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  • 音声あり

元彼とはオンラインゲームで知り合い、FFが好き過ぎてスクエニに履歴書を送る――女優・田中道子の衝撃の過去

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

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■「MOTHER2のハゲの市長の名前がゲーハーピカールで……(宇多丸さんをチラ見)」

前回に引き続き、「マイゲーム・マイライフ」特別編として、パンクブーブーの佐藤哲夫さん、ケミストリーの‎堂珍嘉邦さん、女優の田中道子さん、そしてライムスター宇多丸さんが座談会を行いました。
佐藤さんによる「ウィザードリィ」トークが炸裂した前回ですが、今回は田中さんに焦点を当てて放送を振り返ってみたいと思います。

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田中さんの人生のベストゲームは、FF6とMOTHER2! ついに出ました! 番組でMOTHER2を話題にしてくれる人を待ってました! プレイ人口こそ多くはないものの、一度プレイした人の心を掴んで離さないMOTHER2。作品に対するファンの熱量の深さは、すべてのゲームの中でMOTHER2がトップクラスなのではないでしょうか。私も大好きな作品です。

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田中さんはMOTHER2の言葉の使い方が素晴らしい点についてを熱弁。糸井重里さんが作ったゲームであることから、街の人のセリフや登場キャラクターのネーミングなど端々に「糸井節」が効いていると言われています。

田中「かわいらしいきのこやゴキブリが敵なんですよね。きのことかを倒したときに、『倒した』って言わないんですよ。『動かなくなった』とか『気を失った』とかの表示が出てくる。そういうところまで気遣いがなされていて。あと、ゴキブリとかのネーミングセンスも『あれ』とかなんですよ」

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佐藤「ああー、ゴキブリにしちゃうと、『よーしゴキブリ倒すぞ!』って言っちゃってキッチンのお母さんがびっくりするから」

田中「どう見てもゴキブリなのに、『あれ』だし、色違いの似た敵が出てきても、やっぱり名前が『あのあれ』とかなんです」

宇多丸「それが一つのギャグになっているというか、糸井さん的な」

田中「あと、市長の名前が……、ゲーハーピカールとかで。市長、ハゲてるんですけど」

宇多丸「糸井さん困りますね、そういうの!」

佐藤「(宇多丸さんを)チラチラ見ながらいいましたね?(笑)」

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宇多丸「俺、今ね、何が嫌だったって、一瞬、気を遣った間があったんですよ!」

田中「違う違う! 佐藤さんが最初にチラ見しましたよね!?」

ちなみに、田中さんが話題にしている市長のゲーハーピカール、結構なモブキャラなのです。最初の街で少し出てくるだけで、敵として戦うでもないため、人によっては市長が出てきたことは覚えていても、ゲーハーピカールという名前までは覚えていないのでは……という程度の存在です。ああ、この人、本当に本物のMOTHER2ファンの人だ、とわかって私はイチMOTHER2ファンとして小さく感動を覚えています。

■FFが好き過ぎて、作画をしたくて履歴書を送った

さらに、トークは田中さんがMOTHER2以上に好きなFFの話題に。その流れで、まさかの経歴が明らかに……。田中さんは24歳で芸能界に入る前は、建築士の仕事をしていたのだと言います。

田中「そもそもなんで建築士を目指したかというと、私、FFの世界が好き過ぎて、FFの作画をしたかったんです」

一同「!?」

田中「FFの街とかを作りたかったんです。そういう作画を担当する部署に入りたくて、スクエアエニックスに履歴書を送ったくらい、そっちで働きたかったんですけど、箸にも棒にも掛からず、それで街作りとか、絵の勉強をしているうちに建築に興味を持ち始めて、建築士の資格を取ったんです」

なんて素晴らしいのでしょう。本物です、この人、好きなゲームへの愛が本物です。事務所の先輩である武井咲さんがFF15のCMに出演していることをおおいに悔しがり、宇多丸さんたちに「今そういうの言っておきな!」とハッパをかけられた田中さんは、

「もう一回スクエニに履歴書送ろうかな! 女優の田中道子です、って」

と暴走。「いや、そこはオーディションとかでしょう!」、「履歴書じゃ弾かれちゃうよ!」と総ツッコミを食らっていましたが、ドラクエの作曲家で知られるすぎやまこういち先生は、かつてゲーム作品のアンケートはがきを送ったことがきっかけでドラクエの作曲をすることになりました。そんなわけなので、履歴書を送ったら、もしかしたら、もしかするかもしれません。

マイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

田中「私、オンラインゲームが大好きで、初めての彼氏もオンラインゲームで知り合った人と付き合ったんです、高校生のときに」

宇多丸「そんなことってあるんですね」

田中「私、当時のハンドルネームも公開していて、これだけこの話していて、いつか元彼が声かけてくれるんじゃないかって待ってるんですよ!」

佐藤「ええ! これ、あの、もう、文春案件じゃない!?(笑) 大丈夫!?」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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