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横田栄司さんが演じる、陰陽の兄弟。一郎と二郎。【行人(こうじん)】(前編)

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今週はゲストに俳優の横田栄司さんをお迎えして、
夏目漱石の『行人(こうじん)』(前編)をお届けしました。

文学の扉のご出演は、2015年ぶりの横田さん。
中嶋さんとご縁が深い!と言うこともあって、相性抜群のお二人。
ですが、あまりによく知っているからか、
横田さんの演じる一郎と二郎は、中嶋さんにとって、新鮮だったようです。
「この一郎好き!でも…
キャラとしては好きだけど、実際にいたら困っちゃう。」という中嶋さん。
兄・一郎は、線の細い学者肌でしたが、対する弟・二郎は、朗らかなキャラクター。
まるで落語のような、せりふの掛け合いが聴き所の今回のラジオドラマ。
実際に男兄弟2人の横田さんは、ご自身の兄弟関係を思い出しながら演じていたのだそうです。
横田さんからは、
「今度、山本周五郎さんの、20人ぐらい出てくる作品を、
2人で10人ずつやってみる?」と、提案が!
実現したら、とても聴き応えのある作品になりそうです!
さて、今回の『行人』
皆さんよくご存知の、坊ちゃんでは、快活さを感じる夏目漱石の文章ですが、
行人は、彼の作品の中でも、じとっとした部分が全面に出ています。
執筆中に持病の胃潰瘍をこじらせ、一時書く事ができなかったという話もあり、
弱る体に鞭を打って生み出した作品は内症的で病的な雰囲気をかもし出しています。

行人と坊ちゃん。
一郎と二郎。
筆者の夏目漱石の内面にある陰陽の2つの人格が、作品にも現れています。

来週もお聞きのがしなく!
by 文学の扉スタッフ
~横田栄司さんおススメの本~
『殺人犯はそこにいる:隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件/清水潔 著』

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