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今月中に観ておきたい『東京の美術展』ベスト5!

荒川強啓 デイ・キャッチ!

TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(月~金15:30-17:46)。
「気になるニュースが話せるニュースになる!」をコンセプトに、様々なニュースをお届けしています。

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評論家・山田五郎さんのコラムコーナー。5月3日(木)のテーマは

今月中に観ておきたい「東京の美術展」ベスト5!

▼ゴールデンウィークは都心でゆっくり美術館でも…そう考えている方に、山田五郎さんが選ぶ「東京の美術展ベスト5」をご紹介!初心者にもやさしい五郎さんの解説と合わせてお届けします。どれも5月中に終わるものばかりなので、お急ぎ下さいね。

【5位】「ルドン-秘密の花園」三菱1号美術館(2/8~5/27)

19~20世紀にかけて活動したフランスの画家「オディロン・ルドン」の作品展です。三菱1号館美術館が所蔵する『グラン・ブーケ(大きな花束)』は、史上最大級のパステル画で、ドムシー男爵の城館を彩るために描かれたものです。今回の展示では、この食堂の残りの15点の壁画が一同に会します。

【4位】「生誕150年 横山大観展」東京国立近代美術館(4/13~5/27)

日本画の大家・横山大観の生誕150年、没後60年を記念した展覧会です。40メートル超で日本一長い画巻「生々流転」や「夜桜」「紅葉」など、代表作を網羅した大回顧展です。東京美術学校で学び、師の岡倉天心とともに日本美術院を設立した大観。巨匠として知られる一方で、「大観は絵がヘタ」という声もあるようですが…

【3位】「プラド美術館展」国立西洋美術館(2/24~5/7)

世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館から、西洋美術史上最も傑出した画家の一人と言われる「ディエゴ・ベラスケス」の作品が7点も出品されています。日本で開催される展覧会では過去最多。まさにベラスケス展といっても過言ではない展覧会です。さらに、歴代スペイン王の、ちょっと変わったコレクションも魅力だということですが…

【2位】「ビュールレ・コレクション」国立新美術館(2/14~5/7)

スイスの大実業家・ビュールレのコレクションを展示しています。「至上の印象派展」と謳われていますが、その名に恥じぬ質の高さと評判です。ビュールレは武器で儲けた「死の商人」ではありますが、大学で哲学や美術史を学んだため「コレクターとして傑出している」と五郎さん。しかも1人の作家の各時代の良作を買い集めたため、画風の変遷を追いながら看ることができるそうです。4番バッターの集結で、逆に1つ1つが印象に残らないほどスゴイ「ビュールレ展」。ぜひ候補に。

【1位】「名作誕生 つながる日本美術」東京国立博物館(4/13~5/27)

トーハクの特別展で、タイトルは「つながる…」なんて解りづらいですが、内容はとにかくスゴイ!これは世界最古の美術雑誌『國華』の創刊130年記念の展覧会です。耳馴染みのない雑誌でしょうが、『國華』は研究者のための雑誌で、科学における『ネイチャー』的存在です。その創刊記念とあって、研究者も力が入っているようで、普段は絶対に出てこないお宝が上野に集結しています。五郎さん曰く「タイトルが不明瞭なおかげで、混雑具合もそこそこ。ありがたい」と。これは必見です。

山田五郎さんのボイスは「TBSラジオクラウド」でお聴き頂けます。