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日本に残る「松の伝説」

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

5月8日は「松の日」。
日本の代表的な樹木「松」を大切に保護して行くことを目的に、この記念日が制定されたそうです。

美しい風景や美しい庭で存在感を発揮している松。
日本には、そんな松の木にまつわる伝説がたくさん残っているようです。
よく知られているものを、3つご紹介しましょう。

ひとつは、静岡県の景勝地、三保の松原の「羽衣伝説」。
ひとりの漁師が浜辺の風景を眺めていると、一本の松の木に、美しい羽衣、かかっているのを見つけます。男が持ち帰ろうとすると、天女があらわれ、
「それはわたくしのものです。返してください」
と言いました。しかし男は、ひとつ条件をつけました。
「わたしに、天上の舞を見せてくれませんか。舞を見せてくれるなら、この羽衣をお返ししましょう」
すると、天女は美しい浜辺を舞台に天上の舞を披露し、男に返してもらった羽衣をまとって天へ帰ってゆきました。

次は、福岡県の博多にある【住吉神社】に伝わる伝説。
神社では、社殿を造営することになったのですが、古い松の木が、社殿のほうに傾いていたため、造営の邪魔になるというので、みんなで相談をして、この松を伐採することに決めました。
すると、その翌日・・・傾いていた松が、まっすぐ立っていたのです。
なんとも不思議な出来事に、人々はびっくり。
以来この松を「一夜の松」と呼び、大切に祀るようになりました。
伝説の松は枯れてしまったそうですが、現在、博多の住吉神社には、子孫にあたる松の木があるそうです。

最後は、弘法大師にまつわる伝説。
弘法大師が、唐から日本へ帰国するときのこと。
出港する港から、密教の法具である「三鈷杵」というものを投げました。
「日本で真言密教を広めるためにふさわしい地へ行くように」という祈りをこめ、東の空に向かって投げると、三鈷杵は、高野山の松の木の上に落ちます。
帰国してこれを見つけた弘法大師は、ここを真言密教の本拠地にしたのでした。
この松は、「三鈷の松」と呼ばれ、いまも高野山で見ることができます。
ふつうの松の葉は2本ですが、この松の葉は3本。
高野山に行かれることがあったら、ぜひ確かめてみてくださいね。

番組ではみなさんからのお便りをお待ちしています。
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お便りを採用させていただいた方には、クオカード3千円分と、CMでお馴染みの曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。