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金曜日恒例サラリーマンの声 あなたは文庫本を図書館で借りますか?それとも買いますか

森本毅郎 スタンバイ!

秋の夜長に文庫本を読みませんか??・・・売り上げ減少が続く文庫本について、図書館での貸し出し中止を文芸春秋の松井社長が要請することが分かりました。貸出数の4分の1を文庫が占める地域もあるそうですから、図書館で借りられちゃうと出版社は困ってしまう、ということなのでしょうね。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、毎週金曜日は金曜日恒例サラリーマンの声!!10月13日(金)は、レポーター近堂かおりが『あなたは文庫本を図書館で借りますか?それとも買いますか?』をテーマにみなさんにお話をうかがいました!!

金曜日恒例サラリーマンの声 『あなたは文庫本を図書館で借りますか?それとも買いますか?』

★図書館で借ります!

●「孫がいて孫が図書館とか地区センターに行って無償で借りられるものだから、その時に一緒に行って自分も読みたいものを、だからそんなに年中借りるわけじゃないけどね。それで小学校の同級生が本屋をやっているんですよ。今、本が売れなくて困っているからたまに付き合いで買いに行くくらいかな。」
●「借りてます。お金も掛からないし、貯まっていくばかり、本棚がいっぱいになるし、図書館だったら返してスペースもいらない。合理的でしょ。一回読んだらなかなか読まないでしょ、眠っているだけですからね。人が読んだのをイヤだっていう人もいますけどね、汚いとか、あんまり気にしないんで。貸出中の本でも予約入れておいてたら返ってきたら借りれるし、あんまり不便はない。せっかく税金払っているんだから借りたほうがいいと思います。」

タダだし、スペース取らないし、確かに合理的!!二人目の方が借りている図書館は一度に20冊も借りられるそうです。それにCDも置いてあるそう!魅力的!!

★文庫本は買います!!

一方、文庫本を買う人の声です。

●「文庫本は買う。文庫本でも自分の好きなものはとっておきたいから。」
●「買いますね。汚してもいいし、失くしても構わないし、いつ読んでもいいから。自分の好きな時間に。返却日をきにしなくていい。」
●「買います。数がそんなにないから。売れている文庫本って結構ない、図書館に。あっても待たなきゃいけない。相当ですよ、ウェイティングリストというか10人とか待ってる。2週間を掛け算すれば4・5か月待つよりは本屋で買った方がいい。」
●「買うほうです。あんまりね、人が読んで汚れたようなやつ、あんまり好きじゃない。自分で買って読んだらちゃんと頭に残るじゃん。自分で800円とか出したらありがたみがあるじゃん。」
●「私は昔の人間だから図書館で借りるよりは全部買っちゃう。自分が過去に読んだ本というのが記録に残る、置いておけば。この時代にはこういう本を読んだなって、その時代を思い出すし自分の歴史みたいのを感じるから。」

皆さん、手元に置いておきたいんですね。実は『文庫本は買います!』という人が圧倒的に多かったです。確かに図書館で借りると返却日を気にしなくちゃいけないし、4・5か月もは、ちょっと待っていられないかも。だったら買った方が早い!その気持ち分かります!しかも、ブックオフやアマゾンなどで、中古を買うと100円~300円で買えちゃう上に、それをまた中古で売ると、同じ本が回ることに・・・そうなると新品はなかなか売れないですね。そんな中、こんな声もありました。

★新しい本を1ページずつ開いていくのが好き!

●「大きい本は値段が高いけれども3年くらいしたら文庫本で安くなるでしょ。年金暮らし者はそれで十分。(図書館だとタダ)人の手が汚れているからイヤ。新しい本を自分で買って1ページずつ開けていくのが好き。食べるものも食べないで本を読んでいます。この頃、何て言うのかな、コミック系の本というか、そういうのが多くなって我々どちらかというとやはり文学的な本を読みたい。なんか取っ付きはいいけど、それほど読んだ後の満足感というかな、それがないように思いますね。この頃は昔の本も繰り返して読むようになった。村上春樹なんかは初期の頃は一回読めばもういいと思っていたけど、2回読んでも3回読んでもなかなか読みごたえがあるなと思うようになりました。本を読んでいる人の文章はスマホでもやっぱり文脈が面白い。メールでも遊ばせてくれるというか、ちょっとワンセンテンス文学にいってるかなっていうのが出てきたりするとうれしいですね。」

相当、本がお好きなお父さん。二日に一冊は文庫本を買っているそうです。ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの本も読んだことがあるとおっしゃっていました。しかも、『新品の本を1ページずつ開けていくのが好き』・・・出版社の人には、本当にありがたくて嬉しい声ですよね。しかし・・・一方で、こんなありがたくない声もありました。

★ここ10年、本を読んでないね!

●「今はほとんど読みません。ここ10年読まないね。昔は読んでいたよね、今はもう。だって色々、アイパッドとかでさ動画は見れるしさ。一応、なんだっけ?アイパッドのブック?アプリ?やったんだけど(電子書籍)そうそうそれ!結局ダメだね、使ってない。全然読まない。バカになる一方です。何でだろうね?今、活字の必要性なくなったんじゃないの?だって今、書くこと自体がないでしょ。親しみ親近感が沸かなくなってくるよね、活字に対して(アイパッドや携帯でも字はある)打つからね、打つのと書くのは違うじゃない?いわゆる『見る』のと『抱きしめる』とでは違うじゃん。その違いだと思うよ。(今面白そうだって思う本・・・)だって活字見るの疲れちゃうじゃん。いま何でもすぐテレビでやるでしょ、映画もすぐ、それを見たほうがいいよね。本読んで想像力たくましくって言うけどさ、もう今はそういうのいらないね。」

こういう風に本を読まなくなっているんですね。やはり、スマホ、タブレット、パソコン、この影響は大きいです。おっしゃる通り、確かに、打つことは多くなっても、字を書く機会は減りましたもの・・・。なんだか、寂しいですね。10月27日~11月9日まで読書週間です。皆さん、一冊は本を読んでみませんか??

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。