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デスクワークが多い時代背景を映し出す「ちびだら飲み」

森本毅郎 スタンバイ!

今年に入って、ある生活スタイルに特化した飲み物が相次ぎ登場しています。いったい、どんな飲み物なのか。11月16日(木)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で『ちびだら飲み』について取材報告しました。

★ちびだら飲みできるすっきりした味わいのコーヒー

まずは、サントリーの金井映実さんのお話です。

サントリー 金井映実さん
今回発売した『クラフトボス』という商品。働き方の変化が大きいと思うんですが、主にデスクワークしている人が仕事しながら時間をかけて少しずつ飲む、ちびちびだらだら飲むっていうのを略して『ちびだら飲み』って言います。ちびだら飲みを想定したすっきりと飲み続けやすい味わいのコーヒーです。時間をかけて飲むことを想定しているのでぬるくなっても美味しいです。

キーワードは“ちびだら飲み”。仕事をしながら、デスクに飲み物を置いて、それをちびちびだらだら飲むことです。サントリーでは“ぬるくなっても”おいしいコーヒーを開発したんです。500mlのペットボトルコーヒーで、時間をかけても味が劣化しません。今年の4月から発売して、発売当初は人気過ぎて出荷が間に合わないほど!]

金井さんと人気のクラフトボス2種!ブラックとラテ。

★再加熱OKなペットボトルコーヒー&特殊なティーバッグ

こうした『ちびだら飲み』商品は最近、ほかにも登場しているんです。続いては、伊藤園の植木史さんのお話です。

伊藤園 植木史さん
キープインマイボトルと言いますが、もともとティーバッグって決まった時間じゃないと、苦くなったり渋くなったりするんですけどボトルにぽんと入れるだけの入れっぱなしでも大丈夫な『ティーバッグ』です。それともう一つ、ペットボトルもあると思うんですけど、電子レンジでチンしてもOKなボトルで『タリーズコーヒースムースブラックミディアム』。長い時間かけると香りが逃げたり冷めるとおいしくないんですが、再加熱OKです。オフィスにずっといる方は、一気に飲むのではなくて、時間をかけて、ちびちびとだらだらと、ちびだら飲みをする方が調査でわかっていたので、対応ができるようなものを作れないかなと思い、作りました。

最近、小さい水筒のようなタンブラーなどのマイボトルを家から持ってきて飲む人が結構多いんですよね。その中には、ドリンクを入れる人や、お湯にティーバッグで飲む人も。そのとき、どうしてもティーバッグを入れ続けてしまうと渋くなる点を改善しました!

そして、もう一つは、ぬるくなってしまったら電子レンジで再加熱できる『タリーズコーヒースムースブラックミディアム』。この新製造のペットボトルは伊藤園が発祥で、業界初の開発です。

どちらも“ちびだら飲み”しても美味しい、今年発売したアイディア商品です。

植木さんとディーバッグ・キープインマイボトル4種と再加熱OKのペットボトルコーヒー。

★最高16時間!デスクワーカーたちの実態調査

こうした“ちびだら飲み”商品の背景には、働き方の変化があるということが取材をして分かったのでここからは実態調査!本当に、ちびだら飲みスタイルになるほど街で働くみなさんはデスクワークが増えているのか調べてきました。
まずは、毎日がむしゃらにデスクワークしているお二人の働き方です。

●「めっちゃデスクワークです。IT系で、資料作ったり、コミニュケーションとかで『スラック』とか・・・チャットツールですね。本社にいるんですけど本社以外の支店の方とやりとりしたりとか『スカイプ』使ったりします。基本的にチャットだと伝わらないときは使ったりします。複数人と出来る電話みたいな機能です、映像もついて、ビデオ通話に近い。(画面にはりついて、何時間も?)ずっとデスクワーク、10時間くらいっすね。」
●「23歳、職業は経営コンサルタントです。パソコンにはりつき時間はマックスやばいっす。やばいときは15~16時間くらいはりついてますよ!『スカイプ』とか『ハングアウト』とかもよく使います、チャットみたいな。メールみたいに、かたくるしくなく、ポンポンと・・・映像も共有できます。ボクら、コンサルだったら結構使うんじゃないっすかね。」

たくさんカタカナが出てきましたが、スラック=ビジネス向けのリアルタイムで文字で会話が出来るチャット、スカイプ=マイクロソフトが提供するチャットやPCでのビデオ電話、ハングアウト=グーグルが提供するスカイプ同様のチャットやビデオ電話できるものです。

IT系やコンサル業では、こうしたパソコン上でのコミニュケーションが当たり前となっているようで、みなさんとにかくパソコンにはりついていました!

2人目のマックスやばいとお話している方は、トイレ以外は動けない、ですとかほかにも隣の人との会話もチャットで済ませている、なんて方もいました!
お二人とも“ちびだら飲み”の常連でした。

★飛び込み営業スタイルはもう古い?「SNS中心の働き方」

そして、続いては『昔に比べてデスクワークが増えた』お二人。前の業界とはまた別の業界でも増えていることがわかりました。

●「23歳。アパレル店員です。パソコンで『スナップ』の宣伝とかもあります。オンラインでショップもやってるので、スタッフさんたちが着ているコーディネイトを載せて、この商品欲しい時オンラインですぐ買えるみたいな。店舗を支える意味でも、パソコンとか使う機会が増えてきました。SNSが主流になってきているので、最近になって強化することが会社の方針になりました。オンラインをもっと拡大していこうみたいな。」
●「50歳、建築の営業です。デスクワークは増えてますね。LINE使ってます。現場に行って、写真を撮って、こんな形でできてますっていうのをLINEで送る、もう全部パソコンですね。会社としては、どんどん外に発信しろっていうことは言われて・・・ぼく50過ぎてるんで、若い人に負けらんないくらいやってかないとと思ってます。いま、お客さんは、しゃべるよりホームページで情報収集してるんで、昔はどんな会社だろうってわかんないまま来たけど、そういうアプローチはなくなりましたね。」

お二人とも世代は違うものの、最近すごく変化している業界の方でした。“スナップ”はアパレル業界が発信するファッションサイトなんですが、リアル店舗以外にネット販売も重要で、ネットに写真を載せる作業が増えています。

あと、LINEはスマホでする人が多いと思いますが、不動産業の男性はパソコンから写真や動画を送るようで、慣れないデスクワークが増えてると嘆いていました。

いまの働き方の変化を察知して、そういう方たちに合う飲み物を提供する企業努力によって“ちびだら飲み”スタイルが生まれたようです。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!