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声優・寺島拓篤さんが“一十木音也LOVE”なハライチ岩井と語り尽くした30分【書き起こし】

ハライチ岩井勇気のアニニャン!

「岩井、お前、あいつのことが好きなんだろ?正直になれよ!男でもいいじゃないか!」CV:寺島拓篤

アニニャンPH1

TBSラジオにて、毎週火曜夜9時から放送中の新番組『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』。ハライチの岩井勇気が、ガチで好きなアニメの魅力を熱く、シニカルに伝えるこの番組!

7月31日(火)放送のスペシャルウィークには『七つの大罪』メリオダス役、『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍役、ゲーム『うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ』来栖薫、『進撃の巨人シリーズ』エレン・イェーガー役、などでお馴染みの大人気声優・梶裕貴さんが登場!

7月31日放送 梶裕貴さんがゲストのアニニャン!を聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180731210000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

そして、寺島拓篤さん下野紘さんがゲストとして出演する、アニニャン待望の初!単独イベント&公開収録の開催が決定!

というわけで、上記イベントにも出演の大人気声優、寺島拓篤(てらしま たくま)さん登場回(6月26日放送)を、書き起こしにてお楽しみください!


6月26日放送の『ハライチ岩井勇気のアニニャン!』

寺島さんふんする謎のヒーローキャラから「お前、あいつのこと好きなんだろ?」という胸アツなセリフを頂くわ、番組のことをご存じで「いつ呼んでいただけるんだろう?」って思ってわくわくしながら待ってて下さった、という寺島さんに、岩井さん、番組開始早々、鼻の下がノビノビです♡

岩井:
ということでございまして寺島拓篤さんは『創聖のアクエリオン』主人公・アポロ役でテレビアニメデビュー後、『SUPER LOVERS』海棠蒔麻役、『正解するカド』ヤハクィザシュニナ役、『アイドルマスター SideM』天ヶ瀬冬馬役、そして私が愛してやまない『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ一十木音也役などでおなじみの大人気声優さんでございます!

寺島:ありがとうございます。恐縮です。

岩井:いやー、ありがとうございます。

寺島:そんな「大人気」なんて言っていただけると。

岩井:いや、音也(おとや)ですよ。僕ね、この番組でも結構言わせてもらっていたんですけれども。

寺島:前からずーっと言って頂いてますもんね。ありがたいことに。

岩井:一十木音也(いっときおとや)というキャラクターが大好きでして。

寺島:まあ、彼はいい男ですからね。

岩井:毎回ね、『うたプリ(うたの☆プリンスさまっ♪)』の話をなんとなく挟んだりしてて。

寺島:ちょいちょい挟んでいるんですか?

岩井:ちょいちょい挟んでいるんですけどもね。
『うたの☆プリンスさまっ♪』っていう男性アイドルユニットのアニメがあるんですけどもね、そのST☆RISH※というグループの一十木音也という……まあ、だいたいセンターが多いですよね。

※ST☆RISH(スターリッシュ)は『うたの☆プリンスさまっ♪』に登場する7人組のメインアイドルユニット。寺島さんはこのユニットの一十木音也(いっときおとや)役で出演

寺島:そうですね。作品上、クレジットはいちばん上に来るところにはいますけど。(メンバーは)7人いるんですけど7人とも魅力的なんですよね、みんな。

岩井:みんな声優さんも豪華ですもんね。

寺島:(番組にも)結構メンツ来ていますよね? この間、下野紘が……。

岩井:そうです。下野さん来られて、森久保(祥太郎)さんも来られました。QUARTET NIGHT※っていう別のグループの(寿)嶺二っていう……。

※QUARTET NIGHT(カルテットナイト)は『うたの☆プリンスさまっ♪』に登場する4人組のアイドルユニット。寺島さんはこのユニットには参加していない

寺島:そうなんです。4人組のね。それもいつかコンプリートしていただきたいですね。

岩井:いや、本当ですよ。

寺島:そしたら、なんかわからないけど快挙感はありますよね(笑)

岩井:フハハハハハッ!

寺島:「全員揃ったぞ!」っていう。

岩井:なんだかんだででも、『アイドルマスター SideM』の(天ヶ瀬)冬馬役、やっているじゃないですか。(御手洗翔太役の)松岡禎丞さんが来たので。

寺島:あ、そうか。じゃあ、そっちも(伊集院北斗役の)神原大地くんが来ればJupiter※コンプリート(笑)。

※Jupiter(ジュピーター)はソーシャルゲーム・アニメ『アイドルマスター SideM』に登場する3人組のアイドルユニット。寺島さんは天ヶ瀬冬馬(あまがせ とうま)役で出演

岩井:あと神原さんだけくればJupiterコンプリートということにね(笑)。

寺島:あの、声優さんを呼ばなきゃいけない決まりは別にないんですよね?

