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声はある朝突然に~ MISIAさん

コシノジュンコ MASACA

2018年4月15日(日)放送

ゲスト:MISIAさん(part 2)
長崎県生まれ。子供のころから合唱団などで歌い、1998年にシングル「包み込むように」でデビュー。以来、実力派ジャパニーズR&Bシンガーとして活躍しています。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)名誉大使。TICAD V(第5回アフリカ開発会議)名誉大使に任命。

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出水:MISIAさんは小さいころ、どんな女の子だったんですか?

MIS:とにかく歌が大好きで、幼稚園・保育園のころから先生に「じゃあミーちゃん、時間があるから」と言われてマジックを渡されて、マイク替わりにLIVE! その時はチェッカーズを歌ってました(^^)

出水:ええー! 早熟ですね~

JK:かわいいわね~。やっぱり動きも? マイクみたいなのをもつと体が動くのかしら。

MIS:あんまり小さい頃は話が得意ということはなかったんですが、歌うとみんなが盛り上がってくれるので、よく歌ってましたね。

JK:学校では合唱団に入ったんですって?

MIS:地元の合唱団があって、長崎の。そういうのを見て、これを習いたいと思ってすぐさま入れて!って。

JK:何歳のころ?

MIS:9歳のころ。そしたら「お、親と一緒に来てください」って言われて(^^)

出水:一人で行ったんですね?!

JK:その時から声は変わらないんでしょ? 5オクターブでるくらい?

MIS:いえ、そのころは全然。

JK:あれって訓練なんですか?

MIS:女の子にも変声期というのがあって、その時にちょっと声が出づらくなって。その時「無理に出さないでおいたほうがいいよ」って母に言われて、ガマンしてガマンして、ある日出してみたら、すごい高いところまで出た、っていう感じです。

JK:じゃあ、それまで溜めてた?(笑)

MIS:溜めて溜めて(笑)

出水:変声期ころは、出しづらい音は出しちゃいけないってことなんですか?

MIS:あんまり無理をして、変なクセがつかないほうがいいってこと。だいたいみなさん本格的にトレーニングをするのは、変声期が終わった16歳ごろからですね。

JK:すっごい人っているじゃないですか。オペラ歌手とか。じゃあ皆さん、大人になってからなんですかね?

MIS:10代後半から20代にかけて女性も体つきが出来上がっていくので、体の鳴りもそこで決まっていく。体も使いますので。

JK:歌って全身を使いますものね。喉だけじゃないものね。だけど、それにしてもすっごいところまで出るじゃないですか! 本当に、この華奢な身体からどうして、っていうくらい。

MIS:いえいえ。私けっこう大きい人に思われているみたいです。

出水:MISIAさん、本当に申し訳ない! 私、今日スタジオに入ってくるときに、びっくりしました!

MIS:これでもヒール履いてるんですよ(笑)170ぐらいあると思っている人がいるみたいで、みんなズベッて滑っちゃうみたいです。

出水:それぐらい豊かな声、体全体を鳴らしているので、大きなイメージがあるんでしょうね。

JK:オペラ歌手は体が大きければ大きいほどっていうけど。男の人はバリトンとかね。

MIS:ああ、低い声が出ますものね。でも、小鳥も小さいですけど、よく響きますからね(笑)歌手の人はカナリアの喉に手を当てて、声の出し方を勉強するなんて言いますけど・・・ジュンコ先生も自然からインスピレーションを受けたりするんですか?

JK:それが私、自然にはあまり縁がなくて。ただね、自然ってやっぱり先生だなと思うのよね。何を見ても、人が作れない・人が敵わないものがいっぱいあると思って。いつかね、山奥に住んでいる人に会ったんですよ。山の中って静かだと思うでしょ?でも山ってうるっさいんですよ、賑やかなんですよっていうんです。

MIS:アフリカの朝がそうです。アフリカって夜が、東京じゃありえないくらい真っ暗になるんです。星だけがブワーッて! 東京でクラブに行って、埃がブラックライトに反応して白く見えるみたいな(笑)量がぶわーっとあるんですけど、動物の鳴き声が一瞬静まると、本当にシーン・・・と静寂の瞬間があるんです。夜明け前が一番静かで、そしたら太陽ともに遠くから音がするんです。ザワザワザワ・・・と。

出水:それは草の音なんですか?

MIS:多分、光に反応して動物が起きるんだと思うんですよね。それで鳥が鳴き始めたり、草木が揺れたりする音が遠くからザワザワザワザワ・・・

JK:自然っていつも生きてるから、ものすごくダイナミックですよね。考え付かない。人間は作られたものに慣れてるけど、作られたものじゃないからね。

MIS:すごいです。とくにケニアは自然公園と街が隣り合っているので、飛行機を降りたらキリンがいたりする(笑)私も何度か遭遇してるんですけど。ナイロビ国立公園に行くと、やっぱりいろんな動物がいるんだけど、街が見えるからすごい不思議。この場所は動物が生きてた場所なんだなぁと思います。

出水:1998年に「包み込むように」でデビュー。今年で20周年を迎えますね。おめでとうございます!

