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ジュンコ校長、福島のものづくりを育てます

コシノジュンコ MASACA

福島県主催で「クリエイティブ・クラフト・アカデミー」というものが開講しました。初代校長に私が就任することになり、先日開講式に行ってきました。福島県内の伝統工芸や地場産業に携わる人々が、デザインやマーケティングを学んで、販売戦略強化や他地域との連携を図ることを目的とした講座で、受講は無料、今回は41人の受講生が集まりました。ものづくりの未来の人材を応援しよう、という趣旨で、デザインだけでなくマーケティングなど各分野の専門家が講義をするわけですから、ものすごく珍しいと思います。

受講者は全員、福島県出身の方々で、1人1人が勉強しようと意欲的で、とても前向き。福島をみていると、「支援される」よりも、「人が働く」ということが一番の元気の素だと思うんです。以前「福島プライド」というキャンペーンをやりましたが、そこに参加したメーカーさんたちは今、忙しくってしょうがないんですって。私の専門はデザインですが、デザインの力で考え方がガラッと変わる。いいものを作っても、販売力、つまりマーケティングを強くしていかないといけないと思います。

ものづくりの基本には、自分がいいと思うものを作る、というのもありますが、世界的な視点でみるとどうなのか? 両方の目、対極の目で見なきゃいけない、という話をしてきました。ちょっとチャンネルを変えることによって、見方がパッと明るくなるっていうのかしらね。今までたんたんと同じことをやっていたところへ、新しい空気を入れる。それが私の役目じゃないかなと思っています。