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放送中

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3月18日(日)イギリス発祥の紳士スポーツを体験「華麗なる佐野クリケットフェスティバル」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。食べるも嗅ぐもクサいモノが好き。どこでも踊ります。雨女が治ってきているかもしれない。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

きょうは、栃木県の佐野市運動公園から「華麗なる佐野クリケットフェスティバル」を紹介しました。クリケットは、イギリス発祥のスポーツで、今はオーストラリアやインドを中心とした南アジアで人気です。世界の競技人口は、サッカーに次いで世界2位!佐野市は、全国でもっともクリケット場が多く、日本代表選手が活動拠点にするなど、クリケットが盛んな街なんです。

きょうのイベントでは、日本代表選手に教えてもらえるクリケット体験に参加したり、南アジア 対 日本の試合が観られます。詳しいお話を、クリケット男子日本代表の宮地直実選手に伺いました。

▲クリケット男子日本代表の宮地直実選手と

クリケットのルールは、投手がボールを投げて、打者がバットで打つ、野球に似ていますが、大きく違うものがあるんです。1チーム11人対戦で、打者を中心に360度グラウンドなので、前だけでなく後ろにも打っていい!つまり、ファールがないんです。また、空振り三振もないのでアウトがなかなか出ず、試合時間がとにかく長い。どれだけ長いか宮地さんに伺ったところ…最低でも3時間、長いと5日かかることもあるんだそうです。

日を跨いで試合が繰り広げられる中で、クリケット選手が何より楽しみにしていることは、試合の途中に行われる敵チームとの1時間のティータイム!?晩餐会のような細長いテーブルに、選手をはじめ監督や審判も含め総勢50名ほどで向き合い、3段重ねの籠に乗ったスコーンやケーキなど、いわゆるアフタヌーンティをいただくといいます。休憩中のみならず試合中でも、相手チームへの罵倒や、審判への反論などは許されず、常に紳士な対応を求められるんだそうです。まさに、イギリス発祥の紳士のスポーツですね。

▲これも試合途中のティータイム…まさに晩餐会。

ちなみに、きょう行われた試合「南アジアⅪ VS ジャパンⅪ」では、エキシビションマッチということもあり、敵同士のティータイムはありませんでした。見たかった…!しかし、味方同士でもティータイムの名残で和やかなもぐもぐタイムが…

▲今日のティータイムはイベント会場のカレー

そして、クリケットは競技人口が世界2位で、世界のトップクラスの選手だと年収30億円を超える人もいるそうです。一方で、日本は競技人口が3500人ほどしかおらず、実業団がないため、日本代表選手もみんなサラリーマンか学生なんです。

宮地さんも、昼間は「日本クリケット協会」に勤められ、子供たちの育成や指導をしています。次世代の担い手を増やそうという試みの一環で、このイベントではクリケット日本代表選手から直々に教えてもらえるクリケット体験ができます。

▲日本代表ムニーブ選手からの投球を受け…!

バッターの体験では、巨大な羽子板のようなバットと、硬式野球と同じ硬さのボールを使います。宮地先生によると、「打ち方のコツは、野球打ちではなく、テニス打ち。バットを立てず寝かせて、すくうようにボールを打つ!」テニスの両手打ちのイメージとのことで、私もいざチャレンジ!放送では、奇跡的に命中!パコーンという気持ちいい音が癖になります。

▲バッティングのコツはテニスのように!

ただ、実際の試合では、野手はグローブは使用せず、硬球を素手でキャッチするんです!想像するだけで痛いですが、選手の皆さんは、特別手のひらが硬いわけでもなく、慣れた表情でノーバウンドのボールを取りに行きます。衝撃を吸収するようにボールを迎えにいけば痛くないようですが、チャレンジするのはやめておきました。

▲クリケットのバットとボール

体験コーナーでは、30m先の直径1mほどの的に打球を当てれば、イベントに出店しているカレー1杯無料券があたる!ということで、子供より大人たちが必死にチャレンジ!高校球児だったというお父さんが見事ゲットされていました。

▲的に当てたらもらえるカレー1杯無料券!お父さんお見事でした!

クリケットは、インドで人気ということで…「華麗なる佐野クリケットフェスティバル」では、インドやバングラディシュなどの本場カレーが大集結!そのほか、試合のハーフタイムショーでは、北インド宮廷舞踊やインド伝統楽器演奏が披露されました。イベント初開催を記念して作られたクリケットグッズは女性に人気でした。

▲南インド宮廷舞踊


▲クリケット公式グッズ。メモ帳と硬式ボールのキーホルダー。

そして今日は、イベント会場からほど近い渡良瀬川の河川敷で、日本代表強化選手団の選考会が行われていました。今日の放送で話題に上がった、プロ野球からクリケットへの転身を発表された“キムショー”こと木村昇吾選手も選考会へエントリー!木村選手が打ち鳴らすバッティングは、宮地さんがおっしゃっていた通り息を飲む迫力で、会場の視線が集まっていました。取材にも快く応じてくださり、国内の更なるクリケットの普及と、海外プロリーグ進出への熱い思いを語ってくださいました。

▲元プロ野球選手の木村昇吾選手

今後は、佐野市内に国際クリケット場が建設される予定もあるようなので、海外の強豪チームも国内で観られるようになるかもしれませんね。これからのクリケット界が楽しみでならないです。