お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム
  • 放送ログ

米・辞書を作った男は、合衆国建国の父

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

10月16日はアメリカでは「辞書の日」に制定されています。教育者であり、辞書の編纂に携わったアメリカ人「ノア・ウェブスター」の誕生日が1758年の10月16日であったことが由来です。ウェブスターの功績は、単に「辞書を作った」だけに留まりません。当時アメリカ国内でも地域によって異なっていた発音やスペルを統一し、また、イギリス英語とアメリカ英語の「つづり」の違いを明確にしました。

たとえば、色や色彩を意味する「カラー」という単語。
「C」「O」「L」「O」「U」「R」のイギリス式表記から「U」を省き
「C」「O」「L」「O」「R」というように簡略化し、かつ、実際の発音に近い表記を採用していきました。

ウェブスターが生まれたのは独立戦争以前のイギリスの植民地だった時代。合衆国の誕生以降は「言語においてもイギリスから独立すべきである」という考え、いわば「愛国心」が彼の原動力となったと言われています。19世紀。複数の辞書を数十年の期間をかけて完成させたウェブスターは〝合衆国の建国の父のひとり〟とも称され、またアメリカで「ウェブスター」が辞書の代名詞にもなっているそうです。

辞書の編纂という作業は、数十年単位の時間がかかると言われています。気の遠くなる作業ですよね。当然、間違いは許されないし、根本的な、ものの説明も難しいそうです。

たとえば「右」というものを説明する際、広辞苑の初版では「北へ向かって東の方。左の正反対」と書かれていたそうです。また、言葉は時代とともに変わっていくこともありますね。「雨模様」という言葉。読み方も「あめもよう」と「あまもよう」があり、正しい意味は「雨が降りそうな様子」、つまり「降ってない」状態です。しかし、辞書をひくと「多くの人に使用されている慣用では」、または「最近の言い方では」、といった注釈付きで「雨が降っている様子」とも、書かれているそうです。言葉は本当に難しいですね。

今は、パソコンやスマホが普及して、簡単に調べられるようになり、「紙の辞書」は敬遠されがちだそうです。何冊分もの辞書が入った電子辞書も売っている時代ですからね・・・。電子辞書は、最近私も手に入れましたが、本当に便利で驚きました!

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。