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暑さを乗り切るアイデアが盛りだくさん、猛暑対策展2018をリポート!

森本毅郎 スタンバイ!

連日暑い!18日は岐阜県多治見市で国内では5年ぶりの40度以上を記録しました。そんな中、東京ビッグサイトできのうから開催されている、猛暑を乗り切るためのアイデアの展覧会「猛暑対策展2018」について、7月19日TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で、レポーター田中ひとみが取材報告しました。

まずは、大盛況のブースだった、東横サポートの川田宇一さんのお話です。

★濡れないミスト噴射器「クールミストLine」

東横サポート 川田宇一さん
ご紹介しているのは持ち運べるミスト噴射器です。コストが安く、手軽というのもあるんですが、一番は濡れないということです。空気が殆どなんですけど、水をちょっと含ませていて、ちょっと離れると全然濡れないんですね。それがコンセプトです。
この暑さですから一番は工場、次に屋外の使用を考えています。今まではクーラーって移動ができなかったんです。重さが80~90キロで、電気も繋ぐと持ち運びできなかった。でも、クールミストLineは、重さ700グラム。つけたり外したり簡単にできるので、必要なところで必要なだけ使っていただける軽いユニットができました。これこそ体感してもらはないと分からないんですが、街中で見るのとは随分違います。
森本毅郎スタンバイ!

濡れずに気化熱で涼しく!「クールミストLine」

最近、街中でミストを放出する機械はよく見かけますが、こちらの商品はミストなのに「水に濡れない」のが大きな特徴です。持ち運びが容易なので、移動する工事現場などにも最適。また、水に濡れないという特徴を活かし、サビが大敵の金属の加工工場や製本工場などでも使えます。導入コストは4万円代~で従来の工事が必要な設置型よりも安く、さらにメンテナンスフリーで使い勝手良し。きのうもブースにはものすごい人だかりができていました。

★水に溶かすタブレットで熱中症知らず「ORS」

続いては、個人の熱中症対策についてです。株式会社アドバンスの吉岡千佳さんのお話です。

株式会社アドバンス 吉岡千佳さん
500円玉くらいのタブレットを水に入れて、溶かして作ることができる熱中症対策の飲料水「ORS」という商品を紹介しています。500mlのお水に一つのタブレットを入れていただき、2分ぐらいで溶けます。水は自動販売機だったり現場の水など、飲めるものならなんでも大丈夫です。
塩分と電解質を素早く体に吸収してくれます。イメージとしては「飲む点滴」みたいな。結構引き合いは多くいただいていて、今まで、意外にこういうサッパリした飲み心地のものってないと言われているので、甘い飲み物が苦手な方でも美味しく飲めるという点が好評です。
森本毅郎スタンバイ!

「ORS経口補水塩タブレット」。タブレットを水に溶かすと経口補水液を作ることができます(吉岡千佳さん)

森本毅郎スタンバイ!

クエン酸の黄色でサッパリ

こちらの商品、元々イギリスの製薬会社が作っていたもので、去年日本に上陸したばかりです。水に溶かすだけで熱中症予防のドリンクが作れる、「飲む点滴」のようなもの。タブレットタイプなので持ち運びに便利で、スポーツドリンクのような甘ったるさがありません。つい先日まで行われていたワールドカップロシア大会の得点王、ケインがいる、イングランドのプレミアリーグ「トッテナム」でも公式飲料になっているそうです。ちなみに、お値段は12粒で税込1820円。500mlあたり152円です。

★建設業、人材確保の鍵は暑さ対策

他にも、個人で使える熱中症対策グッズは色々ありましたが、今度は、会場に来ていたお客さんにも話を聞いてみました。

●「暑さ対策のグッズを販売しているお店です。今年はすごくみなさん興味を持たれているので、例年より早くなくなっているものもあります。
●「暑いんで作業スペースを涼しくする機械を探しにきました。建築現場です。一生懸命こういうものを取り入れないと、職人さんも離れていっちゃうから取り入れようと思って。配慮をしてあげないと。人手不足だし具合悪くなっちゃうから。
●「暑いです。熱中症対策で、新しいものがないかと探しにきました。建設業なんですが日中の仕事が多くてきつい仕事なんで。作業員が倒れるのもあるし、新しい方も来ないんで。19~20歳の若い人に入ってもらいたいけど、暑いと来ないですよ!

やはり建築業界の方々が多く来場されていて、なんとか人材を確保しようと対策を考えているということでした。

★アスファルトの温度を下げる「遮熱デザインスプレー」

そんな中、東京オリンピックに最適な技術を持った会社のブースを見つけました。フジタ道路株式会社の嶋﨑秀一さんのお話です

フジタ道路株式会社 嶋﨑秀一さん
夏の暑い中で、アスファルト舗装の温度の低減を目的に、「遮熱デザインスプレー」というものを紹介しています。アスファルト舗装が60度くらいのところに「遮熱デザインスプレー」をすると、10度以上温度が下がるというものです。体感温度的には2度程度下がりますが、だいぶ涼しいかなと思います。
マラソンコースにスプレーを吹くと10度以上温度が低減できますので、ぜひオリンピックに当社の遮熱スプレー使って頂ければ、選手も楽にレース展開できるのではと考えています。
森本毅郎スタンバイ!

右下の温度計に注目。10度以上、下がっています

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遮熱デザインスプレーを吹き付けた事例

オリンピックの暑さ対策が検討されていますが、競技の時間を早めるのとは別に、アスファルトから冷やしましょうという技術でした。また、スプレーといっても一時的なものではなく、吹き付けて加工し、10年くらい効果が持続するそうです。実際にアスファルトの展示を触ってみましたが、全く異なり驚きました。横浜市や千代田区の遊歩道、マクドナルドの駐車場などに使われているそうです。

★猛暑の中開催された猛暑対策展

最後に、来場者の方からこんな声もありました。

建設業で働く方
熱中症対策を毎年色々やってるんですけど、上司から、やってるから見てきてということできました。(ここまで来るのに結構汗かいてますけど)そうですね、暑かったですね。うちの会社は5月から熱中症対策やってるんですけど、やるなら5月くらいの方が、このぐらいの時期(7月)には対策取れるんで、もっと早い時期にやって欲しいですね。来るのも結構しんどいんで・・・。
森本毅郎スタンバイ!

「第4回 猛暑対策展2018」。7月18日(水)~20日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催されています

猛暑対策展に行くのに、とんでもない猛暑に耐えなければいけないというジレンマ・・・。そんな中でも、会場はものすごい数のお客さんであふれていました。これから益々暑さが厳しくなるようなので、このような技術が活かされるといいですね。

田中ひとみ

田中ひとみが「現場にアタック」でリポートしました!