お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

スナックに若者が集う?今、見直されるスナックの魅力

森本毅郎 スタンバイ!

「大人の社交場」と言われるスナックですが、ここ最近若者の間でスナックブームの兆し。若者向けの雑誌でスナックが特集されたり、20代の若い女性もスナックに通っている実態があります。

5月29日(火)「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)「現場にアタック」で、レポーター真野淑實(まの よしみ)が『スナックに若者が集う?今、見直されるスナックの魅力』をテーマに取材報告しました。

スナックに通う若者は本当に増えているのか?

実際に、スナックに行く若者は増えているのか?錦糸町の老舗スナックでママさん達に聞きました。

「スナックヒロ」文子ママ
昔は年配者ばっかりだったけど、最近は若い子が、27~8歳とか、35~6歳の人がぽつりぽつりたまに来ます。どこで知ってるんだろうね。うち52年もやってるから、ボロ店探してくるんじゃない?昭和の店を。
「スナックまり~んくらぶ」亜紀ママ
30後半から40半ば、若くて20代。インターネットを見てのお客さんは多いですね。一番最初に載せた年で年間300人。落ち着いて飲みたいのかな、若い子も多分。

スナックまり~んくらぶの亜紀ママによるとここ5,6年、新規のお客さんが月に15人~40人。そのうち半分程がリピーターになるという人気っぷり。その理由の一つはインターネットの普及。スナック専門の検索サイトが登場し一見入りづらいスナックも「初めての方・女性1人でも気軽に入れます」とPRしています。まり~んクラブは地元錦糸町のみならず、神奈川や茨城など県外からもお客さんが来るそうです。

若者がスナックに感じる「安心感」

ところでスナックに通う若者達は、スナックに何を求めているのか。街で20~30代の若者たちに話を聞きました。

20歳・男性
親と一緒に行く。他のお客さんとコミュニケーションをとれてみんなでワイワイできる。
30歳・男性
週に3回。お母さんに会いに行くみたいな安心感。会社で悲しいことがあるとお母さんに会いに行くみたいな。
25歳・男性
新宿に1件たまに行くお店がある。おっさんばっかだけど、自分が古い話題の方が得意というか、カラオケで一緒に村下孝蔵歌ったりとかできる。年上との付き合いは慣れてる。たまにおごってもらったりしてます、はい。

「バーのように1対1ではなくて、大勢の人とコミュニケーションがとりたい」「年上のママや常連客に話を聞いてもらいたい」という欲求があるようです。昨日私が伺った錦糸町のスナックでは、70代のママがお手製のゆでたまごを出してくれたり、常連客のおじさんがコンビニの鯖寿司を差し入れてくれたり、まるでおばあちゃんの家にいるみたいですごく居心地がよかったです。

若者に人気の新しいスナックは「明朗会計」

最近では、若者が入りやすいよう工夫した、新しい形のスナックも登場しています。2016年、渋谷にオープンした「ハイパースナックサザナミ」マスターのサザナミさんのお話です。

「ハイパースナックサザナミ」サザナミさん
既存のスナックはいくらで飲めるとかいくらで遊べるのか分からない。若いお客さんからすると、値段が不透明なのが一番ややこしい。そこをうちは分かりやすくようと思って、うちは1000円スナック。つまり最初に1000円頂いて、1000円の中にワンドリンク付いてますと。あとは飲むごとにドリンクの料金をその都度払い。なので、あとでサービス料が乗るということは無い。明朗会計、分かりやすい会計のシステムを取ってるので若い人からはすごい支持されてますね。

「ハイパースナックサザナミギンザ」の明朗会計が功を奏し、20~40代の若いお客さんが常連客として訪れ、女性客が3割を占めているそうです。さらに6月からは、カラオケをチケット制で5曲1000円とさらに分かりやすく変更したり、お店の中にはiPadでテレビ画面に動画を映せる機能もあったり若者受けに特化しています。来月には銀座に2号店を立ち上げるべく準備を進めています。

若者はスナックで「マナー」を学ぶべし!

若者のスナック通いは徐々に増えているようですが、老舗スナックのママに話を聞くと、もっと若者にはスナックに来てほしいという意見も。渋谷で創業55年のスナック「千早」の千早ママの声です。

スナック「千早」の千早ママ
ここはオフィス街だから、お勤め人がずっと、定年になると次の人たちあとを頼むよと言って守ってくれて50数年経ちましたけども、バブルが崩壊してから会社も接待費を節減するようになった。皆さん居酒屋で手頃な値段で飲食して、歌いたければ大声で朝まで歌うというのが今の若い人たちの風潮ね。いつまでも朝までワンドリンク何百円なんてカラオケでがなってたんじゃしょうがないんじゃない。うちは何時から何時までって決まってるしね。規律を持ってやってる私は。お客さんも規律を学ぶべきよね。

昔は、上司が部下をスナックに連れていく慣習があり、千早ママは若者にマナーを教えたりもしてきました。今はそういった慣習もほとんど無くなり、元々しっかりしてる若者がスナックに来る傾向にあるそうです。

真野淑實

真野淑實が「現場にアタック」でリポートしました!