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宝塚の革命児、授業をサボるもモノレールで暴露 ~真矢ミキさん

コシノジュンコ MASACA

2018年2月25日(日)放送

ゲスト:真矢ミキさん(part 1)

真矢ミキさん
大阪府豊中市出身。1981年に宝塚歌劇団に入団。花組男役トップスターとして活躍します。1998年10月に退団後は女優として、TV・映画・バラエティなど幅広い分野で活躍しています。

JK:去年「ビビット」に出させていただいて。ありがとうございました!いやー、すごく楽しくてね~。

真矢:よくぞ出てくださいました! かなり楽しくて、みなさん目が覚めたようですよ(笑) サービス精神がすごいと思いました。楽しみながらいろんな案を出してくださるから、構成作家の方もタジタジで(^^)思いもつかない世界観でした。

JK:私、勝手にストーリー作っちゃうから。それで二人で浴衣を着て、「いまから渋谷に行くの」って。あれがビックリ!

真矢:そう、私も先生と同じ髪型にさせていただいて、先生の作った着物浴衣を着て。「大丈夫、目立たないところに行くから」って言って、渋谷ですからね!叫びましたもん、「目立ってますよーーーッ」って。横並びですもん、先生と。

出水:ジュンコさんの浴衣も目立ちますからね(^^;) それが二人の出会いですか?

真矢:本当にそうです。番組キャスターは3年目になりますかね。今年の3月で丸々3年やったことになります。

JK:毎日、何時に起きてるの?

真矢:でもね、私、すっごい支度が早いんですよ。起きてから全部コミで15分で出られる人なので。ただ、ちょっとシャワーを浴びたいので、4:40ぐらいに起きます。

出水:えっ、シャワーを浴びてから15分で? 早い~!

JK:私もそうよ。着るものを前の日に決めとけば、シャワーを浴びて、お化粧して、15分あればできる。1時間もあると、ヒマでヒマでどうしようか考えちゃう(笑)

出水:低血圧とは無縁のお二人ですね(^^) 真矢さん、前から早起きだったんですか?

真矢:全然! 私、「あさチャン」を見て寝てました(笑)

出水:ええっ‼ 超逆転!

JK:最初のほうにニュースだのなんだのあって、難しいじゃないですか。楽しいだけじゃないものね。毎日、何があるかわかんないものね。

真矢:本当に、いろんなことが毎日起こるんだなと思いますね。大学に行っていないので、大学に行っているような気分ですけれども。

JK:大学ですね。「ビビット大学」(^^)

出水:生放送でも多忙の中、去年、高校認定試験5科目を合格されてるんですよね。

真矢:そうですね、先生にお会いした前・・・あれはいつでしたっけ?7月?じゃあ、あの後です。8月1、2日と試験で。「ビビット」の夏休みを使って受験したので、あの前後はずっと塾漬け。

JK:それなのに、7月末に「Tao」を見に来てくれて。打ち上げまで出てくれて。

真矢:芸術は頭の肥やしと癒しなので! 柔軟にしてくれる栄養、ビタミン材なので!すばらしい世界観でした。ジュンコさんの作られた衣装がね! 現代的で、太鼓の世界の融合っていうのがすごい。近未来を感じました。

JK:私は先入観がキライなんです。太鼓ってこんなもんだっていう先入観がキライ。似てるかもしれない、決められたことをやるっていうのはイヤでしょう? やっぱり独創的なことをやりたいっていうか。ヒラメキますよね。ついつい意見を言っちゃうでしょ。言ったもん勝ちみたいな。

真矢:そんな、足元にも及ばないような創造力ですけれど。でも、やっぱりそうですね。気が付くと一人で遊んでたりとか。そういうのは多かったですね。

JK:でも、宝塚でも独創的。わりにアバンギャルド。

真矢:そうですね。最初に宝塚を見た時に、「苦手だな」って思っちゃったんです。転勤族でずっと男女共学だったから。女子高出の人はわりとすんなり入れて、憧れも膨らむのかもしれないけど、私はどこに焦点を合わせていいのかわからなくて。

出水:真矢さんは宝塚時代にいろんなことにチャレンジして、新しい風を吹き込んだので、「宝塚の革命児」と呼ばれていたそうですね。

JK:「異端児」というかね(笑)

真矢:先に言われてしまった! それを、時間が経つと革命家にしてくださるのが、人の優しさ。

JK:でもそこがチャーミングですよね。宝塚独特の雰囲気があるじゃないですか。とくに男役っていうと、一生男役をやっているというか。身についているせいか、浴衣着ても外股で歩くのよね(笑)

真矢:あれを治すのは無理です!形状記憶みたいなもので、それをふだんは治して歩いているっていう感じ。

JK:バレエの人も外股ですよね。

出水:私もバレエやってたので。取れないですよね(^^)

JK:でも、男役って感じがするよ。足の恰好が。

真矢:とくにお酒が入ると、だんだん足の組み方とか男っぽく変わっていくんですよ。宝塚の打ち上げなんかだと、時間を追うごとに男に帰っていく(笑) 女役の方は女性らしくなっていくし。私は20年間いたので、ほぼほぼ人生の半分弱。

JK:中学を卒業してすぐに? あれはいくつから入れるの?

真矢:そうです。15歳から高卒までで入学できます。

JK:養成所が「子供アテネ」?なんでアテネ?

