お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ

男役なのに、私生活ではつくし女? ~真矢ミキさん

コシノジュンコ MASACA

2018年3月4日(日)放送

ゲスト:真矢ミキさん(part 2)

真矢ミキさん
大阪府豊中市出身。1981年に宝塚歌劇団に入団。花組男役トップスターとして活躍します。1998年10月に退団後は女優として、TV・映画・バラエティなど幅広い分野で活躍しています。

出水:子供のころはどんなお子さんだったんですか?

真矢:いやあ、もう内気で。みんな笑うんですけど(笑) 親戚のお正月の集まりとかがあっても、私と同い年ぐらいのいとことか10人ぐらいいるんですけど、ずっとこたつの中。「おかあさーん、ミキちゃんが動いた!」って言われるぐらい。

JK:えっ、ずっと動かないの?

真矢:静止画のように。本当カメみたいだったんです(笑) 岩化したカメみたいな。

出水:カメ?! 意外ですね。では当然人見知り?

真矢:人見知りですね。何をどうしたのか・・・いまや黙れっていうくらい人好きで(笑) もしかしたら、転勤族っていうのが私を貝にしたのかもしれない。

JK:いろんな人と出会っちゃうからね。何回ぐらいあちこち?

真矢:中学に上がるまで8か所ぐらい。

JK:うわー。ドキドキしますよね、違う学校に入っちゃうと。なじむまでに時間がかかる。

真矢:だから一番内気なグループに入る感じだったんですが・・・でも4~5回転勤を繰り返すと、だんだん次は自分を変えるキッカケだな、と。どうせ私のことを知らないなら、アクティブに明るくいこうとかいろいろ考えて。そこから変わっていったんだと思いますね。

JK:それが宝塚に反映している?

真矢:そうですね。ホップ・ステップ・ジャーンプッ!!っていう感じ(笑) 中学ぐらいから変わりました。私にとって子供時代というと、幼少の無口なころを思い出すんですけれど、中学の同窓会がこの間あったんですが、「ほら私、静かだったじゃない?」っていうと、みんな笑ってましたからね(笑)

JK:小さいころ、オランウータンみたいだって言われたんですって?

真矢:そうです。「一丁目か三丁目のオランウータン」って呼ばれてました。髪の毛が長く伸びなかったんです(T.T)。でも、その後がすごかったです、剛毛がブワーッと! 押し寄せるがごとく生えてきて。産毛で3歳まで言ったんです。それを言ったら、「うちの孫がそうなんです」って心配したおじいちゃんからお手紙をもらったので、「大丈夫ですよ」って(笑) 私なんか、毛が生えてきて母が喜んじゃって、七五三の七歳のときはお尻の下まで毛がありましたから!

出水:せっかくなので、真矢さんの“初恋”のお話をお伺いしたいんですが・・・

真矢:初恋?!覚えてるかな・・・私ね、恋すると心配性になっちゃうんです。おっきい、「ざっくり愛」なんですよ。バレンタインデーもちっちゃくて質のいいものをあげたらいいのに、ご贈答用なんかをあげちゃうんです(笑) ・・・わかります? 大好きなんだ、たくさん食べて―!みたいになっちゃって。

出水:あらららら! 何もらって帰って来たの、になっちゃいますね(^^;)

JK:めいっぱいなのね(笑)

真矢:昔あったでしょ、円柱型の直径20cmぐらいのプラスチックの中にチョコがばーっと詰まっている。ああいうのをあげちゃうんです。「学ランに入んねぇよ」って言われちゃいました(笑) 男の子って恥ずかしいから、胸ポケットにちょっと入れて小走りで走る感じでしょ?

出水:交換日記をしたくて、ベランダにノートを投げ込んだというエピソードも・・・

真矢:それも私なりの荒い手法。好きになったら見えなくなるから。好きになって、どうしても交換日記をしたくなって、でもその方に会えなくて。家の近所だったから、遠くから走り込んで、砲丸投げのような感じで・・・かなりの飛距離を出しましたよ! 青空をパラパラパラパラ~ッて(笑) ページがくちゃっと、ものすごい形で着地したのを覚えています。

JK:この番組のタイトルがMASACAなんですよ。

真矢:MASACAの出来事?・・・マサカだらけですよね! 一番のマサカは、なりたくないなーと思った職業が「宝塚」と「女優」だった(笑) それが1位かな。

出水:えー!そうなんですかー?

