーン・スー】
やりました。イックバル!

【高橋芳朗】
うんうん。今日はそのブラジル編でございます。

【ジェーン・スー】
ブラジルの音楽というとサンバとかボサノバとかのイメージが強いけど、それだけではないと?

【高橋芳朗】
そうですね。日本にJ-POPがあるように、ブラジルにだって当然普通のポップスがあるわけですよ。

【ジェーン・スー】
「B-POP」があるんだ?

【高橋芳朗】
ブラジルのポップスは「MPB」(エミペーベー)と言います。「ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ」(Musica Popular Brasileira)の略ですね。

【ジェーン・スー】
MPBね。

【高橋芳朗】
実はちょっと前にジェーン・スーさんから「ブラジルのポップスの特集をやってほしい」と言われていて。それを受けてのこの企画でもあるんですけどね。

【ジェーン・スー】
私はJ-POP的な意味でのB-POP特集を予想していたんですけど、高橋さんなりの洗練されたフィルターに通った結果AOR/シティポップ縛りになったと。

【高橋芳朗】
そうですね。だから、ボサノバやサンバみたいなわかりやすいブラジルらしさはないかもしれないです。でもほのかなブラジルな香りを秘めた曲を選んだつもりなので、そのへんを嗅ぎ取っていただけたらと思います。まあ、単純にめっちゃ気持ちいい曲ばかりなので普段ブラジル音楽を聴かないような方でもきっと楽しんでもらえると思います。ここ一年ぐらいのリリースから4曲紹介しますね。

【ジェーン・スー】
はい。

【高橋芳朗】
まずは昨年にリリースされた作品から、ジョルジ・ヴェルシーロの「Pra Valer」。20年ほどの活動歴を誇るベテランで、現地でも非常に人気の高いイケメンのシンガーソングライターです。

M1 Pra Valer / Jorge Vercilo

【ジェーン・スー】
思いっきりシティポップ感があっていいですね。天気のいい日にぴったり。

【高橋芳朗】
この調子でどんどんいってみましょう。ここからはすべて今年リリースされた作品になります。2曲目はアレシャンドリ・グルーヴィスの「Sou Louco Por Ela」。さまざまな楽器をこなすマルチプレイヤーで、10年ぶりにリリースされたソロアルバムの収録曲になります。

M2 Sou Louco Por Ela / Alexandre Grooves

【ジェーン・スー】
堀井さんが目の前でリズムを取りながら踊っています。

【高橋芳朗】
堀井さんに気に入っていただければ本望ですよ。続いて3曲目、今度は女性シンガーです。サブリナ・マリェイロスの「Celebrar」。彼女はブラジルのフュージョングループ、アジムスのアレックス・マレイロスの娘さんになります。

M3 Celebrar / Sabrina Malheiros

【高橋芳朗】
曲がかかっているあいだに話していたんですけど、どれも良い意味で垢抜けていない感じが心地よいなと。

【ジェーン・スー】
なんかカクテルが飲みたくなっちゃった。下戸だけど。

【堀井美香】
『シティハンター』でかかっていそうな曲ですね。

【ジェーン・スー】
そう、『シティハンター』のシティ感あるよね。肩パッドが似合う感じ。

【高橋芳朗】
はたして僕は良い選曲ができているんでしょうか……ちょっと心配になってきた(笑)。

【ジェーン・スー】
できてるできてる! いい感じだよ!

【高橋芳朗】
では最後にもう一曲、きっとこれはジェーン・スーさんに気に入ってもらえると思います。ジョアン・ドナート&ドナチーニョの「Surreal」。ジョアン・ドナートはブラジルの伝説的ピアニストですね。で、一方のドナチーニョはそのジョアン・ドナートの息子さんでプロデューサー。つまり親子共演というわけです。アルバム全体的にはシンセサイザーぶりぶりのディスコ色の強い内容になっていますが、これは比較的メロウでシティポップ的な感覚でも聴けるんじゃないかと。ちなみに全編でロボ声が炸裂しています。

M4 Surreal / Joao Donato e Donatinho

【堀井美香】
ロボット声って……こんなふうになるの?

【ジェーン・スー】
堀井さんがスーッと息を漏らすように「どうしてこうしちゃったの?」って(笑)。日本語と英語のロボ声は聴き慣れているんですけど、それ以外の言語はすごく不思議な感じがしますね。

【高橋芳朗】
フフフフフ……なんか今日は選曲に賛否両論ですね。

【ジェーン・スー】
いやいや、すごく好きですよ。

【堀井美香】
はい。楽しみました。

【高橋芳朗】
ジェーン・スーさんが曲がかかっているあいだに言っていたように、確かに首都高を飛ばしながら聴くときのBGMにばっちりかもしれないです。このジョアン・ドナート&ドナチーニョ、いま輸入盤店で結構売れているらしいのでぜひチェックしてみてください。

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

9/25(月)

(11:03) One of These Nights / Eagles
(11:43) Shakedown Street / Grateful Dead
(12:15) Slow Down / Amercia
(12:25) Fun Time / Joe Cocker
(12:49) Nighttime in the Switching Yard / Warren Zevon

9/26(火)

(11:04) Are you my woman ? / The Chi – Lites
(11:42) Mama’s pearl / The Jackson5
(12:19) Magic shoes / The Main Ingredient
(12:51) One way bus / The New Birth

9/27(水)

(11:04) Sowing the Seeds of Love / Tears for Fears
(11:15) King for a Day / XTC
(12:16) Cars and Girls / Prefab Sprout
(12:50) Somewhere In My Heart / Aztec Camera

9/28(木)

(11:05) Blowin’ Away / Laura Nuro
(11:44) I Can’t Wait Until I See My Baby’s Face / Dusty Springfield
(12:17) Baby Now That I’ve Found You / The Foundations
(12:51) Just One Smile / Blood Sweat & Tears

9/29(金)

(11:03) It’s Ecstasy When You Lay Down Next to Me / Barry White
(11:15) Make It With You / The Whispers