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ラグナロク育ちの最上もがさん「会話するならチャットのほうがいいと思っていた」

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

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■収録中も、早く『ラグナロクオンライン』の世界にログインしたい

先週に引き続き、「マイゲーム・マイライフ」のゲストは最上もがさんでした。今までに様々なゲストにお越しいただきましたが、番組の始めから終わりまで、一つのゲームについてしか語らなかったゲストは初めてかもしれません。もがさんにとって、『ラグナロクオンライン』は「好きなゲーム」を通り越して、生活の一部、いや、身体の一部のようでした。好きなゲームを熱く語るというよりも、『ラグナロクオンライン』がなければ生きていけない、切迫したものを感じました。

でんぱ組.incに入るまで、ずっと『ラグナロクオンライン』の中で生活していたもがさん。家庭の事情で働かなければならなくなった際に、でんぱ組.incに誘われたのだそう。

もが「別にアイドルになりたいっていうのもまったくなかったんですけど、とりあえず聞かれたのが『今、何してるの?』『ニートです』。で、『え、オタク?』って聞かれて。『えーと、オタクかわかりませんけど、ネットゲーム10年くらいやってます』みたいな話をしたら、『オタクじゃん!』って言われて。『じゃあ大歓迎だよ! うちにおいで』って言われて『いや、お断りします』って言ったんですよ」

宇多丸「おお…」

もが「アイドルなんて自分にはできないって思ってたんで」

宇多丸「まあそうですよね、でんぱ組.inc以降はもがさんみたいなスタイルもありになったけど、当時はもうちょっとニコニコして、みたいな」

もが「そうですね。ぼく結構、笑うのが苦手だし、コミュニケーションがうまく取れない部類だったので、会話するんだったらチャットのほうがいいと思ってたくらいですし」

宇多丸「一貫してますね」

もが「そう、で、それ言ったこともあります。インタビューで、喋れないから、文字で書いていいですか?って。ダメって言われたので、じゃあぼくインタビュー出ませんって言いました。でも、(でんぱ組.incに誘われたときは)スタンスは別に変えなくていいし、うちはアイドルって言ってるけどおもしろ集団だからそこにこだわってるわけじゃない。ニコニコ媚びろとも思わないから、好きにやってほしい、って。で、ぼく、歌と踊りも全然できなかったんですけど、そんなの練習すればどうにかなるよって言われて。でも、(実際にやってみると)『本当にどろにんぎょうみたいなダンスするね』、『本当に歌が下手くそだね』ってめっちゃ言われたんですよ! だから言ったじゃん! って思いながら、それでもとりあえずひたすら練習して。本当に生きるために何か稼がなきゃいけないから」

そんなもがさんは番組の後半、早く『ラグナロクオンライン』の世界にログインしたい、とボヤく場面もありました。

もが「早くラグナロクのゲームの中に入り込みたい……」

宇多丸「すみません! じゃ、じゃあ早く(収録を)終わらせないと!(笑)」

もが「あはははは」

宇多丸「もうそろそろね、終わりですのでね」

最後に宇多丸さんが投げかけた質問「これからのゲームに期待することは?」も『ラグナロクオンライン』でした。

宇多丸「最後にですね、これからのゲームの未来に期待することとか」

もが「あの、MMORPGのVRが出てほしいです」

宇多丸「要はもう、向こうの世界に」

もが「行っちゃう。だから、あの、そうしたらぼく、仕事辞めると思います。魂だけでも(ゲームの中に)行ってしまったほうがぼくは嬉しいです」

マイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

もが「(ギルドのマスターと)歳の話とかになって。いま何やってるの? とか。で、ぼく別に気にしてなかったんで、高校生でーす、みたいな。そしたら『……高校の頃からやっちゃダメ…!』って」

宇多丸「ははははは! まっとうな(笑)」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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