お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム
  • 音声あり

ドラクエ婚をした加藤夏希。ドラクエ10で「姫プレイ」で守ってもらえてご満悦

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ


先週の「マイゲーム・マイライフ」の放送で、「姫プレイ」への憧れを熱弁していた加藤夏希さん。「姫プレイ」とは、ゲームのうまいプレイヤーの後ろで「○○ちゃんはかわいいからできなくても仕方ないよね」と守られることで、“お姫様扱い”されることを言います。「女優でモデルの加藤夏希さんが、ゲームの中でちやほやされることを求めていらっしゃる!(笑)」と宇多丸さんは爆笑していましたが、加藤さんの姫プレイへの憧れぶりは本物。今回は夫との馴れ初め話として、ドラクエ10内での姫プレイエピソードを披露していました。


加藤「ドラクエのゲーム内で仲良くなって、結婚したんですよ。ドラクエ婚」

宇多丸「きっかけそれですか!? ドラクエ10?」

加藤「10ですね。もともと知ってる人ではあったんですけど、ゲーム内で初めて喋って」

宇多丸「ゲーム内で共同作業をし」

加藤「鳥山明先生のデザインした、ウエディのあの姿に恋をして(※ウエディ:ドラクエ10内のキャラクターメイクで選べる種族の一つ。魚のような姿をしている)」

宇多丸「ははは(笑)。ゲームプレイの仕方にも惚れた?」


加藤「惚れましたね! 私は職業が僧侶だったので後衛で、夫は武闘家とかバトルマスターとかの前衛だったので、ああ……守ってもらってる……っていうヒロイン気分(笑)」

宇多丸「旦那さんにされた“姫プレイ”が一番心地よかったんですね」

加藤「しかも、結婚したら夫のキャラクターの見た目を好きなようにカスタマイズできるようになったので、より理想に近づいたんですよ」

宇多丸「……? 言ってること相当おかしい気がするけど、まあ、幸せなら何よりです(笑)」

夫に惚れたのか、夫の操作するドラクエ10のキャラクターに惚れたのか、途中からよくわからなくなりましたが、新婚旅行でもドラクエ10内の風景と重ねる加藤さん。

加藤「新婚旅行でハワイに行ったんですけど、初日から最終日までずっとドラクエ10の話をしていたんですよ」


宇多丸「ハワイの色々な景色を見るたびに」

加藤「私の職場がジュレットという場所で、裁縫をやっているんですけど、ジュレットって海辺の街なので、ほらーここ私の職場だよ! って」

実は、この放送後記を担当させていただいている私も、長年ドラクエ10のプレイヤーをやっているのですが、ファミコンやスーファミのドラクエシリーズに慣れ親しんだ身としては、広大すぎるドラクエ10(アストルティア)のマップを少々面倒くさがりながらプレイしておりました。ドラクエ10歴が5年になる今でもそれは変わらず、ちょっと移動するだけでも嫌がる始末。ドラクエ10は、ひとつの街の中すら広すぎて、街の西門から東門へ移動するだけでも数分かかるのです。
ちなみに、ドラクエ10には「ルーラ」という呪文が存在せず、移動には「ルーラできるポイント」から「ルーラできるポイント」へと飛ぶことのできる「ルーラストーン」というアイテムを使います。そういうわけで例えば、オルフェアの街の東から、オルフェアの街の西へ行きたいとき、私はルーラストーンを使います。とにかく歩きたくない。街の中すら、極力歩きたくないのです。だって、私はゲームのストーリーを楽しみたいのであって、街歩きをしたいわけじゃないんですもの! 極論を言えば、街を出て5歩の距離のところに魔王城があったって、私は別にそれでいい。

さて、加藤さんの言うところの「裁縫」とか「職場」というのは、ゲーム内でひとつだけ選べる「職人」のこと。武器鍛冶職人、ランプ錬金職人、裁縫職人、木工職人、調理職人、など様々な種類があり、「職場」と呼ばれる「ギルド」がどの街にあるのかは、職人ごとに異なります。私はその職人を選んだ理由すら、「移動が少なくて済む」が一番のポイントでした。職人の仕事内容とかはどうでもいい。オルフェアの街の西側にギルド(職場)がある調理職人なら、駅も近くて移動が最も便利だろう……と、私はギルド(職場)の利便性だけで就職先を選んだのです。加藤さんのやっている裁縫職人は、ジュレットの街の中が複雑すぎて移動に時間がかかるため、やめました。どうですか、この徹底したものぐさぶり。

ジュレットがハワイの風景に似ている、というのも、言われてみれば確かにそうなのですが、普段、目的地から目的地まで最短で移動することばかり考えていて、ジュレットの景色をゆっくり見て回っていたことが正直ありませんでした。効率ばかり考えてドラクエ10の世界を生きてきた自分が恥ずかしい限りです。

マイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

加藤「ゲームの終了が怖いです。ドラクエも10年計画らしいので、あと5年はドラクエの世界で生活できるんですけど、その後はどうなるんだろう……」

宇多丸「いつかはそのゲームはね、サービス終了に」

加藤「いつかはオンラインサービス終了になっちゃうんですよ。

宇多丸「そしたら、世界が丸ごと! 丸ごとなくなっちゃうんですよね」

加藤「私の10年間なんだったの! っていう」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

ピックアップ