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「気分は紅葉に染まるセントラルパーク〜秋に聴きたいワルツソング」特集

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる「ワルツソング特集」第2弾、今回は秋編です。

高橋芳朗のミュージックプレゼント 秋のワルツソング特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20171117112148

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
本日の企画はこちら! 「気分は紅葉に染まるセントラルパーク〜秋に聴きたいワルツソング特集」。ワルツのリズムを使ったポップスの特集ですね。今年の2月にも「冬を優雅に彩るウィンターワルツ」という特集をやりましたが、その続編。ワルツのエレガントなリズムは冬だけでなくいまの季節にも相性ばっちりです。というわけで、まさに気分は紅葉に染まるセントラルパーク……。

【堀井美香】
リチャード・ギアだ!

【高橋芳朗】
そうですね……でも古いですね(笑)。

【ジェーン・スー】
80年代だね。でもホント、いつかニューヨークに住みたいよね。

【高橋芳朗】
この手の企画をやると必ずその話になるな。

【ジェーン・スー】
「いつか住んでやる!」って本気で思ってますからね。東京生まれ東京育ちの私にとって、唯一上京できるところはマンハッタンですから。

【高橋芳朗】
上京……「京」?

【ジェーン・スー】
この前も言われたんですよ。「なんで君はそんなにニューヨークに行きたいの?」って。だから「上京したいんだよ。『周りの人間が全部敵だ』って思いたいんだよ」って返したら「あ、わかる!」って。

【高橋芳朗】
なるほど、東京生まれはニューヨークに行くしかないのかー。

【ジェーン・スー】
君だってそうでしょう?

【高橋芳朗】
うん。ニューヨーク大好きだしな。

【ジェーン・スー】
マンハッタンで「成り上がってやる!」って思いたいのよ。

【高橋芳朗】
50歳過ぎからマンハッタンで成り上がり?

【ジェーン・スー】
そう。今日はその準備として聴きますので。

【高橋芳朗】
了解いたしました。そんなわけで、秋にぴったりなセンチメンタルでロマンチックなワルツ調の曲を4曲。前半に60〜70年代の古い曲を2曲、後半に比較的新しめの90年代の曲を2曲紹介します。ワルツの基本的なリズム、堀井さんはおわかりになりますか?

【堀井美香】
「ズンチャッチャッ、ズンチャッチャッ、ズンチャッチャッ、ズン♪」。

【高橋芳朗】
その通り、三拍子ですね。じゃあ、まずは60〜70年代の古い曲からいってみましょう。1曲目はキャロル・キングの「Music」。1971年の作品です。この曲、歌詞がまさにいまごろの季節の気分を歌った曲なんですね。「夏が去っても音楽はまだ鳴り響いている。だから寒さなんてへっちゃら。なにもかもが上手くいっているわけじゃないけれど、音楽さえ鳴り続ければ世界に失望することはない」。そんな音楽賛歌です。

M1 Music / Carole King

【ジェーン・スー】
最高ですね。堀井さん、いま心がマンハッタンにぶっ飛んでましたね。

【堀井美香】
はい。

【高橋芳朗】
では2曲目にいってみましょう。今度はロックバンド、ディアドリー・ウィルソン・タバックの「I Can’t Keep From Crying Sometimes」。1969年の作品。いまのキャロル・キングに比べるとぐっとハードなブルースロック調なんですけど、木枯らしの吹きすさぶなかコートの襟を立ててひとり足早に街を歩いていく、そんな情景にぴったりなハードボイルドな曲調です。

M2 I Can’t Keep From Crying Sometimes / The Deirdre Wilson Tabac

【ジェーン・スー】
かっこいい!

【高橋芳朗】
堀井さんが「ドライブしながら聴いたらばっちりなんじゃないか」って話してましたね。

【堀井美香】
渋滞しててもいいですよ。両国ジャンクションあたり。

【ジェーン・スー】
マンハッタンじゃなかったのかよ(笑)。

【堀井美香】
フフフフフ……じゃあ浜崎橋ぐらいで。

【高橋芳朗】
ここからは後半戦、90年代編です。まずはエリオット・スミスの「Waltz #2」、1998年の作品です。エリオット・スミスは2003年に34歳で亡くなった天才シンガーソングライター。映画『グッド・ウィル・ハンティング』の主題歌「Miss Misery」でご存知の方も多いかもしれません。マドンナが大ファンで彼の曲をカバーしていたりもします。この人の歌は孤独を感じてるとき、ちょっと疲れてるときに聴くとボロボロ泣いちゃったりしますね。

【ジェーン・スー】
まあ、心が癒やされるということなのかもしれないよね。

【堀井美香】
どんな歌詞なんですか?

【高橋芳朗】
エリオット・スミスは幼いころ義理の父親の虐待にあっていたんですね。そんななかで彼の唯一のここの拠り所だったお母さんに対しての心情を綴った曲になります。

M3 Waltz #2 / Elliott Smith

【高橋芳朗】
続いてはバッドリー・ドローン・ボーイの「Once Around The Block」。1999年の作品。この人はイギリスのシンガーソングライターで、ヒュー・グラント主演の映画『アバウト・ア・ボーイ』のサウンドトラックを手掛けていたことでおなじみですね。

【ジェーン・スー】
へー、そうなんだ。

【高橋芳朗】
この曲は軽快なワルツソングなんでけど、もうワルツすぎて目が回る(笑)。

【ジェーン・スー】
クルクルクルクルッと?

【高橋芳朗】
うん。まるでメリーゴーランドのようなワルツソングです。

M4 Once Around The Block / Badly Drawn Boy

【ジェーン・スー】
今日は全般的に切ないですね。

【高橋芳朗】
秋の季節感に合わせた選曲ですからね。セントラルパーク気分には浸れました?

【堀井美香】
はい、枯れ葉にまみれました。

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

11/13(月)

(11:04) Buttercup / Carl Anderson
(11:44) Please Don’t Walk Away / George Benson
(12:18) Pleasure / Al Jarreau
(12:51) Your Secret’s Safe with Me / Michael Franks

11/14(火)

(11:04) Girls On Film / Duran Duran
(11:16) Hang On Now / Kajagoogoo
(12:50) One Thing Leads to Another / The Fixx

11/15(水)

(11:03) Who’s Johnny / El DeBarge
(11:16) All Fall Down / Five Star
(12:20) Count Me Out / New Edition
(12:51) Girls Are More Fun / Ray Parker Jr.

11/16(木)

(11:04) Hallelujah I Love Her So / Ray Charles
(11:16) Fools Fall in Love / The Drifters
(11:43) This Little Girl’s Gone Rockin’ / Ruth Brown
(12:18) Don’t Let Go / Roy Hamilton

11/17(金)

(11:03) It’s Great to Be Here / The Jackson 5
(11:16) Working on a Building of Love / Chairmen of the Board