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加速する「新品離れ」

森本毅郎 スタンバイ!

最近、新品ではなく、あえて中古を買う方が増えているモノがあります。そのモノとは・・・5月3日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、加速する「新品離れ」について、取材報告しました。

この連休は、みなさん旅行や買い物を楽しんでいる方も多いと思います。きょうは、そんなみなさんの買い物事情について、若い人の買い物の仕方がちょっと変わってきているんです。どういうことなのか、調査をしたメルカリの志和あかねさんのお話です。

★若者の新品離れ

メルカリ 志和あかねさん
全国のフリマアプリ利用者500名と、非利用者500名を対象に消費行動に関する意識調査を実施して、結果として、実は、商品を購入する際に「新品であることが重要」と回答した人は、あわせて3割以下だった。特に、20代の半数以上が「服」とか「コスメ」とか中古品を購入することに抵抗を感じないという若者の新品離れが結果として出たのが面白かったと思います。

これまでも、本とか、洋服の古着を買うイメージはわきましたが・・・最近出てきたのが、「コスメ=化粧品」の新品離れ・・・一体、どういうことなのか、具体的に街の女性に実態調査しました。まずは、この調査結果が共感できた、街の女性のみなさんの声です。

★コスメの新品離れ あたりまえ派!

●「チークはぎりぎりあり。 どれくらい中古? 残り8割とかならセーフ。「お試し」くらいの感じで買うなら、新しいのを買うより安く手に入って、ダメだったら捨てればいいかなっていう
●「MACのアイライナー買いました。中古でした。気にならないです。普通に高級ブランドの化粧品だと高くて、なかなか手がだせないので、メルカリで安くすませることが多いです
●「新品よりも全然安ければ、ファンデーションでも大丈夫。マスカラとかアイライナーは大丈夫。リップは口についているから無理ですけどアイシャドーも大丈夫。人が使ってる使ってないよりも値段。
●「化粧品はやっぱ、メイクのパレットとかは買います。中古でもいけます全然自分、ツケマが多いですね。全然ツケマいける・・結構見るのが、4種類、3種類の使いかけが1000円とかあると、ぜってー買うみたいな。

渋谷の女性に聞いたんですが、圧倒的に10代が多かったです。理由は、高級ブランドの化粧品は欲しいけど「値段が高い」しかも、頑張って買って「失敗したくない」から、それなら、ネットとかで人が使ってても、「安く買って使いたい」若い方の「新品離れ」が起きていることはわかりましたが、一方でこんな声も聞こえてきました。

★コスメは新品派

●「ちょっと怖い・・・使いかけだから、きれいにしてますって言われても本当かわかんないし、洋服は洗えばいいや、みたいな
●「自分は買わない。人が使ったもので、人から買うじゃないですか、だから衛生的にどうなのかなと思います、口紅とかとくに。
●「使いかけ・・・ちょっと抵抗ありますね。なんかどんな人がどう使ったかわからないので大丈夫かなと思う洋服とかは洗えば、自分なりの臭いとかありますけど、化粧品はちょっと。友達とかならいいけど、知らない人だといやだなと思う

洋服とかはいいけど、化粧品は嫌だ、という方は20~30代に多かったです確かに、口紅とかは、直接肌に触れているものなので、衛生的に嫌だという声も多かったですが・・・さきほどの中古の化粧品を買う、という方も、多くは、さすがに口紅には抵抗がある、という声が多かったです。ということで、若者の新品離れの傾向が見えてきたんですが・・・実は、こうした消費行動の変化が、こんなところにも影響してきたんです。渋谷のセンター街にある化粧品店、ココキュートの高橋睦代さん。

★若者の新品離れの影響が徐々に実店舗にも・・・

ココキュート 高橋睦代さん  (写真協力:ココキュート渋谷店)
最近、商品と携帯を見ながら、お店に入る方が多くて、何かと比較して、手に取るけど、出て行かれる方がすごく多いです。この店舗は、10代~20代前半の方が多いので、やはりその子たちも携帯の画面見ているんですけど、いじりながらぶらぶらして、フリマアプリなのか、「あっちにもあるよね」とか「ここじゃなくてもいいね」とかたまに耳にします。あのまだ、すごく実感しているわけではないんですけど、フリマアプリとか、ネット上で商品が買えてしまう時代なので、店舗で買う人は年々減っている感じです。

びっくりしたんですが、お店の中まで入って、商品を手にとって、それをスマホで開いたネット情報でいくらか価格を比較しているんです。それで、ネットの方が安ければ、「ここじゃなくてもいいね」と買わずに帰る中には、試供品を店内で試して、自分に合うか確かめた上で、結局、買わないで帰る、という行動も多いということでした。リアル店舗で確かめて、フリマアプリのようなネットで安く中古を買う・・・洋服で起きていた現象が、ついに化粧品にまできました。店舗は大変!

 

竹内紫麻が取材リポートしました。