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おすすめラジオクラウド アフター6ジャンクション「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー公開直前解説」

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こんにちは。文字起こし職人のみやーんです。僕が選んだラジオクラウドのおすすめコンテンツを紹介するコーナーの第21回目。
今回は『アフター6ジャンクション』より「光岡三ツ子 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー公開直前解説」です。

全世界が注目する映画『アベンジャーズ』シリーズの待望の最新作『インフィニティ・ウォー』。その公開日(4月27日)が迫る中、アメコミライターの光岡三ツ子さんが『アフター6ジャンクション』に緊急登板。宇多丸さんをして、「僕のアメコミ映画評でも、アメコミの基本的な情報なんかは本当に光岡さんの100%受け売りです。光岡さんの原稿を読んで勉強しているだけです」と言わしめる光岡さん。「アメコミ映画や『アベンジャーズ』シリーズは全くの初心者」という宇内梨沙さんにもわかりやすく、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の見どころなどを紹介していました。

まずは、初心者向けにマーベル映画(マーベル・シネマティック・ユニバース)の基本的なところを光岡さんが解説していきます。

光岡三ツ子:スパイダーマンとかアイアンマンとか、そういう最強のスーパーヒーローがそろったマーベルのチームがアベンジャーズ。これ、メンバーは入れ替わったりするんですけど、基本的にはアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー。この3人がトップ3。映画の世界においてはこの3人を中心にして、宇宙からどんな強力な敵が出てきても張り合える力を持ったスーパーヒーローチームっていう。

宇多丸:それぞれ単独で『アイアンマン』とか『キャプテン・アメリカ』の映画があったり。普通だったら別個の映画としてあるものがまさか全員集合して……だから『アベンジャーズ』1作目で全員揃って実写でやった時に「こんなことができるのか!」っていう驚きがありましたよね。

光岡三ツ子:「マーベル」というのはアメリカのスーパーヒーローコミックを出している出版社で、「DC」と「マーベル」という二大出版社のうちのひとつなんです。で、このマーベルが持っている映画製作会社マーベル・スタジオが製作する映画シリーズをマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)と言っているんです。いろいろなヒーローが同じ世界観に存在していて、2008年の『アイアンマン』公開からこの10年間に18作品が作られています。

宇多丸:今回の『インフィニティ・ウォー』を入れて19作。今回のも間違いなく記録的メガヒットになるでしょうし、全てがヒットして、なおかつ結構全てが一定レベル以上。ものすごいのもいいし、「全然ダメ」みたいなのがないんだよね。基本クオリティーが高いのよ。これがすごい。

光岡三ツ子:基本的な構造は正義の味方が悪を倒すというようなものなんですが、それぞれのヒーローがすごく個性的な性質を持っていて。1人1人が違っていて、人間的ないろいろとダメなところ、弱いところもあって。その中で、己に打ち克って悪を倒すというのがドラマの中心なんですね。これが非常にバラエティー豊かなドラマで。どれを見てもすごく自分に引き寄せて見れて、共感しながら見れるという作品なんですね。

宇多丸:同じマーベルヒーロー物でも、映画のジャンルは作品によって結構別々だったりする。『スパイダーマン』は青春物、ティーンエージャー物だし、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』だと本格ポリティカル・サスペンス。結構ハードな政治的メッセージが入っていたり。かと思うと『アントマン』みたいにものすごい軽いコメディータッチのものもあれば、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のように最高のスペース・オペラもありますしね。

続いて、このマーベル・シネマティック・ユニバースの大成功がエンターテイメント業界に与えた巨大な影響について、光岡さんと宇多丸さんが話していきます。

光岡三ツ子:「ユニバース」というそれぞれの作品を作っていって、それをひとつにまとめたものを作って、そこからまた物語が分岐していくという壮大な世界観を、みんな観客は追いたくなる。なので、ビジネス的にもすごく巨大になるわけで、他のスタジオも「うちもこれをやりたい!」ってなるわけなんです。それで「うちもやろう! やろう!」っていう感じで始めようっていう話は結構あったんですけど、まだマーベルほど大きく成功しているというのはなかなか難しいかなと……。

