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横田基地がある福生市民に聞きました。オスプレイ配備、地元の思いとは?

森本毅郎 スタンバイ!

オスプレイの横田基地への配備前倒しが突然、発表され、4月5日、横田基地に到着しました。一年半以上の前倒し。突然すぎて、なぜ??と思ってしまいます。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」、金曜日恒例のサラリーマンの声・番外編。4月6日(金)は、レポーターの近堂かおりが、『横田基地がある福生市民に聞いてきました。オスプレイの配備について地元の思いとは?』をテーマに街でお話を聞きました。

金曜日恒例サラリーマンの声! 『横田基地がある福生市民に聞いてきました。オスプレイの配備について地元の思いとは?』

★落ちるイメージがあるから怖い

●「結構、落ちるというイメージがあるので、ちょっとコワイなと思いました。色んなことが心配ですが、やっぱり落ちたりしたらイヤだなって思う。」
●「ビックリしましたね。急なんで。沖縄であんなことがあったからね、落ちることを考えちゃいますよね。」
●「アメリカ本土でさえ危険で飛ばせないというようなオスプレイを、こんな横田で飛ばすなんて心配です。なんでそんなのを何兆円もかけて日本に入れるかっていうのは信じられない。」
●「色々とオスプレイは今まで事故があるじゃないですか、それが一番心配、身近に来たのかというのが心境ですよね。」
●「今日だとは思わなかった。オスプレイってどうなんですか?すごい音?音そのものは大体想像がつく。沖縄の方がいかに気の毒かってこと。事故が多いじゃないですか、このごろ。今度それが来るっていうんだから他人事じゃなくなってきたわけ。」

オスプレイをめぐる事故が相次いでいましたから、やはり、皆さん、落ちたらどうしよう・・・と思いますよね。それが、横田基地に来て、他人事じゃなくなった。横田基地の周辺は住宅街が多かったですから不安です。もし近くで何かあったら・・・と思いますよね。

★いままでに聞いたこともない音

そして、こんなの声もありました。

●「もうあの音を聞くと普通の飛行機の爆音とはちょっと違うもんね。今日も飛んでましたけど。不気味ですね。大きいというか、要するに空軍機じゃないですか、それが一番先に恐怖感がきますよね。」
●「うるさいですよ、やっぱり。音が違いますもんね。だからすぐわかる。あぁオスプレイだって。聞きましたよ。飛行機の音とはまた違って、ヘリコプターの音とはまた違うしね。音が大きいよね。ガッというのかね、ガッガッていう音ね。だから家の中にいてもすぐわかるよね、音で。」
●「今日見れなかったけど音だけはすごい音してるなって思った。部屋の中にいたからね、ただ普段と違う音がしてたから、あ、そうかなって思って外に出たけど見れなかった。やっぱりちょっと違った。バリバリバリというような音かな。ちょっとそんなに今まで聞いたことないからさ、聞いたことないような音だからちょっと気になっただけ。何だろうと思ってね、最初は。」

昨日、オスプレイが飛んでいる音を実際に耳にした方々。皆さん、口ぐちに音が違う!と。横田基地の周辺に住んでいる、いわば、飛行機やヘリコプターの音には、馴染みがある方々をしてすごい音、というのですから、よほどの音なんですね。それこそ、落ちてくるの?!って思ってしまいそうです。

★生まれも育ちも福生なので

オスプレイにつきまとう負のイメージは増すばかり。地元の反発がすごいのかと思っていましたが、こういう声も聞こえてきました。

●「私は生まれも育ちも福生なんですけど、うん、ちょっと怖い気はしますけども、何となく、子供の頃からですから、沖縄の事とか考えると申し訳ないですけど、なんか普通なのかなって。何だろう?当たり前?もうずっと密着して暮らしているんで、あんまり・・・。怖い思いはありますけど、普通なのかなって、今までと変わらない。ちょっと事故とかがあったら怖いですけど、そんなにはビックリするほどにはどうしようというのはない。案外、そんな感じで横田と密着感があるから、世の中が騒ぐほどは。心配ですよ、心配ですけども、どうしようっていう反対運動もあんまりやらないですしね、住民の方はね。もう本当に横田があって自分たちがいる、みたいな感じの感覚です。本当にもう生まれも育ちも福生、横田の近くなんで。」

これも、基地の周辺に住む人々の率直な声のひとつなのでしょう。この方のお父さんが横田基地の中で働いていた関係もあり、非常に身近なものなのでしょう。また、生まれも育ちも福生なので、騒音についても気にならない、と話していらっしゃいました。それが普通なのだと。長年、地元に住んでいる人には独特の感覚があるのかもしれません。

★反対しても無駄でしょ。諦めの心境。

また、一方で、こういう声も少なからずありました。

●「これからどこへ飛んでいくのか分からないけど、たまに飛び出すんでしょうね。だから落ちなければいいなって思ってさ。落ちないで飛んで行ってくれればね、しょうがないかなって思って。諦めるしかないですよね。もうここまで来ちゃったんじゃね。そういう諦めみたいのがあるからね。」
●「ここ横田は今まで過去に大きな事故はないじゃないですか。だけど、周りから見るとヘリコプターの部品が落ちたとか、ああいうのが結構あるから、そういうのが身近にきたのかなと。昨日はデモかなんかやったっていう話を聞いてますけど、やっぱりもう反対しても無理かなって言うのは住民にはありますよね。昨日?私は行きませんよ、行ったとしても無駄な抵抗かなって思いが先にくる。それを無理やり押し付けるって感じだから、それは今までを見ててもそうじゃないですか。日本はまだアメリカに対しては受け腰ですから強く言えない。」

諦めの心境・・・。もちろん、賛成!と言ってるわけではありません。不安もあるし、心配もある。だけど、しょうがないよね、言っても無駄だよな、という心境。何を言っても自分たちの意思は通じない、という絶望感が根底にあると思うと、みなさんのお話は非常に重く、身近に大きな問題が来たのだな、と実感しました。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。