MIS:ありがとうございます。

出水:20周年ツアー「The Super Tour of Misia:Girls Just Wanna Have A Fun」が、4月27日・28日の2日間。横浜アリーナで行われます。タイトルに込めた意味は何ですか?

JK:ポスターもカワイイ。これは若い時の写真ですか?

MIS:はい、約20年前、私が二十歳の時に取った写真で、その時は使ってなかったんですが、MISIAとして二十歳になった!ということで20年前の写真を。すっごい厚底で(笑)

JK:それがいいじゃない。真っ赤に白い靴。日本代表で(笑)

出水:20年ってどうなんでしょう、長いようで・・・ご自身としてはあっという間?

MIS:時間の流れというよりも、出会いのつながりをすごく感じます。デビュー当時は、R&Bだったりソウルだったり、そういう音楽をやっている同じ世代の人が少なかった。これからデビューしたいと思っている子は多かったけれど、LIVEをやるときに演奏してくれるバンドメンバーだったり、ミュージシャンは年上の先輩に教えていただくってことが多かったです。

JK:だってMISIAって突然出てきたって感じだったものね。そういうタイプが過去にいないから。

MIS:先輩方にはいらっしゃったんですが、同世代には少なかった時期だったので、そういう意味では20年間で出会ってきたものにつながるんですけど、たくさんいろんなミュージシャンに出会えたんですね。それでやっとここ最近、同じ世代のミュージシャンとも出会えて来て。

JK:例えば?

MIS:一緒にソウルジャズ・セッションを作ったアルバムがあるんですけど、アレンジしてくれたのがトランぺッターの黒田卓也さん。ほぼ私と同世代のNY在住の方なんですが、彼は私より2つ下ぐらいかな、30代後半で、日本人で初めてUSブルーノートと契約してデビューした男の子なんです。彼のブレーンと一緒にアルバムを作って、彼にも今回のツアーには参加してもらって、それからこれまで一緒にやってきたバンドメンバーと、20年間の中で出会ってきたシンガーの子たちにコーラスもやっていただいて・・・

JK:じゃあ、一気にこの20年間がよみがえる?

MIS:そうなんです。20年間で出会ってきたミュージシャンと音楽をやるっていう形。

JK:すごい量ですね(笑)

出水:ファンの方たちにとっては、これまでの楽曲が「出るかな?出るかな?」
っていう楽しみもありますよね。

JK:20年前はこうだったとか・・・思い出しますよね。ひとつの大きな人間ストーリー。

MIS:でもたぶん、20年前の曲もいまのテイストを織り交ぜながらできるかなと思っています。ぜひ遊びにいらっしゃってください!

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JK:MISIAにとってのMASACAっていうと、どんなことを思い出しますか? 良かったり悪かったり、何でもいいから。

MIS:やっぱり思い出すのは、20年前にジュンコ先生と出会って、その10年後にまた再開してステージをやって、それからずっとお付き合いをさせていただいているっていう。

JK:そしてまた10年後に、ここでこうしてしゃべっている!

MIS:そう! マサカの出会いから、マサカのラジオに出ているっていう(笑)

出水:この先目指していること、挑戦してみたいことはありますか?

MIS:今回のツアータイトルは、ずっと20年間プロデュースしてもらっているプロデューサーが、「この先もあなたが楽しんで音楽をしてほしい」という願いを込めてつけてくれたんです。私自身、いろんなミュージシャンやファンの人や仲間と、そして出会えた女性の先輩たち、ジュンコさんのようなエネルギッシュな方々からエネルギーをもらって、楽しんで音楽をやっていきたいですね。

JK:これからが始まりでしょ?

MIS:ジュンコさんみたいにキューバにも行ってみたいですし!南アメリカ大陸入ったことがないし。

JK:南米ってね、ラテン系ですごく陽気で、音楽さえあれば生きていけるっていう気楽さが好き。理屈じゃなくて。

出水:MISIAさんがそういった現地の音楽と触れ合って、どういう化学反応があるのかなって、私たちも楽しみです。

JK:フィーリングがアフリカの自然な動きから来てるでしょ?それがサルサとかになっているわけだから。

MISIA:それを日本人として、アジア人として消化してやりたいですね。向こうに行けば行くほど、日本の素晴らしいところも気づいてしまう。ぜひ教えてください!

=OA楽曲=
M1. Believe / MISIA
M2. 君のそばにいるよ / MISIA