お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム
  • 音声あり

おすすめラジオクラウド 問わず語りの松之丞「笑点」

ラジオクラウド

こんにちは。文字起こし職人のみやーんです。僕が選んだラジオクラウドのおすすめコンテンツを紹介するコーナーの第12回目。
今回は『神田松之丞 問わず語りの松之丞』より「笑点」です。

講談師の神田松之丞さんが日々の様々なことに対して愚痴、ぼやきまくる10分間。今回はあの国民的人気番組『笑点』に出演した際の裏話で愚痴っていました(笑)。

まず、笑点の話に入る前にラジオ番組の名物、ラジオショッピングの裏話から。

神田松之丞:伊集院(光)さんのプロデューサーで有名な池田プロデューサーがいろいろと話をしてくれまして。うちのスタッフが池田さんに掛け合いましてね、「松之丞の番組、今後10分じゃなくてもっと広い枠でできませんかね?」って池田プロデューサーに聞いたら、「うーん……彼はラジオショッピングとかできないでしょう?」って言われたんだそうですけど。それを受けてうちのスタッフ、「そうですね」っつって。まあ尻尾を巻いて逃げて帰るという。粘らないという……(笑)。

どうやら、ボクシングに「左を制するものは世界を制する」という言葉があるように、「ショッピングを制するものはラジオを制する」という感じになっている模様(笑)。

神田松之丞:そのスタッフさんに聞いたら、これは結構深い言葉で。結局ラジオってショッピングがあっても商品が見えないじゃない。想像するだけじゃない。そうすると、結局パーソナリティーが……大沢悠里さんだったら悠里さんがお茶を飲んで「これは美味い!」と。みんな、その悠里さんを信じているから、「悠里さんが言うんだったら!」っつって買ってくれる。聞いたら、テレビショッピングと違ってラジオのショッピングって返品率がめちゃめちゃ低いらしいんですよ。

だからたとえば伊集院さんやジェーン・スーさんがショッピングをやっていると、やっぱり伊集院さんを信じている。ジェーン・スーさんを信じている。悠里さんを信じているっていうことで、パーソナリティーへの信頼がイコール、ショッピングへの信頼なのよ。だから、俺への信頼がないから……それが致命的なのよ。だから「ショッピングができない」っていうのは池田さんが軽口で言っているんじゃなくて、大きく見て「信頼がないんだ」と。「参っちゃったね、これ……」と思って。

「ラジオショッピングはテレビショッピングと比べて返品率が非常に低い」「パーソナリティーへの信頼がショッピングの商品への信頼につながっている」というのは、個人的に非常に面白かったです! ラジオって奥深い! そして、『笑点』の出演裏話へと話題は移っていきます。まずは『笑点』収録現場の雰囲気について。

神田松之丞:後楽園ホールで(収録を)やるんですよ。で、俺は後楽園ホールなんてボクシングとかプロレスでしか行ったことがないから、『笑点』の後楽園ホールでやるというイメージがなんかわかないんですけど……現場に当日入っていったら、やっぱり独特の空気感があって。『笑点』もある種、戦いというか。大喜利だから、そういうのがあって。楽屋とかもいわゆるおなじみの笑点メンバーがいるんだけど。(林家)木久扇師匠とか(三遊亭)圓楽師匠とか(三遊亭)好楽師匠、(三遊亭)小遊三師匠、(春風亭)昇太師匠、あと山田隆夫さんとか。(林家)たい平師匠もそうだ。綺羅星のごとく、楽屋にいるだけで緊張する。

俺、BSの『笑点』には出たことあるんですけど、BS『笑点』でえばっていたスタッフが普通の地上波の『笑点』だとしょんぼりしているから。あと、『笑点』のスタッフの数が全然違うのよ。超マジな空気なわけ。

続いて、松之丞さんが聞いた瞬間にゾクッとしたという、林家木久扇師匠から言われた一言について。

神田松之丞:みんな、木久扇師匠とかキャラでバカみたいな感じでやっているけどさ、やっぱり木久扇師匠とかも眼光が鋭いもんね。で、俺が演芸を6分、録り終わったら後に仕事があったんで。「大喜利、見れずに、お先に失礼します」みたいなことを1人1人の『笑点』メンバーに言うわけよ。そしたらみんな普通に「ああ、どうもね」「またね」なんていう感じですごいフレンドリーに接してくれるんだけど、木久扇師匠は、一応バカキャラじゃん? バカキャラの木久扇師匠なんだけど、この一言、深いなと思ったのが、「あ、売れてくださいねー」ってこう、言ったのよ。もちろん、優しいんだよ。

