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おすすめラジオクラウド サンドウィッチマンのWe Love Rugby「ゲスト:山下真司」

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こんにちは。文字起こし職人のみやーんです。僕が選んだラジオクラウドのおすすめコンテンツを紹介するコーナーの第19回目。
今回は『サンドウィッチマンのWe Love Rugby』より「ゲスト:山下真司さん」です。

1984年から1985年にかけて放送された大ヒット学園ドラマ『スクール☆ウォーズ』で、荒廃した高校をラグビーによって立て直した熱血教師・滝沢賢治役を演じた山下真司さん。このドラマも1980年代の日本のラグビーブームのきっかけのひとつとなっていましたが、元ラガーマンのサンドイッチマンのお二人とともに、ドラマの裏話などをされていました。

まずは山下真司さんがラグビー未経験にもかかわらず、ラグビーの元日本代表という教師役をやったことで生じた苦労などを話しています。

山下真司:僕はバレーボールをやってまして。丸いボールしか見たことがなかったんで。あの楕円形のボールが来た時、どうしようかと思いましたよ。

伊達みきお:(ドラマのオープニングで)ジャパンのジャージを来て、プレースキックをしますよね?

山下真司:あれ、はじめて蹴ったんですよ。グラウンドに連れて行かれて、「このボール、蹴ってみろ」って言われて。「これ、どうやって蹴るんですか?」みたいな感じで。タックルもはじめて。でも、結構様になっていたでしょう? 自分でもびっくりしたよ。蹴ったことないし。10本蹴って2本しか入ってないですよ。

初主役だったため、ラグビー未経験であることも関係なく飛び込んだ山下真司さん。ドラマで印象的だったのは山下さんがとにかく涙を流しまくるところ。しかし、やはりそれも大変だったようです。

山下真司:(初の主役に)小躍りで喜んでいたんですけど、台本を読んだら実話に基づいていると。で、「賢治、泣く」「賢治、泣く」ってもう、涙をどうしようかと思って。

伊達みきお:「泣き虫先生」ですからね。

山下真司:それまではあんまりドラマで泣いたことなかったんで、苦労しました。だから悲しくて泣くのは普通、できるじゃないですか。でも、喜びながら泣くとかは難しいですよ。悔しさとかね。僕、あんまり人前で涙を流したことなかったんですけど。最初は大変でしたね。それで生徒たちにも「涙は絶対に目薬を使わせない」って宣言しちゃったんですよ。だから、「鳴くまで待とうホトトギス」じゃないんですけど、もう生徒たちが泣くまで待っていましたからね。だから、僕が涙を流さないわけにはいかないわけですよ。

伊達みきお:何度も泣くシーン、ありましたもんね。

山下真司:1日に何回もありました。だから後半の方は我慢をするのが大変でしたね。なんでもかんでも涙が出てきちゃうんで(笑)。もう、涙垂れ流しみたいな。だからやっぱり最初に役作りしちゃったもんだから、入っちゃって。本当にちょっとしたセリフでもグサッと胸に来て。「ああ、泣くってこういうことか」と。人間、泣きたくてなくわけじゃないじゃないですか。だから我慢をしているけど涙が出てくるっていうのが本当の涙で。もう半分から後半はそんな感じ。生徒たちもそんな感じで演技していましたから。

続いては、ドラマ『スクール☆ウォーズ』の名シーン「いまからお前たちを殴る!」の裏話。

山下真司:あそこはみんなが奮起するところ。ものすごい大切なシーンです。

伊達みきお:川浜高校が(109対0の大差で)負けて、ダラダラしている時にたしか言われるんですよね。僕らも地元・仙台で高校時代、2人ともラグビーをやっていて。101対0とかで負けるようなチームだったんです。本当に川浜高校みたいな弱小チームで。で、うちの高校は3年間、ずっと弱小で終わったんです。だから全く川浜高校とは違うんです。川浜高校は花園(全国大会)に行って優勝して終わるんですけど、うちの高校はずっと負けっぱなしで。いまは廃部っす。

山下真司:でもいま、芸能界で勝っているからいいじゃん。ナンバーワンでしょう?

伊達みきお:とんでもないです。何をおっしゃいますか。

富澤たけし:そう、言われてますけどね。

伊達みきお:言われてないよ!

山下真司:やっぱり、あれは僕も自分自身に言っているセリフなんですよ。いまだから明かしますけども。「悔しくないのか? 同じ高校生で、見た目も頭の中もそんなに変わらないじゃないか!」って。でも、芸能界もそういう世界じゃないですか。競争の世界で。そこで本当にお前、悔しくないのか?って。どうやって役作りをしようかって思った時、やっぱり自分のいままでの劇団から今日に至るまで、悔しい思いをいっぱいしてきているわけですよ。だから、こんなんじゃいけないだろ?って自分自身を叱っているんですよ、あれは。あの言葉「悔しくないのか?」っていうのは自分自身の弱さとか情けなさに怒っているんですよ。

伊達みきお:はー! だからあんなに入り込むんですね。

山下真司:入り込まなきゃいけないんだよ。あのシーンはものすごい大切なシーンで。だから、いろいろと考えてどうしたら?って。言っちゃ悪いけど、そんなに俳優さんたちのことを愛しているわけじゃないしね。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

山下真司:あいつらね、朝8時から撮影だったんですよ。で、「悔しくないのか!」って俺、もうガーッてテンションが上がるところで、「はい、休憩でーす」って昼飯に入ったんですよ。で、僕は頭の中にガーッて血が上っているし。そしたら森田とかが「メシ行こうぜー!」とかって、本当に負けたシーンと同じ感じだったんですよ。「おーい、行こうぜー!」って。「ちょっと待てよ、お前ら。こっから大切なシーンだぞ。俺はメシ食わないでここにいるから、お前たちも食うな!」っつったんですよ。そしたら、「大丈夫ですよ、先生。俺たち、メシ食ってもちゃんとやりますから!」って言ったの。もう、ドラマと一緒でしょう?