真矢:なんて生意気な意見だと思うけど、本当なんです。中学の時に「なりたいものは何?」ときかれたら、私「お嫁さん」って言ってたんです。それくらい、よくも悪くも自立してない感覚があった。私の幼いころ、小坂明子さんの「あなた」っていう歌があって・・・

JK:その歌詞で幸せになっちゃうのね。かわいいねぇ。

真矢:なっちゃったんです。「もしも私が家を建てたなら・・・」女性の美しさが集約されているような歌で、歌の中で「私の横には小さな犬とあなた~あなた~」って連呼するんです。幸せってそういうことだと思ってて。短大に行って結婚しようみたいなことを勝手に考えていました。

JK:歌の影響って大きいわね。そういう人生になってしまってたら・・・ならなくてよかったわね。

真矢:ならせてくれないですよ、人生って!

JK:やっぱり自分の使命っていうのがあるのかしら。

真矢:逆へ逆へと行きましたね。だからビックリして。アイドルとかはなりたいんです。華やかでカワイイ衣装を着て、みんなから声援を送られて。だけど、そのころの女優さんは雨ふらしの中すっごいビチャビチャに濡れて泣いてたんですよ。寒そう~!この仕事ヤダーっ!って(笑)まだトレンディドラマとかが出る前なので、耐え忍ぶっていう名作とか、社会性のあるものとか、今だったら心打たれますけど、子供のころはわからなかった。

出水:2008年には、小さいころの夢だった“お嫁さん”にもなってますよね(^^) バレエダンサーの西島和博さんとご結婚。

JK:夢はどんどん変化していくからね(笑)

真矢:変化しました! 形を変えました!宝塚に行ってすっかり忘れてましたけど。

JK:家にスタジオとかあるんですか?

真矢:ないんです~!すごい欲しいんです~!ジュンコさん、どうしたらいいんですか~!! 自分も欲しいなと思って。

JK:ビジョンが決まったじゃないですか! 「これから何がしたいの?」「スタジオが欲しい」って。そういうのから始まるから。

真矢:海外の、昔のサロンみたいに、芸術を求める若手の方たち、分野は関係なく、そういう人たちにスタジオを使ってくれたらいいなーと。

JK:自宅で公開スタジオみたい。面白いですね!自分のやりたいことを口にしたら、それは必ず実現するから。明日じゃないだけで。夢はもたないと損ですよ。

真矢:そうですよね!持たないかぎり、出来ないですよね。

JK:持った途端に、そこから始まるから。今日から。

真矢:カッコいい!すてき~!こないだもこういうフレーズをぼろぼろ落としてくださるの!ぜーんぶ書き留めて、1冊の本を私が出しちゃおうかなと思って(笑) 『ジュンコさんに教わったこと』っていうタイトルで。

JK:あ!それ決まりだ! うれしいな、私のビジョンになっちゃった。ちょっと印税くださいね(笑)

出水:「夢」という言葉が出ましたけど、真矢さんがこれからやってみたいことってありますか?

真矢:・やっぱり半世紀人生を生きてくると、おこがましいけど、人の為になる人間になりたいって思うから、大人がワクワクするものを作りたいですね。ジュンコさんを見てると、人生なんて一生かけても時間が足りないぐらいワクワクできるんだ!と思っちゃうんですよね。

JK:来るものは拒まず。私、絶対に受けるから。選り好みじゃなくてね。自分らしくやればいいんです。イヤイヤやるんじゃなく。きっとそのうち本当に好きになっちゃうし。この番組だって、こんな風になるとは思わないでやってるから。続けることはすごく意義があるし、継続は力になるからね。今は真矢さんのほうが朝「早く起きて毎日いいお勉強してますもの!

真矢:本当に、最初は役者の部分から離れて私どうなるの?と思って。うれしいけど、私の本職から離れていってんじゃん、と思って。ですが、3年近くやってくると急がば回れで、逆に自分の世界が俯瞰で見えてきたというか。自分のいる場所、いる位置、やるべきこと、足りないこと、何をするべきか・・・

JK:それはね、両手が同時に動いてるんじゃなくて、右手ばっかり動いて、片方はクールに客観的に見てるから。左手がいつか役に立つ。陰ながらだけどね。

真矢:うわ~、また素敵なお話!ほらね? また私の1ページができました(笑)

=OA楽曲=
M1. Bal Petit Bal / フランシス・レマルク

M2. Stop! In The Name Of Love / The Supremes