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東京オリンピックの暑さ対策に「雪」を活用しよう!【気象予報士が提案】

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。今回は、「濃霧情報と雪の活用法」をお送りしました!

都内近郊、濃霧で電車の遅れ

18日の朝は、濃霧の影響で都内近郊の電車で遅れ・運休が相次ぎました。霧の予報はとても難しいんです。霧は湿った空気が冷やされた時に出るので、「冬の夜に雨がやんだら翌日朝は霧」の可能性があります。夜に雨がやんだら、翌朝は交通機関の乱れに念のためご注意ください!

雪で食べ物が美味しくなる!

先日、新潟で「雪」に関するシンポジウムに参加して講演をしてきたのですが、そこで「利雪=雪の利用方法」について専門家の方が色々と面白いお話をされていたんです。それを一部紹介しつつ、今日は「雪の活用法」を考えました。

皆さんは、「雪室(ゆきむろ)」をご存知でしょうか?雪蔵と言ったりもします。大量の雪を集めて残しておいて、それを天然の冷蔵庫がわりにすることです。古来からある方法で、雪に埋めて保存していた食品は美味しいと言われてきましたが、食品の成分の変化などを調べると、実際にそうなんだそうです。雪室内は温度0℃近く・湿度90%以上と一定で、乾燥や温度変化による食品への影響が少ないため、鮮度や美味しさが保たれます。電気の冷蔵庫は、中の温度が上がってきたら下げて、上がってきては下げるの繰り返し。その温度変化によって、味が落ちてしまう面があるそうです。

あと、野菜を雪室内に入れておくと、凍結を防ごうと糖分を出すので、甘くなる効果があります。そういった効果をウリに、雪室で保存した野菜やお米、お酒、コーヒーなどがブランド化されて販売されています。

夏の暑さ対策に「雪」

夏も雪の利用法はあります。春以降、シートをかぶせておいたり、地下に貯めておいたりすれば、夏になってもまだたくさんの雪が残ります。その雪を関東などでの夏場のイベントに持って来ることもあるそうなんですが、やはり涼しく遊べるので喜ばれるそうです。

シンポジウムで話題になったのが、これを暑さ対策に使うのはどうかということ。東京オリンピックの暑さ対策に使えないか!?という話も出ていました。そういえば、オリンピックの暑さ対策、最近あまり聞かなくなった気がします。競技場の周りとか競技の邪魔にならないところに雪を置けば、温度が下がり、選手はもちろん、お客さんの熱中症対策にもなりますよね。

オリンピック関係者の皆さん、こんな暑さ対策もぜひご検討ください!