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放送中

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12月10日(日) 横浜で本物のオーロラを見よう!「写真×映像×科学で迫るオーロラ展」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。

柳沢 怜

TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲三菱みなとみらい技術館


横浜・三菱みなとみらい技術館で開催している特別展「写真×映像×科学で迫るオーロラ展」をご紹介しました。

▲三菱の施設ならではのMRJ

三菱重工が作った“最新の科学技術”がテーマの体験施設であるこちらは、本物のロケットエンジンが展示されていたり、開発中の国産ジェット機MRJの操縦体験が出来たり、大人も子供も楽しめる施設。

▲MRJ操縦体験中、着陸間近。難しい!

今日ご紹介した「写真×映像×科学で迫るオーロラ展」はその名の通り、写真や映像など3つの視点からオーロラの謎に迫っているのですが、目玉は人工オーロラ発生装置を使って、本物のオーロラを作るという展示。

▲一度は見てみたいオーロラ

担当の由佐奈緒子さんに案内していただきました。暗くないと見えないオーロラ。2階のイベントスクエアにある展示会場も黒い壁とカーテンで仕切られています。

▲カーテンの向こうが展示会場

会場に入ると迫力あるオーロラの写真や映像が並んでいます。カナダのイエローナイフを拠点に撮り続けた坂本昇久さんの作品です。イメージ通りのものから、珍しい赤いオーロラの写真も。真紅のオーロラは太陽活動の11年のサイクルの中でも、数回しか起こらないという稀なものだとか。

▲由佐さん(左)と館内のみどころの一部

今回の目玉展示、人工オーロラ発生装置も会場の真ん中にあります。装置という言葉のイメージから想像していたものより、ずっと小さくシンプルなものでした。高さ50㎝ほどのガラス瓶、その底にスイカ程の銅製の地球の模型が入っている形状。瓶の入口にはコードが繋がった電極(剣山)がついていて、そこから電気が出る仕組みになっています。

▲会場内。真ん中にはオーロラ発生装置

本当にこのシンプルな装置でオーロラが出来るんですか?思わず由佐さんに確認してしまいましたが「長年オーロラの研究をしている南繁行先生が作った日本に数台しかない貴重な装置です。スイッチを入れるだけで、すぐにオーロラが出来ます!」と、まるで家電のCMのようなお答え。

▲装置を開発した南繁行先生

南先生は時々「オーロラを点ける」と表現することもある程、この装置では簡単にオーロラが出来てしまうようです。

実際に装置のスイッチを入れてもらいました。ボンっとスイッチONの音がして、モーター音が聞こえ始めるのと同時に、瓶の中の地球の上に紫色の丸い雲のようなものが現れました。だんだんと丸が大きくなり、天使の輪のようになり光り続けています。サイリウムのような鮮やかな紫色がとってもキレイ。

▲オーロラ発生中!

ゆっくりと広がったり縮んだりを繰り返す光の環。オーロラはよく「揺れるカーテン」に例えられますが、目の前のオーロラがリング状なのは
なぜなんでしょうか?

▲窒素の量などによって色が変わるオーロラ

地上から見るオーロラはカーテン状ですが、宇宙から見るオーロラは輪になっているそうです。つまり人工オーロラ発生装置は、瓶の中に小さな宇宙を作っているという原理。宇宙と同じように真空ポンプで中の空気を薄くしてあり、本物の地球に磁力があるように、瓶の中の地球にも強力な磁石が仕込まれているんです。

▲解説講座は大人気

「オーロラがどういうものなのか、どうやって出来るのか」は実際に「オーロラ展」に行けばわかりやすく解説されています。16日には南繁行先生による講演が行われるほか、期間中は毎日2回「オーロラの不思議」という解説の時間もあります。

▲宇宙飛行士の資質テストなど体験展示が沢山あります

ミニサイズであるというだけで「本物のオーロラ」が見られる特別展。瓶の中の小さな宇宙は、まるでドラえもんの道具のようでワクワクしますよ。