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災害時の安否確認には「災害用伝言板」を!

森本毅郎 スタンバイ!

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忙しい朝でもニュースがわかる「森本毅郎・スタンバイ!」
(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)
7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまるコーナー「現場にアタック」。本日4月18日(月)はレポーター阿部真澄が『災害用伝言板』を取材しました!

阿部真澄

現場にアタックレポーターの阿部真澄

★災害時の安否確認などに活躍する『災害用伝言板』とは?

九州の地震、心配ですが、こうした大きな災害の時は、携帯電話や固定電話がつながらず、家族や友人の安否確認ができず、不安に感じた人も多いと思います。そんな災害時に家族などの安否確認をスムーズにしてもらおうと、通信事業者各社がインターネットを活用した伝言サービス「災害用伝言板」に力を入れています。そんな携帯電話会社の一つ、NTTドコモ・災害対策室 池田正さん にお話を伺いました。

NTTドコモ・池田正さん
「『災害用伝言板』は文字をメールの様な形で送るものです。メールは、何年か前は災害時に届くのが遅くなる場合がありましたが、今は災害時にもしっかり届くように、専用の伝言板センターを作ったので、この仕組みを使えば、遅延なく届けられます。また、『音声お届けサービス』というのもあって、音声通話は災害が発生すると繋がりにくい状況が発生しますが、そうした際にも声を相手に届けたい場合に、声をメールのような形にして届け、それを再生すると音声が聞こえるというものです。」
現場にアタック(災害伝言板)

(NTT docomoの災害伝言板のHPから)

『災害用伝言板』は、災害時のみ、スマホでもガラケーでも利用できます。スマホなら、専用のアプリ(ドコモ「災害用キット」au「au災害対策」ソフトバンク「災害伝言板」)を事前にダウンロードしてけば、掲示板上で「無事です」「被害があります」「自宅にいます」「避難所にいます」などの今の自分の状態を選択し、100文字のコメントも書き込めます。そして、予め登録している安否を知らせたい人のアドレスに「伝言板に登録しました」という通知を送ることができるので、受け取った人は掲示板にアクセスして安否確認ができるというものです。また、自分の声を吹き込んだ音声メッセージを送ることができる『音声お届けサービス』もあります。今、電話会社各社、このような災害時の伝言サービスを強化しているんです。

現場にアタック(災害伝言板)

auも災害伝言板やっています(auのHPから)

★便利な『災害用伝言板』がありますが…災害時の安否確認、街の人は?

今回の九州の地震のように、災害が発生したときに備えて、街の皆さんは安否確認の方法を予め決めているのか聞いてみました。

「地震の時に結局電話が繋がらなかったので待つしかないかなと。」
「『決めなきゃいけないよね』で話し合いは終わり。多分連絡は取れないので、行先だけは決めとく感じ?今はないので今日帰って家族で話ます」
「まったく決めてないです。(災害用伝言板知ってます?)存在は知ってましたが番号とか知らない。いざとなったら分からない。」
「携帯電話で安否登録してある。東日本大震災の時に、自分は地元にいて女房が旅行に行っていて全然連絡取れなかったのでそれからですね。」

「決めていない」「これから話し合わなくちゃいけない」という人も多く、便利な「災害用伝言板」の存在自体は知っていても、使い方を知らない人がたくさんいました。

現場にアタック(災害伝言板)

ソフトバンクの災害伝言板はこのアプリ(softbankのHPから)

★電話会社同士の連携も始まっている『災害用伝言板』

「災害用伝言板伝」はドコモやソフトバンク、auなど携帯大手3社やNTT東日本、西日本など通信事業者各社がサービスを展開しています。となると、別々の会社だとだめなのでは?と思う人もいるかと思いますが、実は、通信会社の垣根を越えた連携も行われています。どういう連携が行われているのか?再びNTTドコモの池田さんに伺いました。

NTTドコモ・池田正さん
「災害用伝言板については携帯キャリアの他にNTTのWeb171でも確認できます。ドコモの伝言板の問い合わせ画面で検索したい番号を入れて検索すると、他の会社の伝言でも通知してくれて、クリックするとメッセージが読めます。固定電話でも大丈夫です。」

このような連携は携帯電話会社各社では2010年から始めていたそうですが、東日本大震災のあと、2012年からは固定電話の「災害用ダイヤル171」の連携も始まりました。NTTが提供するネットサービスの『Web171』上で安否確認ができる「全社一括検索」が始まり、被災地にいる家族や知り合いが「災害用伝言板」に安否登録をしていれば、電話番号を入力して検索して、確認することが出来ます。現在も九州の地震を受けて各社の災害用伝言板が開設されています。

現場にアタック(災害伝言板)

NTT東日本は「web171」で接続。(NTT東日本のHPから)

★この機会に是非『災害用伝言板』使ってみてください!

電話会社各社の対応はできているものの、認知度の低さが課題となっている『災害用伝言板』。NTTドコモの池田さんは最後にこんなお話をしていました。

NTTドコモ・池田正さん
「即座にコール数やメッセージ数が把握できる仕組みではないので、今どれだけ利用されているかわからない。ラジオをお聞きの皆さんにも災害用伝言板をこういった機会に体験して頂きながら被災地以外でも体験できるので使ってもらって馴れて欲しい。伝言板センターは十分な容量を持っているのでサーバーに負荷がかかる心配はありません。ぜひ体験して頂きたいと思います!」

九州の地震が発生したため、現在『災害用伝言板』が開設されています。いざという時にすぐ使えるようにするためにも、被災地以外でも体験してみてほしいということでした。

『災害用伝言板』の使い方
●NTTドコモユーザー
スマートフォン:「災害用キット」アプリから利用可
ケータイ:MENUボタン→あんしん、またはiメニュートップから利用可

●auユーザー
スマートフォン:「au災害対策」アプリから利用可
ケータイ:EZボタン→トップメニューから利用可

●ソフトバンクユーザー
スマートフォン:「災害用伝言板」アプリから利用可
ケータイ:Yahoo!ケータイトップから利用可

※詳細は各携帯電話会社のホームページなどをご覧下さい。

(取材・レポート:阿部真澄)


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