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古い携帯・スマホどうしてる? 中古市場がじわり活発に。

森本毅郎 スタンバイ!

アイフォーン8が先月22日に発売され、アイフォーンⅩ(テン)が今月27日から予約開始となります。新しいアイフォーンに買い替えを考えている人もいるかもしれませんが、今日はその買い替えのときに生じる、いままで使っていた古い携帯に関するお話です。最近、その古い携帯について、すごい数字が出たというのです。そこで・・・!

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!10月4日(水)は、レポーター近堂かおりが『古い携帯・スマホどうしてる? 中古市場がじわり活発に。』をテーマに取材しました!

★埋蔵携帯、1兆7013億円!!

では、そのすごい数字について、株式会社ゲオホールディングス総合企画部の冨永潤一さんに聞きました。

冨永潤一さん
「埋蔵携帯、要は、眠らせて使っていない携帯の調査したところ、金額が1兆7013億円という調査結果が出ました。一般的な市場価値として中古でもこのぐらいの価値があるだろうという平均的な価格に合わせて計算した結果です。実はちょうど2年前の5月くらいに、一度調査させて頂いて、今2年くらいたったんですが、500億円増えている状態ですね。今話題になっていますけどアイフォーンが新しいものが出るというタイミングで、スマホ時代も10年・・・これだけ台数が眠っているんだなと我々もびっくりしたところです。」

現在使われず眠ったままの携帯=『埋蔵携帯』の価値を換算すると1兆7013億円!!調査して出た使っていない携帯電話の数に、中古携帯の平均買取価格を掛けて出てきた数字です。安倍総理が、衆院選公約の目玉とする『人づくり革命』の予算が、2兆円規模と言われます。埋蔵携帯1兆7千億円は、同じような規模の、とにかくすごい金額。

★そんなに埋蔵させてるの?

そんなにみなさん、埋蔵させているのか?実際、街で聞きました。 

●「大体の場合下取りに出しています。ずっと同じキャリアで続けたい。」
●「携帯会社の方が下取りどうされますか?て聞かれたらじゃあ出します。もってても仕方ない。」
●「とっといてます。4台くらい思い出として。別に何にも考えてないです。」
●「僕は家にとっています。おきっぱなしだらしないから3台くらい。なんかデータ入っているし今アカウントだって乗っ取られる時代ですから。」
●「放ってあります家に。2台くらい、なんかラインとかデータが残っていると前の古い携帯でも見れちゃうという噂を聞くのでそのまま持っていますね。」

昨日、お話を伺った中では、7割以上が、前の携帯を埋蔵させていました。中には10台以上という人も!!その理由は、データや個人情報などが入っているから手放すのは不安でなんとなく取っておく、ということ。まさに埋蔵させていました。

ただ、手放さない人の中には、使っている!という人も。何に使っているのでしょうか?

★手放さず使ってます!

●「今持ち歩いてますよ、古い方。ワイファイでどっちでも使えるから、あと、濡れるところに持ってたりする、お風呂とか海とか。」
●「音楽用にしています。音楽をそっちの携帯に入れて、こっちの携帯の容量を少なくする。写真の量とか増えるので、前の携帯あるし、安心するので。」
●「五輪でメダルのどうのこうのってあるからまとめてもっていこうかなと、昔の携帯ガラケーは、今目覚まし代わりに使ってます。」

音楽用、写真用、濡れる場所(例えばお風呂やプールで使う)など、使い分けをしているんですね!また東京五輪組織員会が都市鉱山といって携帯を回収し、五輪用メダルにと呼びかけていましたが、そこに出そうとしている女性もいました。4、5台持っていて、目覚まし時計代わりにだけ使っているので、オリンピックの役に立つなら、と話していました。

★中古携帯を売る、という選択肢。

一方で、埋蔵させずに手放す人もいましたが、手放し先は、大手キャリアの3つ(ドコモ・au・ソフト)の下取りがほとんど。そこで、中古で売ることについて、みなさんの意見を聞いてみました。

●「ロックを解除したり、ちょっと汚いとか言われるらしいので、面倒だ。」
●「査定とか価格が違うじゃないですか、それより一律の下取りの方ががいいなかなって。あんまり知らないところだと怖い。」
●「売れそうなものは売るハードオフとか。値段を比較して。ゴミになるよりは。」
●「アイフォーン新しいの出るじゃないですか。だから、今売ると高くなるらしくて、メルカリとかでもやっていて結構売れている、見ていると3~4万とかで売れていて、それ考えていて。新しいのにしたくて。」

イメージからなのか、中古で売ったことがないからか、大手キャリアのほうが安心なのでは?という声がよく聞かれました。
しかし、ネット上で中古の商品を売買できるサイト『メルカリ』への出品を検討する人、リサイクルショップの『ハードオフ』などを、既に利用している人も出てきているのも確か。

★中古携帯市場はこれから!ますます!!

そのような、中古を売る、という動きは、実はスマホの市場そのものの最近の変化も関係している、とゲオの冨永さんは話しています。再びゲオの冨永潤一さんのお話です。

冨永潤一さん
「最近増えているのが、格安で使える通信が増えていて、SIMと言われるものなんですけど、中古の携帯に差し替えても使えるものが増えてきている。格安スマホが出てきて
2年、3年。なので、切りかえる人が徐々には増えていますので、そのスマートフォンがいらなくなったと、ではどこで売るか?というのはどうしても、ネットで買われる人も多いので、そういった場合、売り先という点では、私どものようなリアルショップで相談する、というのはじわじわ増えていると実感する。」

大手キャリア以外の格安スマホの登場から2・3年、その受け皿として、中古市場に売るということが、増えてくるのではないか、ということなのです。格安スマホは、今までのように買ったお店で下取り、と、できないことも多いですからね。それに備えて、業界のレベルを上げるべく、今年3月には、リユースモバイルジャパンという、中古携帯の業界団体が設立をするなど、対応できる体勢を整えています。アイフォーンが、10年目のⅩを出す、その裏で中古市場が活発になっていきそうです。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。