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雪で交通混乱!相乗りタクシーの実証実験も延期で街の反応は?

森本毅郎 スタンバイ!

22日、都心で大雪が降っている中、交通機関はとても混雑していましたね。ターミナル駅のタクシー乗り場もすごい行列が出来ていました。1月23日(火)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で『延期された相乗りタクシーの実証実験』について取材報告しました。

★電車は入場規制でタクシーは大行列

昨日、取材で品川駅にいたんですが、帰宅ラッシュの夕方17時頃、並んでいた人たちにその様子を伺いました。

ちなみに、東京駅も雪が降り積もっていました。

●「この天候なので、仕事が早上がりになりました、たぶん他の会社も一緒だと思うんですけど。満員電車で入場規制かかっちゃっててやむを得ないんで、タクシーで帰った方が早いかと思うんで並んだら今この行列で、途方に暮れてるというか。」
●「京都から出張で帰ってきたんですけどすごい列で、階段にも降りれない。中は人で埋まってる感じでした。」
●「新潟から帰ってきたんですけど、乗車率、キャパを全然オーバーしてて、押しつぶされそうだった。子供たちはタクシーじゃなきゃ厳しいかと思って、並んでます。」

品川駅は、京急線に入場規制がかかって人が溢れ、JR山手線、京浜東北線などもホームに入れず、ものすごい行列でした。じゃあタクシーなら空いてるんじゃないかなと思ったんですが、皆さん考えることは同じようで、タクシー乗り場には昨日の夕方17時頃で100人以上が行列を作っていました。

★大雪で実証実験どころではない!

タクシーといえば、昨日から「相乗りタクシー」の実証実験が始まると番組でも触れていましたが、雪の影響で延期となりました。詳しいお話を、大和自動車交通株式会長の片根義博さんに聞きました

大和自動車交通株式会長 片根義博さん
雪になると一般の配車の方もずいぶんと注文が殺到してしまい、予約などの問い合わせがてんてこ舞いになっている状態。今回、初めて行う相乗り実証実験は事前の予約で承るので、そこで下手に注文を受けると雪が降った場合、5分で行ける場所も下手したら30分、1時間かかってしまう。そういった影響が出てしまうと、お客様にも迷惑かかってしまったり、決済が先に済んでいるのに車が行けないという事が懸念されますので、昨日のスタートは延期しました。

相乗りタクシーの実証実験は、大和自動車グループと日本交通グループそれぞれの配車アプリを使って、東京23区内と武蔵野市・三鷹市で同じ方向に行きたい赤の他人同士がマッチングし1人あたり運賃が2~4割安くなるというものです。

事前予約制で、運賃は事前に確定した料金がクレジットカードから引き落とされる仕組み。

大雪で予約時間までにお客さんを拾えなかったら問題なので昨日の初日は見送り、開始日は今日この後の状況を見て判断するということです。

公式相乗りタクシーのアプリは使えませんでした。

★悪天候時はぜひ相乗りを!

実証実験初日に大雪で出鼻をくじかれたようになっていまいましたが、一方で、今回の相乗りタクシーには国土交通省も関わっています。その担当者である齊藤永能さんはこんなことをおっしゃってました。

国土交通省 齊藤永能さん
確実に一人で利用するよりは安くタクシーが利用できると。例えば、すごい大雨とか台風が来てるような時に、ちょっと濡れたくないという方もいらっしゃると思います。その時にちょっと相乗りで会社の近くまで行こうとか、そういう利用シーンも十分考えられる。これぐらい大雪になるとどうなると分からないですけど、天候によっての選択肢が広がるんじゃないでしょうか。

昨日の相乗りタクシー延期は、タクシー会社と国土交通省が話し合って決めたことではありますが、国交省のプレスリリースの「想定される利用シーン」の欄には「タクシーが捕まりにくい雨の日にも」と書いてあります。雪は駄目なんでしょうか・・・。

★大雪の日こそ、相乗りタクシー希望

昨日、実際に品川駅前でタクシー待ちの行列に並んでいる人からはこんな声が出ていました。

●「部活の用事で行かなければいけない所があって、是非相乗りでこの列を減らしてほしいです。」
●「すごく良いと思う。海外、アジアとかインドは結構何人も相乗りしてるので。夜とか夜中は嫌かもしれないけど、日本だったら。日本ほど安全な国はないので。」

赤の他人とタクシーに乗るという抵抗感は皆さん無いのかな?と思ったのですが、それよりも、早く・安く帰りたいという気持ちの方が大きかったようです。

★大雪のタクシー運行はリスク大

ですので、昨日延期をしなくても良かったんじゃないかという声も多かったです。実際に、そのことについてタクシーの運転手さんたちにお話を聴くと、雪の日になぜ相乗りが難しいか、その事情が見えてきました。

●「今日、乗務員の方は雪ということで休んでいる乗務員多いんですよ。万が一雪降って、事故になるとその事故をした瞬間に営業終わってしまうので。
●「例えば事故でぶつけられたとすると、修理に一週間かかります、一週間商売にならない・・・だったらこんなところで変に1万円余計に稼いで事故に巻き添え食うなら完全に休んじゃって、明日仕事した方がいい。」
●「これ以上酷くなったら無理ですね、営業所に戻ります。」

確かにタクシーの台数はいつもよりも少なかったです。

タクシードライバーにとって雪の日は、稼ぎ時というよりリスクが高いようでした。

 

取材の時にスマホのアプリで配車をしたんですが、30分ほど経ってもタクシーがつかまらない状態でした。

 

雪の日にタクシーがつかまりにくい事情が分かった気がします。
中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!