お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

今年の人気物件は「狭カッコイイ」?

森本毅郎 スタンバイ!

最近の人気物件は「狭カッコイイ」?5月17日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

この4月、5月の新年度で、新生活を始めた人や、新しいお店を出店したり色々と不動産が動き出す季節ですが・・・そんな中、今年はちょっと変わった「狭い物件」が人気なんです。どういうことか?まずは、「狭いお店」について「STAND GINZA 80」の尾崎渉さんのお話です。

★人気の「狭いお店」!?

「STAND GINZA 80」尾崎渉さん
一平米から場所を借りることができて、お店を出店することができます。場所は銀座3丁目の地下1階なんですが、80坪のスペースなんですけどそれを小分けして「1平米」から、1日、平日2千円、休日4千円からお貸しします。特に銀座3丁目は土地の値段でいうと、「1坪=3平米」くらいで「1億円」とかする場所なので、銀座にこれまでない面白いお店が集まるんじゃないかなという事で、できるだけ小さく、出店コストをおさえた仕組みができないかと考えました。

 

「とにかく狭いお店」だけど場所は「一等地」という点。場所は「銀座アップルストア」の裏のビルの地下1階で、銀座の真ん中!ビルの中は、碁盤の目のようにコマ割されていて、12mから借りられます。出店できるジャンルは調理を伴うもの以外ならなんでも販売OK。テーブルは設置されているので、売りたいモノさえ持ってくればOK。しかも、出店料として1平米=2千円だけで、売上は全額自分のもの。1平米と狭いので、出展者は立ちながら販売するようなスタイルです。では、どんな人達が出店しているのか、実際に3人の出展者にお聞きしました。

★出展者は、「狭くても銀座!」というブランド

●「きょう初出店です。銀座でお店出せるって、なかなかないことなのでそんなのあるのって思いました。主婦なので、何もしてなかったんですが、そういうキラキラな世界を浴びてみたいと思って。
●「主にアクセサリー。やっぱり銀座っていうのはすごいなと思って、学生の頃、画廊に来てたけど高い、場所によって銀座は全然違う。「表通り」から「裏」とか行くと安くても1万5000円とか2万円だから、この立地でこの金額はすごいことだなと思いました。
●「きょう初出店。ハンドメイドアクセサリーです。決め手は銀座ですかね。ありえない金額だったので、大きさとか、告知はスマホでお知らせしてだから、紙とか作らなくて、荷物も多くなくてすみました。


中には、長く座っても疲れにくい座布団などを開発した人もいて、こうした、ネット販売しても体験しないとわからないものなどを「体験・お試しの場所」として出店する人もいたようです。そして、最後の方のお話にあるようにPRも「スマホ1つ」でできるので、チラシなどの場所や必要もなくなったことが狭くてもお客が来る理由だそう。まだ出来てから半年しかたっていないお店のカタチですが、かなり採算もとれているようで、出展者もかなり多く、人気のようです。

★「狭カッコイイワンルーム」

今は「狭いお店」でしたが、今度は「狭い住まい」についてです。不動産情報を展開する「SUUMO」の田辺貴久(たなべたかひさ)さんの話です。

SUUMO 副編集長 田辺貴久さんさん
最近の住居選びで、すごくコンパクトなワンルームが人気です。居室でいうと3畳くらいで、狭い部屋なので生活しにくいと思うかもしれないが、かなり物件に工夫がされていて、例えば、バス・トイレについて、狭いワンルームですが「別」ですが、お風呂がシャワーのみで、湯船がないとか…
寝るところは「ロフトスペース」を設けていて、空間が広く使えます。こういったコンパクトワンルームは基本的には新築で、例えば、もうすでに満室ですが、飯田橋の駅すぐで「7万円台」で入居できるような部屋もあります、これからまた狭カッコイイ、ワンルームはどんどん増えてくるというところ。いま、大人気なのが「狭い」けどオシャレな「狭カッコイイワンルーム」

飯田橋、新築、オートロックで7万円台・・

いま、大人気なのが「狭い」けどオシャレな「狭カッコイイワンルーム」。ポイントは「山手線沿い」で「駅ちか」で「新築」かつ「10万円をきる」点です。飯田橋の3畳ワンルームの物件を見学させてもらいましたが、かなりおしゃれなデザイナーズマンションでした! なんですが・・・たしかに狭い。両手広げると壁に手がつくし、ロフトは座っても頭が天井にぶつかってしまいました。

★ 狭カッコイイ部屋に住む人は「テレビ」もない、「スマホ」だけ!?

みんなどうやって住んでいるのか気になったので、実際にこうした狭カッコイイ物件を利用している人や、興味を持っている人に伺ったところ、こんな生活をしていました。

こちらがロフト。少し狭いけれど寝るには十分?

●「モノがたくさんある必要ないと思って、部屋も狭くていいって感じになった。「布団」と「鏡」ぐらいです。「テレビ」も今、あげちゃった・・・同じTシャツを4枚持ってて、それしか着てない・・3畳あればって感じ」
●「狭い所好きです。広いと片付け大変。家にいることも仕事上少ないので、ベッド、テーブル、テレビくらい。メルカリで、自分の好きな値段で、服といらないものは売り、そのお金で新しいものを買うので家に溜まらない。」
●「アクセスは良いほうがいいし、狭くてリーズナブルな家がいいです。今の家には、テレビもない。炊飯器もないです。本当、夜寝るだけ。テレビは家にはないけど、スマホでネット、携帯あれば、他いらないかも。」

実は、いま、「家は寝る場所」と割り切り、外食だから炊飯器もない人が多い。さらに、スマホさえあれば、動画も見られる、本も読める、何でもできるから、3畳でも「駅近」で「安さ」を優先して借りる人が増えているんです。駅が近いから、「コンビニ」や「お店」もいろいろとある。必要なときは、外に買いに行けばいい、とすると、部屋ではスマホだけ。「お店」も「生活」も狭いスペースが成り立つ背景には「スマホ1つ」・・・

竹内紫麻が取材リポートしました。