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『マジで』を言い換えられますか?大人の語彙力を上げる方法

ジェーン・スー 生活は踊る

ゲストは番組初登場、国語講師の吉田裕子さんです。

【プロフィール】
1985年三重県の生まれ。東京大学教養学部を卒業後は学習塾や、私立高校などで講師の経験を積まれ、現在は大学受験グノーブルの教壇に立たれています。また、カルチャースクールや公民館で古典入門講座や文章・日本語の講座なども担当されています。著書には「大人の語彙力が使える順できちんと身につく本」「正しい日本語の使い方」などがあります。

最近の「大人の語彙力」について思うことは?

現代は、分かりやすさが求められる時代だな、と思うんです。ニュース記事でも「破綻」「冤罪」「建蔽率」などは、ひらがな交ぜ書きですし、本などでも言葉を噛み砕いて、開くことが良しとされています。私自身も本を書く中で、「読者の読みやすさのために」ということで、編集サイドから、ひらがなに直されたり、言葉遣いを易しく改められたりします。SNSなども含めれば、文字には多く触れている時代だとは思いますが、なかなかボキャブラリーが増えず、「ボキャ貧」「語彙力不足」の方が増えています。

日頃使ってしまいがちな言葉を一段階磨き上げる

【マジで】・・・本当に、真剣に、という意味の言葉。

▼言いかえると…「全くもって」「誠に」「心より」

 

【超】・・・使った瞬間に幼稚に聞こえるのでかための言いかえ表現を覚えましょう。
▼言いかえると…「実に」「並外れた」「はなはだ」

 

【とりあえず】・・・迅速に、ほかのことより最優先に、という意味だったが。
▼言いかえると…「さしあたり」「仮に」「暫定的に」

 

感情のニュアンスを細やかに表現する言葉

【笑う】・・・「微笑み」のように穏やかな笑顔を浮かべるものもあれば、
「高笑い」「一笑に付す」
▼ほかに言いかえると…「爆笑」「嘲笑」「破顔」

 

【︎よく考える】・・「具に考える」「吟味する」「思索にふける」。
(少し補足していただき)
⚫︎言いかえると…
「知恵を絞る」「熟慮」「鑑みる」「思いを致す」

おさらい

同じような意味の言葉に、どのような違いがあるのか、観察する習慣を持ちましょう。
分かっているかどうかの目安は、自分が実際に使う例文を作れるかどうか。
実感をもって理解することで、適切な言葉の使い分けができるよう目指したいものです。

 

「大人の語彙力が使える順できちんと身につく本」の続編として、例文とイラストで分かりやすく語彙力を高められる本を作りました。1月末発売の新刊「大人の言葉えらびが使える順でかんたんに身につく本」(かんき出版)です。ぜひお役立てください。