お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム
  • 放送ログ

今だ現役 昭和の横浜を知る「キング」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

今日3月19日は、神奈川県が定めた「立庁記念日」。つまり「神奈川県庁」が発足した日となっています。江戸幕府の「神奈川奉行所」が明治維新で「横浜裁判所」となったのが、1868年(慶應4年)の3月19日。明治初期の裁判所は司法だけでなく行政としての機能も担っていたため、いわば「県庁ができた」と考えられるわけですね。

ちなみに、明治時代の廃藩置県では、江戸時代の「藩」を都道府県という単位に置き換えましたが、当初は3府302県もありました。その後、統廃合を繰り返し、現在の47都道府県になりましたが、その過程では「横浜県」や「小田原県」もあったそうです。シウマイが美味しそうな県名ですね。

さて、では「横浜のキング」とは何でしょう?サッカー・J2リーグのチーム、横浜FCのカズさん・三浦知良選手も「キング」の愛称ですが、残念ながら、カズさんではありません。現存する神奈川県庁の本庁舎の建物の愛称が「キング」です。

異国情緒、過去と未来が同居する横浜港には「横浜三塔」と呼ばれる「キング」と「ジャック」と「クイーン」が存在します。トランプの絵柄になぞらえたというこの呼び方は、横浜港に入る外国船の船員たちが目印にしたとされ、自然発生的に生まれました。

1928年(昭和3年)に竣工した「キング・神奈川県庁本庁舎」は、五重塔をイメージさせるスタイルで、昭和初期に流行した
和洋折衷の建築物の、はしりと言われています。1934年(昭和9年)に竣工した「クイーン・横浜税関本関庁舎」はイスラム寺院風のエキゾチックなドームが特徴です。1917年(大正6年に)竣工した「ジャック・横浜開港記念会館」は開港50周年を記念して建てられ、時計塔と八角型のドームが印象的です。どれも歴史を感じさせ、頑丈そうで、無骨な中に優しさがあるような気がします。

なによりすごいのは3つの建物すべてが現役であること、ジャックは、関東大震災で一部が倒壊し、復旧工事が行われましたが、3つすべてが戦争時の空襲にも耐え、現在も使用されています。現代では高層ビルが建てられ「横浜三塔」より高い建物も多くなった横浜。「大桟橋」や「赤レンガ倉庫」の近くには、キング・ジャック・クイーンを同時に仰ぎ見るスポットがあるそうです。100年前の横浜に思いを馳せてみるのもいいかもしれません。

番組ではみなさんからのお便りをお待ちしています。
Eメールの場合は、番組ホームページから。
お葉書の場合は、郵便番号107の8066 TBSラジオ
『檀れい 今日の1ページ』までお送りください。

お便りを採用させていただいた方には、クオカード3千円分と、CMでお馴染みの曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。