それって、木久扇師匠がずーっと番組が始まってから携わってきた『笑点』で、いまでも平均視聴率20数%取っているわけじゃない? 6分とはいえさ、ものすごい数の人が見ているわけじゃない? つまり、「お前にチャンスを与えたよ」という。別に木久扇師匠がキャスティングボードを握っているわけじゃないけども、「一生懸命俺が骨を埋めてきた番組で、あなたにチャンスをあげたよ。結果を出してくださいね。これからもあなた、がんばってくださいね。15年ぶりに講談師を出したということは深い意味があるんですよ」っていう言葉を全部凝縮したのが、「売れてくださいねー」っていう言葉だと思ったの。だからそれを聞いた時にゾクッと来るというかね。

あとは好楽師匠も俺に触れてくれて。好楽師匠が触れたのが、自分の友人の婆さんが力道山のプロレスを見に行った時に興奮したよね、みたいなどうでもいい話だったのよ。「ああ、これはどうでもいいわ」と思って(笑)。

木久扇師匠と好楽師匠の好対照っぷり、面白い! そして、エゴサーチをして発見した、現場観覧をしていた方のツイートを紹介しつつ、愚痴を炸裂させていきます。

神田松之丞:『笑点』に観覧に来てくれている人って、年配の方だと思われがちだと思うんですけど、若い人も来ているんですよ。で、若い人は普通にTwitterとかやっていますから、そこで感想とか書いてくれるのね。『笑点』って収録ですから、ゲストは来ないんですけど、先に昇太師匠がお客さんの席に入っていって「演芸のコーナーです。○○さん、どうぞ!」とかってやるのを、その人は出ないんだけど、早めに撮っておくみたいなのがあるんですよ。で、次回がサンドイッチマンさんとかアンジャッシュさんとか、超メジャーな人なんですよ。ですから、「売れっ子コント師です。サンドイッチマンさん、どうぞ!」「すごいコント師です。アンジャッシュさん、どうぞ!」みたいなのだけ撮るわけ。

で、いざ出てくるの、俺じゃん? その落差、すごいわけ。「ああ、サンドイッチマンの回がよかったな」っていう感じの空気がすごいわけ。で、どこかの姉ちゃんがさ、Twitterって本音を生み出すところなんだけど、「本音すぎるだろ!」って思ったのが……これ、そのまま原文を読みますよ。だから俺、その人に迷惑がかかるの、嫌なんで。あんまりみんなも検索してその人のことをやいのやいの言わないでほしいんですよ。その人は別に素直に言ったから、俺はその人に思うところはなくてね。「自然な感想、ありがとう」って思ったんだけど。

そのTwitterに観覧に来ていたおそらく若い子の感想。「えっ!? 次週はサンドイッチマンですって。その次はアンジャッシュ。ああ、サンドイッチマンとかアンジャッシュ、生で見たかったなー。誰だ、神木松之丞って?」って書いてあるの。いや、もうびっくりしてさ。名前もちゃんと言ってくれてない。「神木松之丞」だよ? 神木隆之介が混じっているわけ。雑だなと思って。信頼ないわーと思って(笑)。でもいつかね、この人が「神田松之丞を見てよかったよ」みたいなことを言ってくれることを、がんばってこっちもいかないとなって。

で、その人の次のツイートを見たら、「次回も応募しよーっと」って書いてあって。「ああ、今回は満足していない」って思って(笑)。きっちり芸でも評価されてない!っていうね。いいなと思いました。がんばろうって。

ということで、今回も無事でなく終わった松之丞さんのトークでした。こんな感じで毎回10分弱、サクッと聞けてクスッと笑える『神田松之丞 問わず語りの松之丞』。ぜひぜひラジオクラウドでチェックしてみてください。この『笑点』がオンエアーされた後の反響トークも面白いですよ!(笑)。

問わず語りの松之丞「笑点」

ラジオクラウドアプリ誕生!

ピックアップ