真矢:なんでですかね~?調べたことないですけど。そこは日曜日だけなんですが、他にベッカーというのもあって、平日・月~金で通うというのもありました。

JK:じゃあ、日曜日はそこへ行くから、自分の時間は無くなっちゃう。

真矢:そうなんです。でも、今だから笑える話ですけど、両親には本当に申し訳ないですが、行ったフリをしてました。

JK:え?じゃサボッてたの?

真矢:本当に環境がいいというか悪いというか、私がいたころの宝塚歌劇団は、ファミリーランドっていう動物園はあるわ遊園地はあるわ、その中に校舎があるんですよ。そこで集中しろっていうほうが無理よって。園内で遊んでました。でも悪いことはできないもので、「宝塚音楽学校」はツタの絡まる三階建ての古い洋館なんですけど、そこの2階・3階をモノレールが走っているんですよ。それに乗っちゃって(笑) 大変でしたよ、ワタクシ!

JK:お教室から目が合っちゃって!

真矢:声楽の授業の時間に、モノレールが学校の周りを回るのを忘れていて(笑)
茶色の制服はけっこう目立つのでね。

出水:宝塚養成所って非常に厳しいって聞きますよね。礼儀作法も、調理関係も。何が一番印象に残ってますか?

真矢:そこはかなり教わった感じがしますね。そうだな~、掃除・・・それもよかったことのひとつですね。みなさんでいう大晦日の掃除を毎日やるんです。朝の6時から1時間15分ぐらいやるのかな?

出水:えー!

JK:徹底的に、学校中の掃除をするの?

真矢:いや、分担があるんです。あなたは声楽教室でグランドピアノ2台、とか。あなたは全部の窓16枚よ、とか。私は大変多いところにあたっちゃいまして、グランドピアノと普通のピアノと窓。5番教室の。忘れもしない。

出水:5番教室!

真矢:ちなみに、5番教室の前の廊下と階段は、黒木瞳さんの担当でした。
JK:修行でしたね。毎朝ですか?

真矢:毎朝です。6時ぐらいだったかな?

JK:寒いときもありますよね。拭くだけじゃなく徹底的に。で、最後はちゃんとできてるか検査されるんですか?

真矢:そうです、そうです。担当報告っていうのを一期上の担当の方に報告をするんですね。「ここは朽ちてましたのでこれを変えました」とか。その際に言葉遣いも教わるし。その方がいらっしゃらなかったらレポート提出といって、下から4行まで空けてそこに名前を書きなさい、とかね。私は中卒なので、そういう社会に出るまでのことを教えてもらう機会になったので。

JK:学校教育だからね。そこで基礎教育が整えられるんでしょうね。

真矢:あとはコミュニケーション能力。一人が間違えたら一番最初からね、というのがあったので。連帯責任、みたいなものもありましたし。

JK:歌とか、洋舞とか、いろんなことやりましたでしょ?

真矢:やりました。日舞、声楽、体操、ジャズ、タップ・・・もういっぱいありますよ。

JK:やっぱり、入った時から男役?

真矢:いえ、2年目に決めるんです。

JK:タップっていうと男役ですよね?

真矢:いえいえ、女役もやります。いつミュージカルが来てタップをやるかわからないから、みんなやります。

出水:男性役・女性役というのは、自分の希望ではないんですね?

真矢:いえ、最終的には自分で決めるんです。身長とか、性格もあるし。私はハッタリなので(笑) 出たとこ勝負みたいなところがあったので、わりと男役向き。女役志望だったのに、野太い声とそのハッタリで男役に変われって言われたんです。男役のわりには背があんまり高くない。166cmぐらい。

JK:ふつう男役だと170ぐらい?

真矢:いまだったら、170cm超えててもそんなに高く見えないです。高い子は180cmぐらいの子は多いですよ。

JK:モデルと一緒ね。当時は160cmでもモデルができたのに、今はそんな人いないから。ファッションモデルだったら178が平均。174だと、もう低いからダメ。でも、180を超えると逆に使ってもらえない。

真矢:わかります。舞台に出て、180ぐらいの子がヒールを履くと190ぐらいになるから。すごい存在感だな~と思います。

JK:衣裳のこともあるからね。

真矢:生地も使いますからね(笑)でもマントなんかきれいですよね、長身の子は。

出水:真矢さんは身長がそんなに高くない中、トップスターとして存在感を大きく見せるのにしていたことってあるんですか?

真矢:みなさんがどうやったら大きく見せるか、って習い事に行ってる時に、私はマント系は生地が短いからカッコよくないので、貴族系・ベルばらの世界ではなく、スーツもの・現代ものを勉強しようと思って、日常に出会う男性たちをずーっと観察してたんですよ。日常の男性のカッコよさを舞台に乗せたいなと思って。そういう意味で、革命とも異端児とも呼ばれたんですよね。

JK:でも自動的に、あなたはこの役、と言われるんじゃないですか?

真矢:言われるんですけど、自分がトップになっていくときは、自分の色に染まった宝塚公演にできる。私を中心に書き下ろすので、そうすると、真矢は何ができるのかっていうと、もっとコミカルな小回り聞くものとか、現代的な男の子がいいとか・・・それはやっぱり男女共学で来たからですね。

JK:ちゃんと自分の経験値が生かされましたね。

真矢:そうですね。温故知新で、古い方の伝統は絶対なくしてはいけない。ただ、宝塚って5組あるので、1組そういう人がいてもいいんじゃないかと(笑) 他は古典で素晴らしいものをやってますからね。選んでくれるような時代になってもいいいんじゃないかと思ったことはあります。

=OA楽曲=
M1. Bal Petit Bal / フランシス・レマルク

M2. Stop! In The Name Of Love / The Supremes