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若者の車離れが言われる一方、脚光浴びる「名車」

森本毅郎 スタンバイ!

「若者の車離れ」とよく言われていますが、先週、日本自動車工業会が発表した調査によると、現在車を持っていない10代から20代の社会人のうち、車を買いたくないと答えたのは54%、半数以上でした。

4月17日(火)「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)「現場にアタック」で、レポーター真野淑實(まの よしみ)が『若者の車離れが進む一方、脚光浴びる「名車」』をテーマに取材報告しました。

まずは若者の車への関心はどれほどなのか。 渋谷で聞いてきました。

「持ってないです。都会なので電車があれば十分」
「税金も高いし、いらないかなと。でも燃費の良いプリウスに乗ってみたい。」
「あんまり欲しいとは思わない。カーシェアリングはよく使う。費用が全然掛からず学生でも車を自分のように使えるから良いです」
「レンタカーは使用します。維持費がかからないのが良い。でもアウディは憧れます。形が恰好良い。」
「東京ではなく富山なので、車が無いと生きていけない。屋根の開く車に憧れがあって、現行で買える車はロードスター。憧れはフェラーリとかポルシェとか。外車が好きですね」

都会なら電車で十分ですとか、車の維持費や駐車場代がかかるからレンタルやシェアで十分といった車離れを実感する声が聞かれましたが、一方で、高級車に乗れるなら乗ってみたいという車へのニーズを感じさせる声もしっかりありました。

こうしたニーズに反応してか、今、若者でも気軽に高級車に乗れるサービスが増えています。

★高級車に特化したカーレンタル

千葉県松戸市で「カーレンタル東京」を運営するで有限会社ナウコーポレーション代表取締役社長、平間大輔さんのお話です。

平間大輔さん

他でないような珍しい車とか、往年の名車を気軽にレンタルできるようなサービスをしています。スカイライン、昔の車だとR32GT―R、R34GT―R、現行のR35GT―R、AE86トレノ。価格安いレンタカーは沢山あるんで、わざわざこの車に乗りたいという方をターゲットにしています。若い方で何人かでシェアしてすごくキラキラした目で帰ってくる、皆さん喜んで頂いてますね

高級車専用のカーレンタルとのこと。例えば、GT-Rの2017年モデルR35は、日産のディーラーでもなかなか試乗できないということで一番人気の車なんです。4時間のレンタルで2万2千円と、レンタカーとしてはかなりお高いのですがこの車に乗ってみたいという目的で、20代からシニアまで、全国から東松戸にお客さんが来るそうです。

★高級車レンタカー、外国人観光客が3~4割!

一方で、平間さんによると最近はこんなお客さんもふえているんだとか。再び「有限会社ナウコーポレーション」。代表取締役社長・平間大輔さんに詳しいお話を聞きました。

平間大輔さん
今伸びているのが訪日外国人。インバウンドの方がすごく多い。3~4割が外国人。台湾・香港・オーストラリア・アメリカ・ヨーロッパが多い。フェイスブックがインスタの口コミで広まって、6割ぐらいはSNSで来て頂いています。

実際に取材した日もスペイン人の25歳男性が来ていました。ネットの検索でカーレンタル東京を知り、なんとお母様からの誕生日プレゼントで、R35を運転するためだけに日本に来たそうです!ギアチェンジが試せてよかったと言っていました。同様のサービスは全国的にも増えていて、例えば箱根ではツアー形式で高級車のドライブができるサービスがあり、そちらも外国人観光客の人気が高いようです。

★クラシックカーがEVで復活!

名車・高級車について、さらに新たなサービスも登場してきています。横浜にあるカレント自動車株式会社・代表取締役社長・江頭大介さんのお話です。

江頭大介さん
いわゆるクラシックカーや旧車を現代に蘇らせる。古くて動かなくなった車とかを電気自動車のシステムを組み入れてまた復活させる。フィアットの初期の500やモーリストラベラー、オースチンヒーレー。おじいちゃんが乗っていた車とか、お店の看板の車を復活させてまたお店をやるという依頼も受けてます。

「ポルシェ911」を電気自動車化したものです

見た目はそのままにエンジンの部分を電気自動車仕様にしたり、今の道路事情に合わせて、スピードやブレーキの性能を向上させるといった改良を行います。

給油口は充電ソケットに変身!

また電気自動車にするにあたって部品も新しくすることで、パーツが手に入らず物理的に直せないということも無くなります。

実は私の父の愛車47年式ハコスカも部品がなかなか手に入らず手放してしまいました…。

最近はBMWなど大手でも旧車を電気自動車として新たに発売するといった動きが出てきています。そんな中カレント自動車の江頭さん、この新たな取り組みに対する思いをこう話しています。

★電気自動車化で、クラシックカーを後世に残したい

江頭大介さん
私が事業を始めた2012年は「何やってるの?」と言われてました。ここ1~2年は「良い事やってるね」と言われています。幼少の頃、長野県で黒煙を吐きながら坂を上っていくのを、車好きだっただけに改善したいという思いがありました。クラシックカーを環境に良い物にしていきたい。デザインとか長く乗れる文化も根付くような形で現代に合うような形で今の技術を投入し、EVとして発展させていきたいと思ってます。

この電気自動車化の取り組みが進めば、クラシックカーは格好良く、かつ環境にも優しい車、とイメージが大きく変わるかもしれません。

真野淑實

真野淑實が「現場にアタック」でリポートしました!