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推理小説の父・エドガー・アラン・ポーが生まれた日

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

1月19日は、アメリカの小説家で詩人のエドガー・アラン・ポーの誕生日です。

ポーは、1809年、旅役者であった両親のもとに生まれました。学生時代は、成績は優秀。でも、ギャンブルにのめり込んで多額の借金を作った、と言いますから、決して、優等生ではなかったようですね。そんな彼ではありましたが、文筆ひとつで、身をたてることを決意。詩や短編小説を書くようになります。そのなかで、後の文学界に大きな影響をあたえたのが「モルグ街の殺人」という作品です。

物語の語り手は、パリに滞在している「私」。名前は書かれていません。この「私」が、すぐれた観察力と分析力をもった人物「デュパン」とある事件を解決してゆくという小説です。

事件現場は「モルグ街」のアパートメント。事件の手がかりとなる声を、多数の人間が聞いていますが、聞こえたことばはさまざま・・・。そこにはいったいどんな真実が隠されているのか。

この作品「モルグ街の殺人」は、推理小説の原点と言われていまして、これを書いたエドガー・アラン・ポーは、「推理小説の父」と言われています。

・すぐれた推理力を持つ探偵と、そのパートナーが難事件に挑む。
・有力な容疑者があらわれるが、犯人は別の人物。
・事件は密室で起こる。

など、いまも推理小説によく登場するセオリーやスタイルを、ポーはこのときからすでに書いていたのでした。ポーの影響を受けている作家は、日本にもたくさんいます。たとえば、詩人の萩原朔太郎や、作家の谷崎潤一郎は、作品の中から耽美な雰囲気や技法を学びとって、自分の作品に活かしています。そして、忘れてはいけないのが、江戸川乱歩。この名前は、言うまでもなく、エドガー・アラン・ポーにちなんだものです。

ポー自身は、40歳のときになくなっています。早すぎる死ですが、エドガー・アラン・ポーが確立させた推理小説というジャンルは、世界の作家に受け継がれ、世界の読者に愛されています。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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