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5月23日は、ラブレターの日

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

5月23日は「ラブレターの日」
浅田次郎さん原作の映画「ラブレター」が、1998年の5月23日に公開され、そのPRの一環として、この「ラブレターの日」が制定されたそうです。

「ラブレター」・・・このタイトルから、甘いラブロマンスをイメージされるかもしれませんが、このストーリーに登場するのは、恋人たちではありません。

主人公は、すさんだ暮らしをしてきた一人の男。
ある日、男は、「おまえの女房が死んだ」と告げられます。しかし女房と言っても、80万円の謝礼とひきかえに、偽装結婚をしただけの女性でした。
女性は、中国人。偽装結婚で日本の国籍を手に入れ、故郷の家族を養うために働いていたのでした。男は、成り行き上、亡骸を引き取ることになるのですが、その遺品のなかに、彼宛の手紙を見つけます。そこには、あまりにも意外な彼女の思いがつづられていました。中国人の女性が、なれない日本語でつづった切ない思いに、たくさんの人が涙した・・・という映画。主人公を演じたのは、中井貴一さんでした。

さて、「ラブレターの日」ということで、もうひとつ恋文にまつわるストーリーをご紹介しましょう。
「シラノ・ド・ベルジュラック」。
フランスのエドモン・ロスタンという劇作家が十九世紀のおわりに書いた戯曲の名作です。

主人公は、哲学者で詩人のシラノ。
頭は切れるのですが、ルックスはザンネン。美しい従妹・ロクサーヌを愛していますが、その思いは胸に秘めたままでした。

シラノは、ある日、ロクサーヌと美男子のクリスチャンが、互いに惹かれあっていることを知ります。
しかし、クリスチャンは言葉のセンスがゼロ。そのために彼女に思いを告げることができずにいました。
そこで、シラノが買って出たのが、恋文の代筆。
愛するロクサーヌの幸せを願って、クリスチャンの代わりに愛の言葉を綴るようになります。

自分の存在を隠して、愛する人にラブレターを書く・・・切ないですよね。
切ないけれど、とっても美しいお話です。
恋文に隠された真実にロクサーヌは気づくのか。気になる方は、ぜひ本を開いてみてくださいね。

番組ではみなさんからのお便りをお待ちしています。
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お便りを採用させていただいた方には、クオカード3千円分と、CMでお馴染みの曲「いすゞのトラック」のCDを差し上げます。

TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
パソコンやスマートフォンでは「radiko」でもお聴きいただけます。