伊達みきお:本当ですよ。

山下真司:「こいつら、帰ってきて本当にできなかったらぶっ飛ばしてやろう」って思って。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

山下真司:1時間近く、お腹をグーグーいわせて。俺だってテンション高くしているから、お腹がもう空き空きなんですよ。で、帰ってきて。ガヤガヤガヤッて。「やろうぜー!」って感じで帰ってきたの。それで、「テスト!」っつったらまあまあ、いい感じで。「いい感じだな」って思って本番になったら宮田がすっごいいい芝居をしたんですよ。で、そんなのを見ながら、悔し涙で……(笑)。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

山下真司:「メシ食ってもこいつら、できるんだ……」みたいな(笑)。「クッソー!」っつって。本当に俺がいちばん悔しかったね!

伊達みきお:アハハハハハッ! うわっ、もう俺、あのシーン見れないわ……(笑)。

富澤たけし:いろんな感情が入り混じったシーンだったんですね。

あの感動的なシーンでこんな裏話があったとは……僕も次からあのシーン見たら笑ってしまいそうです(笑)。続いて、『スクール☆ウォーズ』の反響について。

伊達みきお:この『スクール☆ウォーズ』を見てラグビーを始めた人が、我々世代も含め、ものすごいたくさんいると思うんですけど、反響というのは、当時は?

山下真司:いや、いまでもだいたい空港で飛行機を降りて出るじゃないですか。そうすると、ガタイのいい男が近づいてくるんです。あと、新幹線とか、街を歩いてたりすると、だいたい「あっ、来たな」って思うと、「滝沢先生ですよね?」って。俺も「はい」「『スクール☆ウォーズ』、見てました」って。で、ジムに行くでしょう? ジムでベンチプレス、行くじゃないですか。すると、ガタイのいい男が来て、「山下さんですよね? 『スクール☆ウォーズ』、見てました」って、いまだに言われます。この間も隣に引っ越して来た人が挨拶に来て。「先生、僕を殴ってください!」って。

伊達・富澤:フハハハハハッ! わけがわからない(笑)。

山下真司:殴れないよ。わけがわからない(笑)。だから、飲み屋さんとかに行くと結構いらっしゃって。「あのシーンをやってください」みたいな。

伊達みきお:やらないですよね、そんなのは。

山下真司:やら……ちょっと、軽くはやりますけども。

伊達みきお:軽くやるんすか!(笑)。

山下真司:嫌いじゃないんで。「悔しくないのか!」って。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

意外とノリノリで付き合ってくれる山下真司さん、素敵! 僕も街で遭遇したら「先生! 悔しいです!」って声をかけてみたいと思います(笑)。続いては、番組の主題歌、麻倉未稀さんの『ヒーロー』について。

伊達みきお:そんだけ熱入れて作っていたら、そりゃあ30年以上たっても語り継がれますよね。

山下真司:あと、やっぱり『ヒーロー』っていう音楽がハマりましたよね。

伊達みきお:いま流れている。これ、『スクール☆ウォーズ』のテーマですよね。ずーっとこれ、使われるもんね。

山下真司:これが流れると、飲み屋さんで飲んでいてもシャキッとしますもんね。山下真司から滝沢賢治に変わる。あと、ジムなんか行っても、時々流されるんですよ。そうするとなんかもうね、ストレッチとかしてらんないですもんね。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

山下真司:急にベンチプレスをやらなきゃいけないみたいな、そういうパワーを与えてくれる曲なんですよね。

伊達みきお:そういう曲なんだよ。ラグビーやっている人間もこの曲を聞くと「うわっ!」ってなりますもんね。

ドラマ『スクール☆ウォーズ』きっかけでラグビーが好きになった山下真司さん。ワールドカップなど、実際の試合も観戦するほどのようですが、実際どのぐらいルールを理解しているのか? サンドイッチマンのお二人が突っ込みます。

伊達みきお:でも、それでラグビーを好きになられたということは、ルールもいまは結構お詳しい感じですか?

山下真司:そのへんはあまり、細かく聞かないでください。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

富澤たけし:(笑いすぎてむせ返って)……あぶねえ、ゲロ吐きそうになった。

山下真司:あれ、難しいんですよ。ラグビーのルールは。

伊達みきお:なかなか難しいです。まあ、ボールを前に落とす違反(ノックオン)とか、それは知っていますよね?

山下真司:それは知ってますよ、はい。

伊達みきお:スクラムは何人で組むとか、そういうのは?

山下真司:ええと……そうですね……。

伊達・富澤:フハハハハハッ!

富澤たけし:全然知らないじゃないですか!(笑)。

山下真司:俺の後ろには14人の選手がいますからね。

伊達みきお:……そうですね。

こんな感じで『スクール☆ウォーズ』の裏話やラグビーの魅力をのびのびと語ってらっしゃった山下真司さん。『スクール☆ウォーズ』ファンとしてはたまらないトークばかりでした。「なんでこんないい話をされる方なのに、講演会の話とか来ないんですかね?」という伊達さんの素朴な疑問と、「講演会、お願いします! 信じ、待ち、許す!」という山下さんの返しで思わず爆笑してしまいましたよ(笑)。山下真司さんも『スクール☆ウォーズ』もラグビーも最高! ぜひこのトーク、ラジオクラウドでチェックしてみてください。

サンドウィッチマンのWe Love Rugby「ゲスト:山下真司」

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