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  • コラム

貨物線は鉄道の資源

乗りものニュース1155

近年JR各社では、貨物線を活用した新線の開業や臨時列車を多数運行しています。関東地区では今や大動脈になっている、「湘南新宿ライン」も貨物線を活用した運転系統のひとつです。大宮~田端間は東北本線の貨物線、田端~大崎間は山手貨物線、大崎~大船間は横須賀線を走りますが、横須賀線自体が品川~大船間では貨物線の活用となっています。また、2019年度下期の開業が予定されている相鉄・JR直通線も貨物線が活用されます。関西地区では関空特急「はるか」が貨物線を経由して関西空港と新大阪・京都方面を結び、2008年には城東貨物線の一部旅客化によって、おおさか東線が誕生しました。

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おおさか東線は2019年に放出~新大阪間も旅客化予定。上の写真は旅客化工事が始まる前の同線淀川橋梁(通称赤川鉄橋)。鉄道と歩行者が同じ橋を通行する珍しい橋であったが、2013年に複線化工事のために歩道は閉鎖された(2004.1.31撮影)

南武線を走ったリゾート踊り子

以前、JR南武線を「リゾート踊り子」の臨時列車が走ったことがありました。立川から伊豆急行線伊豆急下田まで向かう列車ですが、そのルートは尻手から八丁畷を経由して浜川崎で折り返すというものでした。

「浜川崎ではホームではなく、普段は貨物列車が止まっている線路に入ってから折り返します。そして一度通り過ぎた八丁畷を再び通り、貨物用の連絡線から東海道線に合流します。」(南田裕介/ホリプロマネージャー)

貨物線を活用することで、通勤や観光の利便性が向上するのはもちろん、臨時列車では普段見られない景色を楽しむことができます。南田さんは「貨物線は鉄道の資源」と語っています。

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JR九州・折尾駅構内の鹿児島本線と筑豊本線をつなぐ短絡線。ここを通る列車の運転系統は「福北ゆたか線」と称する。短絡線上にもホームが設置されているが、改札口(鷹見口改札)は独立している。駅周辺の高架工事が完成すると鷹見口は廃止される。(2017.5.4撮影)

全線完乗、貨物線はどこまで?

貨物線を使用した旅客営業列車の運転は色々なところで行われていますが、定期列車として終日運転されているものから、繁忙期に設定される臨時列車、さらに旅行商品として販売されるツアー列車のみで走る場合など様々です。鉄道路線全線完乗を達成した「乗りものニュース」恵知仁編集長は、完乗の対象に貨物線を加えたのでしょうか?

「定期的に走っている路線は乗ることにしました。例えば、早朝に茅ヶ崎まで行って朝の湘南ライナー(横浜を経由せず、貨物駅の横浜羽沢を経由)に乗ったりと。」(恵編集長)

貨物線とは違いますが、三角線(デルタ線)や短絡線のルールも貨物線同様に悩みどころです。福岡・折尾の短絡線や香川・宇多津の三角線など、恵さんはもちろん貨物線と同様のルールで完乗されています。

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阪急電鉄西宮北口駅構内の短絡線。神戸線と今津(北)線を結ぶもので、定期列車では平日朝の宝塚発(今津線経由)梅田行き準急のみで乗車することができるが、西宮北口にホームは無い。(2003.9.9撮影)

「名鉄の枇杷島は??」(南田)

名古屋鉄道(名鉄)名古屋本線の東枇杷島~西枇杷島間に犬山線への三角線が存在しますが、西枇杷島方面からのルートには営業列車は走行していないので対象外です(笑)

西枇杷島といえば、東海道新幹線からも見える名物駅。ホームが狭く列車が入線する直前まで改札内に入ることができない、特殊な駅です。2面あるホームには屋根もベンチもなく、駅名標がポツンと立つのみ。東海道新幹線に乗車の際は、名古屋を新大阪方面に出発してすぐに進行方向右側の車窓に注目してみてください。“かわいらしい”ホームを見ることができます。


南田裕介さんを交えて、貨物線や機関車保存、豪華寝台列車の話題など、番組スピンオフは、ラジオクラウドでお聴きいただけます。スマートフォン(Android・iPhone)はアプリをダウンロードしてください。※パソコンはブラウザ聴取可能


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