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疲れ目と勘違いされる「プチ老眼」とは?

ジェーン・スー 生活は踊る

「老眼の一歩手前の“プチ老眼”」があるってご存知ですか?
千代田区永田町の東急クリニック島崎眼科の院長田聖花先生にお話を伺いました。

老眼になる仕組み

ものを見るとき、眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせています。この調節にかかわっているのが「毛様体筋」という筋肉。この筋肉が水晶体を引っ張ったり緩めたりしています。遠くを見るときは、この毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせます。一方、近くを見るときは、毛様体筋が緊張(収縮)して水晶体を膨らませてピントを合わせます。この動きが硬くなり、ピント合わせが弱くなることを老眼といます。要は、筋肉がどんどん衰えて、ピントを合わせるのが難しくなってしまう状態を言います。

老眼チェック法

①本など。手元の文章を見たときにどれくらい目から話すとピントが合いますか?40センチ以上離さないとピントが合わない場合は「老眼」。多くの人は40〜45歳くらいから起こることが多いです。

②遠くを見て→手元を見る。また遠くを見て→手元を見る。これを繰り返したときに、「ピントが合わない」状態になったら、老眼の一歩手前「プチ老眼」の可能性があります。この状態は、瞬きをするとピントがあっていつも通り見えるようになるので、疲れ目と勘違いされやすいので注意が必要です。

ちなみに・・・老眼の一歩手前「プチ老眼」の他に「スマホ老眼」・「擬似老眼」と言うものもあります。これは、スマホを見過ぎてしまい、ピントが合わなくなってしまう状態。特に手元近くから遠くを見たときによく見えなくなることが多い。これは、20代から起きている人もいます。こちらは、スマホを見ない時間を増やす「デジタルデトックス」をすれば、比較的短時間で治ります。

老眼対策には「アンチエイジング」

基本的に、老眼を治すことはできません。ただし老眼の進行を遅らせることはできます。
大事なのは、「目をしっかり休めること」そのためには・・・
▼「寝る時の電気は暗くすること」明るいと瞳孔が休まらないため。
▼目を温めることも、筋肉が緩まり目が休まります。
▼「窓の外」を見ることも有効です。

▼体を鍛えることも有効 です。体のエイジングが進むとやはり老眼の進行も早まります。エクササイズを日常的に取り入れて血行を良くし、アンチエイジングに取り組むように心がけましょう。

遠近両用コンタクトは?

今の状態に合った老眼鏡やコンタクトを使うのがおすすめです。「多少見にくいけど、もう少し頑張れそうだから」ということで老眼鏡やコンタクトをしないのもオススメしません。眼精疲労や視力低下はもとより、頭痛や肩こり、食欲減退などの全身の不調にもつながりかねません。

「遠近両用コンタクト」というものも出ていますが、まだ度数の幅が少ない状況。
そこでおすすめなのは、「左右のコンタクトの度数の強さを少し変える」という方法です。老眼がそこまで進んでいない人は、左右コンタクトの度数の強さに少し差をつけることで、対応できるんです。(片方は遠くを見る用・もう片方は近くを見る用にすることで、自然と遠近両用に)
気になる方は一度眼科に行ってみてください!