宇多丸:もうひとつのコミック会社、DCがちょっと持ち直しつつあって。『ジャスティス・リーグ』とか。あとは『モンスターバース』。ゴジラ、キングコングとかをやろうとしたり。あとは『ダーク・ユニバース』。この間、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』っていうのがありましたけども。あと、M・ナイト・シャマランの『俺ユニバース』。これはちょっと詳しくは言いませんけども、いろんなものが……(笑)。

そんなエンターテイメント業界そのものにも多大な影響を与えているマーベル・シネマティック・ユニバース。その最新作、『インフィニティ・ウォー』はではどのような作品になるのか? 光岡さんの解説が続きます。

光岡三ツ子:18作品全てのシリーズに登場したヒーローが20人から30人。もうほぼ全員登場する。そして、サノスというマーベルコミックでも屈指の悪役に立ち向かうというすごく壮大なストーリーなんです。なにしろ10年かけて組み立ててきた世界観ということで、いままでの18作品で伏線がちょいちょいあったんです。「インフィニティ・ストーン」というキーアイテムがストーリーとは関係ない部分で出てくるんですけども。このインフィニティ・ストーンは6個あるんですが、それが全部集まった時、宇宙を揺るがす大きな異変が起こるという。それをサノスという邪悪な悪役が手にしてしまう。それにヒーローが総出で立ち向かうというものすごい大きな話です。

宇多丸:サノスは強さがケタ違いの人なんで。サノスをやっちゃったらもう後はないぐらいの。だって、最強になったら一吹きで、指ピンで宇宙を消せちゃうみたいな。

光岡三ツ子:今回のサノスの目的は「宇宙の全人口の半分を消し去る」という。

宇内梨沙:なんで!?

光岡三ツ子:なんでか?っていうのは映画を見ないと誰もわからないんですが、単に悪い人というより、サノスには自分なりの倫理観とか美学とか哲学があるんです。っていう、すごい深みのあるキャラで、そういう意味でもすごく大きいキャラクターなんですけども。それに対抗してヒーローたちが死闘を繰り広げるという物語になっていますね。

最後に、初心者が『インフィニティ・ウォー』を見る前に予習として最低限見ておくべき作品を紹介しています。

光岡三ツ子:ファンミーティングで流された20分ほどのフッテージ映像、本編から抜き出した映像を見せてもらったんですが、それがものすごい怒涛の勢いでダーッと物語が続いていって。それを見た私の感想としては「過去作は見なくても、この勢いで見れるのではないか?」みたいな。ものすごいスピードですごい大きい物語が進んでいくので。

これまで見ていた人もちょっといま何が起こっているのかわからないまま、どんどんどんどん引きずられていくような勢いを感じたんですね。なので、もしいままでひとつも見たことがない、1、2作しか見たことがない人でも結構見れちゃうんじゃないか?っていう風に感覚としては思ったんですけども。

宇多丸:そこでまず圧倒されて、たとえば気に入ったキャラクターを見つけたらそこから遡るとか、そういうのもいいかもしれないですね。今回、おそらくキャプテン・アメリカなんか、いろんなことになるんでしょうねえ。

光岡三ツ子:プロデューサーもインタビューで「全然見ていない人でも一応わかるように作っているんだ」っていう風におっしゃっているので、私もいけるんじゃないかな?って。それでも予習をする時間のある方には……まあ全作品見ていただきたいですけども。まあ、一作目の『アベンジャーズ』。そして『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。この2本はなにしろ面白い。息もつかせず、見始めたら最後まで見ちゃう。そして話も途中から途中ですけども、「MCUってこんなもんなんだ」っていうのが1本でわかる作りになっていますので。そしてこの2本を見ていれば『インフィニティ・ウォー』の主要登場がだいたい押さえられるみたいなのもありますので。

こんな感じで展開していく『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開直前解説、聞いているだけで映画に対する期待感がどんどん高まりますね! 公開されたらぜひ、宇多丸さんにムービーウォッチメンで詳しく解説してほしい! ぜひぜひ、ラジオクラウド音源でお楽しみください!

アフター6ジャンクション「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー公開直前解説」

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