“聴くスポーツ新聞”「生島ヒロシのおはよう一直線」
(毎週月~金 朝5時30分〜6時30分)
ニュース、スポーツ、そして健康、シニアライフ、介護などをキーワードに、生島ヒロシがわかりやすく、元気に様々な情報をお伝えしています!
毎週金曜日の6時10分頃からは、「知って良かった!明日への備え」。知ると知らないのとでは大違い!ということで「リスクと上手く付き合う情報」を伝えるコーナーです。今朝のテーマは「万引き」
元フジテレビアナウンサーで弁護士の菊間千乃さんが解説!
菊間さんは、NPO法人「全国万引犯罪防止機構」の理事兼広報・政策委員長を務めています。「全国万引犯罪防止機構」の活動とは…
- 万引きの再犯率は、およそ50%と非常に高い。国選弁護などで窃盗犯の担当となれば、本人に反省を促す一方でなんとか罪が軽くなるように活動する。しかし、弁護により罪を軽くすることが、再犯に繋がっているのかもしれないとも感じていた。
- 万防機構は『万引きそのものをなくす』ことを目指している。犯罪そのものを減らしたい、という自分の弁護士としての信念と同じだと思った。
- 万防機構には小売業界の多くの店舗、協会のほか、警備会社なども加盟。地域の警察との連携も図りながら、万引きされない店作りや、転売防止対策の働きかけなどを行う。
また、万引きの現状についても解説していただきました。
- 高齢者の万引きが増えている。2012年に、万引きで捕まる人の割合が少年と高齢者で逆転。高齢男性の場合は、交友関係がなく、一人暮らしの方が多いというデータがある。ずっと家にいて会話をする相手もいなくて寂しかったから万引きしてしまった、ということ言う人もいる。
- 『成人女性』で見ると、ブランド物など高額な品を盗むという傾向がみられる。しかも近所ではなく、家からなるべく遠いところで盗むことが多い。さらに、防犯カメラや警備員が存在しない店舗を調べたうえで、犯行に及んでいるケースもある。
- ここ数年、認知件数、検挙件数は共に減少傾向にあるものの、被害額は推定で年間4615億円にも上る。1日あたりに換算すると、およそ12億円にもなる
- 万引き防止の新たな試みとして、防犯カメラがとらえた「万引き容疑者」の顔データをスーパーや書店などで共有する「顔認証システム」の導入がある。窃盗犯が顔認証付きカメラの前を通ると、事前登録情報を基に顔を識別、警備室の警報が鳴り、即座に現場と情報を共有するという仕組みになっている。ただ、こうしたシステムは、個人情報の問題と隣合わせ。注意が必要。
とのことでした。
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