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「3/30が39歳の誕生日、ノラ・ジョーンズのカバー名演集」

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる音楽コラム「ノラ・ジョーンズのカバー名演集」

「ノラ・ジョーンズのカバー名演集」http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180330112352

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
本日のテーマはこちらです。「今日が39歳の誕生日、ノラ・ジョーンズのカバー名演集」。ノラ・ジョーンズについてはもう説明不要でしょう。ニューヨーク出身のシンガーソングライター。2002年にデビューして、いきなりグラミー賞で主要4部門を含む8部門を受賞するセンセーショナルな登場を果たしました。以降、サイドプロジェクトでの活動や女優業なども行いながら現在まで6枚のアルバムを発表しています。日本でも特に人気の高い洋楽アーティストと言っていいでしょうね。

【ジェーン・スー】
そうですね。

【高橋芳朗】
ふだんあまり洋楽は聴かないんだけどノラ・ジョーンズのCDは一枚持ってる、みたいな方は結構多いんじゃないでしょうか。きっとムードミュージックや癒しの音楽として重宝されているんでしょうね。ただその一方、ジャズやカントリーやブルースを基盤にした音楽性から玄人筋の評価もめちゃくちゃ高いという。そのあたりがノラ・ジョーンズの魅力であり特性なのではないかと思います。

【ジェーン・スー】
はい。

【高橋芳朗】
そんなノラ・ジョーンズ、カバーソングがすごく多いのも特徴です。その渋い選曲がまたマニア心をくすぐったりするわけなんですけどね。というわけで、今日はノラ・ジョーンズの名カバーをジャンル別に3曲紹介したいと思います。注目してほしいのは、ロックにカントリーにジャズ、彼女はどんな曲を歌ってもノラ色に染め上げてしまうんですね。

【ジェーン・スー】
うん、たしかに。

【高橋芳朗】
声の支配力が圧倒的に高い。いろいろなジャンルの曲がノラ化されていくさまを楽しんでいただけたらと思います。

【ジェーン・スー】
よろしくお願いします!

【高橋芳朗】
まずはロック編。ロキシー・ミュージックの1982年のヒット曲「More Than This」のカバーです。これは2001年、まだデビュー前のノラ・ジョーンズがジャズギタリストのチャーリー・ハンターとのコラボで歌ったものになります。ボサノバ調のアレンジで完全にノラ・ジョーンズの曲になっています。

M1 More Than This / Charlie Hunter Quartet feat. Norah Jones

【高橋芳朗】
続いてはカントリー編として、ボブ・ディランが1967年にリリースしたカントリーソング「I’ll Be Your Baby Tonight」のカバーを聴いてもらいましょう。このカバーはデビュー当時の2002年の作品。ボブ・ディランの曲はカバーされることによってメロディーの美しさに気付かされることが多々ありますけど、これはそのわかりやすい例なんじゃないかと。

【ジェーン・スー】
ボブ・ディランはメロディーをちゃんと押えて歌うというより語りかけるように歌う人だからね。

【高橋芳朗】
うん。この朴訥としたカントリーソングもノラ・ジョーンズの手にかかると最高にロマンティックなラブバラードに変貌してしまいます。

M2 I’ll Be Your Baby Tonight / Norah Jones

【ジェーン・スー】
1曲目と2曲目、こんなに原曲が違うのに同じ曲みたいだもんね。

【高橋芳朗】
まさに。彼女が歌うともう「ノラ・ジョーンズ」というジャンルになってしまうようなところがありますよね。では最後はジャズ編としてジャズピアニストのホレス・シルバーの1970年の作品、アンディ・ベルというシンガーがボーカルをとっている「Peace」のカバーを紹介したいと思います。いままでの曲に比べるとなじみの薄い曲かもしれませんが、ノラ・ジョーンズのジャズサイドにスポットを当てる意味で選曲しました。ノラ・ジョーンズはデビュー前からこの曲を自分のレパートリーにしていて現在に至るまで何度か録音しているんですが、今日は2016年のニューヨークでのライブレコーディングを聴いてもらいたいと思います。さっきノラ・ジョーンズは声の支配力が圧倒的に高いという話をしましたけど、これは特に強力。歌が入ってきた途端に場の空気が変わります。

M3 Peace (Live) / Norah Jones

【ジェーン・スー】
なんか付き合ってもいない男と別れた気になりました。

【堀井美香】
これ、いまTBSラジオをつけた方はびっくりしてるでしょうね。

【高橋芳朗】
ある意味「おしゃれ放送事故」というか。

【ジェーン・スー】
「あれ? やだどうしよう……これどうしよう……恥ずかしい……」みたいなね。これは私たちなりの『ゆうゆうワイド』の継承、私たちなりの「お色気大賞」ということで。

【高橋芳朗】
フフフフフ。まさか「お色気大賞」を引き合いに出してノラ・ジョーンズを語るとは。

【ジェーン・スー】
ノラ・ジョーンズは私たちにとってのお色気大賞です!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

3/26(月)

(11:06) Takin’ It To The Streets / The Doobie Brothers
(11:43) Til You Take My Love / Harvey Mason
(12:18)  I Love Me feat. LunchMoney Lewis  / Meghan Trainor  (ジェーン・スー選曲)
(12:49) Anything You Want / John Valenti

3/27(火)

(11:04) I Wish / Stevie Wonder
(11:17) So You Wanna Stay Down / The Isley Brothers
(12:19) If I Didn’t Mean You Well / Bill Withers

3/28(水)

(11:04) There’s a Kind of Hush 〜見つめあう恋〜 / Herman’s Hermits
(11:16) Toy / The Casuals
(12:18) Hitchin’ a Ride〜夜明けのヒッチ・ハイク〜 / Vanity Fare

3/29(木)

(11:02) It Had to Be You / Bobby Darin
(12:18) Close Your Eyes / Tony Bennett

3/30(金)

(11:02) Work To Do / Average White Band
(12:15) Yearnin’ Learnin’ / Earth Wind & Fire
(12:25) Let’s Get Started / Commodores
(12:49) Come Go With Me / Pockets