お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • コラム

ありがとう赤い電車、東武鉄道1800系

乗りものニュース1155

「乗りものニュース1155」5月13日の放送でもお伝えしましたが、東武鉄道の1800系電車が5月20日の団体列車を最後に引退します。1800系は1969年(昭和44年)に第1編成が製造され、東京・浅草と群馬・太田、桐生方面や栃木・佐野方面を結ぶ急行「りょうもう」として長年活躍しました。今回引退するのは最後まで現役車両として残っていた1987年(昭和62年)製の最終増備車1819編成で、それまでの同型式車両と比べるとヘッドライトの形状など細部にマイナーチェンジがみられます。

乗りものニュース1155

5月12日に運行された団体列車に番組スタッフも乗車(北千住駅にて)

急行「りょうもう」はビジネス利用が中心の座席指定列車で、1800系の座席は転換式のクロスシートですがリクライニング機能はありません。登場当初は4両編成でデビューしましたが、後に6両編成になっています。

乗りものニュース1155

リクライニングしそうですが、しません(笑)

1991年(平成3年)、日光線特急に100系スペーシアがデビューすると、入れ替わりに廃車となった1720系の機器を流用した200系が「りょうもう」用として登場。その後200系の増備に伴い1800系は徐々に数を減らします。一部は日光線急行「きりふり」「しもつけ」「ゆのさと」「南会津」用の300系・350系に改造されました。

乗りものニュース1155

最初の目的地の伊勢崎で駅員と記念撮影

1998年(平成10年)、200系の増備車である250系が投入され、同年3月末をもって1800系は急行「りょうもう」としての運行を終了しました。なお、翌年に「りょうもう」はスピードアップを実施し「特急」に格上げされています。

乗りものニュース1155

乗客に用意された弁当には1800系の掛紙が巻かれた

1800系は1819編成を除くと、先述の300系・350系へ改造のほか、3編成はデッキや一部座席を撤去された一般車として小泉線や佐野線で短い期間活躍しましたが、350系以外は既に廃車されています。(参考記事

乗りものニュース1155

途中、加須停車中に現役「りょうもう」(現在は特急)とすれ違い

最後までデビュー時のまま残ったのが1819編成。比較的新しいこともあって、引き続き臨時列車や団体列車として不定期に活躍を続けます。「りょうもう」時代に走り慣れた伊勢崎線方面だけでなく、日光線にも入線。近年は東武アーバンパークライン(野田線)にも入線するなど、鉄道ファンの注目を浴びていました。

乗りものニュース1155

佐野線などを経由し浅草へ戻ってくると、隣には最新型特急用車両500系「リバティ」が発車待ち

ラストランを1週間後に控えた5月12・13日にも団体列車が運行されました(岩倉高等学校OB有志が企画)。北千住を出発すると伊勢崎まで向かい、そこ後はどこへ行くのか謎のミステリー列車。列車は伊勢崎から加須まで南下してから折り返し、かつて1往復乗り入れていた佐野線の葛生まで入線するというサプライズも。5月20日、東武の赤い電車が本当のラストランを迎えます。


「乗りものニュース1155」の番組スピンオフは、ラジオクラウドでお聴きいただけます。スマートフォン(Android・iPhone)はアプリをダウンロードしてください。※パソコンはブラウザ聴取可能

ピックアップ