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北原白秋 童謡創作のモチベーション

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

「待ちぼうけ」、や「雨降り」、「からたちの花」など、数々の童謡などを手掛けた童謡作家で、詩人、歌人の北原白秋。1942年のきょう、57歳で世を去りました。そこで、けさは北原白秋が作詞を手掛けた童謡の名作をお聴きいただきました。まずは、1924年に発表された童謡「待ちぼうけ」作詞は北原白秋、作曲は山田耕筰です。
     
非常にユニークな歌詞なんですが、これは中国の古典「韓非子」の説話がベースになっているそうです。簡単に、「待ちぼうけ」のストーリーをご紹介しますと、主人公は中国の宋(そう)の国で稲作をする農夫。ある日、田んぼの隅にある切り株に、兎がたまたまぶつかって、思わぬ獲物にありつきます。それに味をしめた農夫は、その後、耕作をやめて、再び兎が来るのを待っていたんですが、兎は二度と来ず、耕作を放棄した田は荒れ果ててしまったというお話。山田耕筰の手掛けたメロディーが楽しげだったので、子供の頃、あまり深く考えずに歌っていましたが・・・深い歌詞だったんですね。

続いては、1925年に発表された童謡「雨降り」作詞は北原白秋。作曲は中山晋平です。

楽しげなメロディーに、擬音が多い、かわいらしい歌詞。様々な解釈があるようですが、素直に解釈しますと、雨が降る中、蛇の目傘をさしたお母さんのお迎えに、心が踊っている小さな子供。そんな情景を描いているようにも感じます。「雨降り」の歌詞は、子供の頃、お母さんが仕事で忙しかった北原白秋の願望を描いたのではないかという説もあるようですが、あなたは、どんなイメージを抱きましたか?ちなみに、詩の世界で活躍していた北原白秋が、童謡の作詞に本腰を入れたきっかけは、長男の誕生だったと言われています。小田原市の白秋記念館によりますと、白秋は次のように語っていたようです。「私はひとりで楽しんで歌ひ、赤ん坊のお母さんにも歌わせ、揺籠をゆすり、乳母車を押し、寝床でまで歌ってきかせました」。

愛する子供に歌って聴かせる為の作品づくりが童謡創作のモチベーションだったという事です。
     

番組では皆さんからのおたよりを、お待ちしています。
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お待ちしています!

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。