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カート・ヴォネガット、フィリップ・K・ディック・・・有名なSF作家の作品を数多く翻訳した浅倉久志

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

翻訳家・浅倉久志さんは、1930年の3月29日生まれ。そして、2010年の2月、79歳で亡くなっています。

浅倉さんは、カート・ヴォネガット、フィリップ・K・ディック、といった有名なSF作家の作品を数多く翻訳しています。SFに詳しくない方でも、「ブレードランナー」という映画はご存じかもしれません。昨年、続編が公開されてまた話題になりましたが、浅倉さんは、あの「ブレードランナー」の原作の翻訳も手がけています。原作は、ディックの小説、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」。火星から地球に逃亡してきたアンドロイドを、主人公の【賞金稼ぎ】が追う…というお話です。
アメリカで発表されたのは1968年。浅倉さんの翻訳による日本語版は、1969年に出版されました。それからもう59年近くも経っているわけですが、浅倉さんの翻訳は、現在の若い読者からも愛されています。

さて、数多くの小説を翻訳して、日本に海外小説のファンを増やした浅倉久志さんですが、最初から英語がすらすら読めたわけではないようです。浅倉さんは、かつて英語と格闘した若いころのことを、エッセイ集「ぼくがカンガルーに出会ったころ」のなかでお話しています。タイトルになっている「カンガルー」とは、アメリカのペーパーバック「ポケットブックス」のキャラクターをさしています。ペーパーバックというのは、安い紙に印刷されている本で、欧米では手軽に買える本として親しまれています。浅倉さんは、カンガルーのキャラクターがついたペーパーバックを辞書ナシでどんどん読んで、英語の小説に慣れていったといいます。

この方法は、そもそも英米文学者の中野好夫さんがすすめていたという方法。浅倉さんもそれを実践したのでした。小説ファンの若者を翻訳家にまでしたこの方法、英語を習得したいと思っている方は、ためしてみる価値があるかもしれませんよ。

番組ではみなさんからのお便りをお待ちしています。
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お便りを採用させていただいた方には、クオカード3千円分と、CMでお馴染みの曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。