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「ラバーズレゲエ紅白歌合戦!」

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる音楽コラム「ラバーズロック」特集

「ラバーズレゲエ紅白歌合戦!」特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180323112355

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
今週のテーマはこちら。「ラバーズレゲエ紅白歌合戦!」

【ジェーン・スー】
なぜこのタイミングでラバーズレゲエ?

【高橋芳朗】
説明しますね。いまわかりやすく「ラバーズレゲエ」と言いましたが、正式名称は「ラバーズロック」です。ラバーズロックはレゲエのいちジャンル。ジャマイカで生まれたレゲエに対して、ラバーズロックはロンドン発祥になります。だいたい1970年代半ばごろに誕生したと言われていますね。ロンドンはジャマイカからの移民が多くて、スカやレゲエといったジャマイカで生まれた音楽が独自の発展を遂げていった背景があるんですよ。

【ジェーン・スー】
なるほど。

【高橋芳朗】
ラバーズロックはその名前の通り、恋人同士で聴いたら確実にロマンチックなムードに浸れるような甘くメロウなサウンドが魅力になっています。おそらく、アメリカの70年代のソウルミュージックの影響が大きいんでしょう。日本でも非常に人気の高いジャンルで、その要素は日本のポップスにもたびたび取り入れられています。で、このたびそんな国産のラバーズレゲエ/ラバーズロックを集めたコンピレーションが3月14日にリリースされました。『Relaxin’ With Japanese Lovers Volume 6』。ものすごくファンの多いコンピレーションシリーズで。

【ジェーン・スー】
和物のラバーズロック?

【高橋芳朗】
うん、新旧織り交ぜて収録されています。今回はその『Relaxin’ With Japanese Lovers』最新作のリリースを記念して、洋邦のラバーズロック名曲を紅白歌合戦形式で紹介していきたいと思います。前半は海外アーティスト編、後半は日本人アーティスト編の二部構成でいってみましょう。

【ジェーン・スー】
よろしくお願いします。

【高橋芳朗】
まずは海外アーティスト編です。先行は紅組。ルイーザ・マークの「Six Sixth Street」です。1978年の作品。ルイーザ・マークはロンドン出身のシンガーで、ラバーズロックのパイオニアと言えるような存在ですね。

M1 Six Sixth Street / Louisa Mark

【高橋芳朗】
続いて白組はシュガー・マイノットの「Good Thing Going」。1981年の作品です。シュガー・マイノットは1960年代後半から第一線で活躍していたジャマイカの伝説的レゲエシンガー。この曲は当時イギリスのチャートで1位になっている大ヒット曲です。少年時代のマイケル・ジャクソンが歌っていた曲のカバーですね。

M2 Good Thing Going / Sugar Minott

【高橋芳朗】
後半は日本アーティスト編です。海外アーティスト編に合わせて1980年ごろの作品に絞って選曲してみました。こちらは白組から、まずは南佳孝さんの「Midnight Love Call」。1980年の作品です。これは南佳孝さんが1977年に石川セリさんに提供した曲のセルフカバー。石川セリさんのバージョンはボサノバ調でしたが、こちらはラバーズロック風のアレンジが施されています。バッキングのメンバーがものすごくて、順に紹介していくとキーボードが坂本龍一さん、ベースが細野晴臣さん、ドラムが高橋幸宏さん……。

【ジェーン・スー】
おおっ、YMOだ!

【高橋芳朗】
まさに。さらにギターとアレンジが当時YMOのサポートメンバーだった大村憲司さんという鉄壁の布陣になっています。この曲はもうあまりにスウィートでとろけちゃいますので覚悟して聴いてください。

M3 Midnight Love Call / 南佳孝

【ジェーン・スー】
女性言葉で歌う男性シンガーって素敵。

【高橋芳朗】
うんうん。井上陽水さんとかね。

【堀井美香】
桑名正博さんとかもいいですねー。

【ジェーン・スー】
なるほど、ちょっと悪い男に似合うんだな。

【高橋芳朗】
次は紅組、Yukiさんの「ジャマイカン・アフェアー」。1980年の作品です。YukiさんはもちろんJUDY AND MARYのYukiさんではなく、1970年放映のTBSドラマ『おくさまは18歳』でお馴染みの岡崎友紀さんでございます。

【堀井・スー】
へー!

【高橋芳朗】
岡崎さんが26歳の時に「Yuki」名義でリリースした作品ですね。作曲は加藤和彦さん、作詞は安井かずみさん。

【ジェーン・スー】
ああ、もう鉄板鉄板!

【高橋芳朗】
で、こちらも女優のテレサ野田さんが1979年にリリースした「トロピカル ラブ」のカバーになります。しかも、またまた坂本龍一さんが編曲に携わっているっていう。そのテレサ野田さん版もめちゃくちゃ素晴らしいんですけど、今回はあえて岡崎友紀さんのバージョンを。一般的な彼女のイメージを覆すような色っぽいボーカルに注目して聴いてください。

M4 ジャマイカン・アフェアー / Yuki

【ジェーン・スー】
今日はもうガラガラ閉店だね。

【高橋芳朗】
そうね、昼間からお酒飲みたくなっちゃう。

【ジェーン・スー】
このまま帰っちゃおう!

【堀井美香】
すっごく素敵な時間、芳朗さんありがとうございます!

【高橋芳朗】
ありがとうございます。そんなわけで、これから暖かくなる季節にラバーズロックはすごくフィットすると思います。興味を持たれた方は入門編として『Relaxin’ With Japanese Lovers』のシリーズをチェックしてみてください!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

3/19(月)

(11:03) Englishman In New York / Sting
(11:42) Goodbye Sunday /  Everything But The Girl
(12:14) The Right Thing / Simply Red
(12:24) Children Say / Level 42
(12:44) Fairy Tales / The Style Council

3/20(火)

(11:04) That’s What You Get (for Being Polite) / The Jacksons
(12:07) Rhythm Of Love / Marlena Shaw
(12:26) Gonna Love You More / George Benson
(12:50) What a Woman Really Means / Roberta Flack

3/21(水)

(11:04) Get It Up For Love ~恋は幻~ / Ned Doheny
(11:16) Alone Too Long / Daryl Hall & Joh Oates
(11:47) Nightingale / Carole King
(12:16) Keepin’ It To Myself / Average White Band
(12:51) Come Back Baby / Tower Of Power

3/22(木)

(11:02) Man Smart Woman Smarter / Carpenters
(12:17) Autobiography (Shine, Shine, Shine) / Phoebe Snow
(12:50) Isn’t It Always Love / Karla Bonoff

3/23(金)

(11:03) Funkin’ for Jamaica / Tom Browne
(11:15) Turn On The Action / Quincy Jones
(12:14) Groovin’ You / Harvey Mason
(12:50) You Bet Your Love / Herbie Hancock