岩井:ないですけど……一応なんか自分の中でハンコを押していっているんで。クリアしたいっていうね(笑)。

寺島:いいですね。それはぜひやっていただきたいです。

初対面は『うたの☆プリンスさまっ♪』7周年イベントの楽屋でした

岩井:ですからね、寺島さんといえば僕の中では『うたの☆プリンスさまっ♪』一十木音也役ということで。1回ね、前に会わせていただいた時は『うたの☆プリンスさまっ♪』7周年のイベントに僕がMCでね(参加させていただいて)。

寺島:すごいことですよね。

岩井:いや、あれはめちゃくちゃドキドキしたんですよ。

寺島:僕はあれで「夢があるな!」というか。それこそ岩井さんの名前じゃないですけど「勇気」をもらって(笑)。やっぱり「好き」って言い続けるとこうやってなにかにつながることがあって。
それがおいしい思いじゃなくて、自分の力をその作品のために役立てることができるんだなっていうのが、すごいいいことだなって。

岩井:いやー、たしかにめちゃくちゃうれしかったですよ。別に『うたプリ』とかって僕が言ってどうなる作品でもないんで。めちゃくちゃデカい作品なんで

寺島:まあ、規模はたしかに。

岩井:僕がなんか「好き、好き」って言っても別に仕事になると思ってなんて全くないですよ、そんなデカいアニメにね。でもなんか抜擢をしていただいて。また楽屋がプロデューサーの方とか企業の方とか。あとは寺島さん、プロデューサーの上松(範康)さん、いらっしゃって。同じ楽屋だったじゃないですか。

寺島:いま、このスタジオと同じぐらいの規模感の楽屋に(笑)。

岩井:そうです、そうです(笑)。あんだけの人数が入るにはちょっと小さめの楽屋だったんですけど。そこに俺が入れられちゃったんで。

寺島:そうそう。先に入られていて。「はっ、この方が岩井さんだ」って思って。僕もちょっとドキドキソワソワしながら。

岩井:そうなんですよ。俺、遅刻とかもしちゃいけないと思って早めに行っちゃって(笑)

寺島:アハハハハハッ! その緊張感、わかります。

岩井:「いつ来るんだろう?」ってなって。あの時に『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』っていうゲームアプリがリリースされた直後だったんですよね。それでみんなそのゲームを始めていたんで。

寺島:楽屋でみんなでやっていて。

岩井:そう。そのゲームがあったからそのゲームの話題でなんとなく盛り上がれたっていう。

寺島:あの時、最初のイベントがちょうど始まって。音也がちょうどその一番のキャラだったんで。

岩井:「本当、ゲームありがとう!」ってあの時に思って(笑)。

「これは僕もテンション上がりますね。歴代のいろんな音也が」岩井さんのPCがヤバい

寺島:アハハハハハッ! いや、今日はそれを超えて『うたプリ』以外の話もできると思ったんで。それもそれでいいなと思って楽しみでしたよ。

岩井:で、あとちょっと僕ね……(ガサガサ)。

寺島:な、なに? カバンを開けてる!

岩井:僕ね、パソコンをもう音也だらけのパソコンにしているんですよ。シールをね(貼って)。

寺島:ええっ、ちょっとマジっすか? そんな……ちょっと写真を撮ります。

岩井:あ、すごい。写真撮ろうとしているじゃないですか。

寺島:そんなの写真撮りますね。ええっ、すげえ!

岩井:そうなんですよ。いっつもこれをね、持ち歩いているんですけど。

寺島:これは僕もテンション上がりますね。歴代の、いろんな音也が。

岩井:そうなんですよ。これ、本当に、ええ。シールを集めていてね、貼りまくっているんですけどね。

寺島:はー! わっ、うれしい!

岩井:これはね、本当にいろいろとイベントとか行かせてもらって集めたりしていたんですよ。

寺島:ちゃんと来てくださっているんですよね。限定ステッカーも!

岩井:そう、限定のステッカーもあったりしてね。はい。いや、本当にね、なにがいいって僕の中ではやっぱりまっすぐでね、めちゃめちゃ元気な子じゃないですか。でもなんか、施設で育って。で、いまでもアイドルをやっているけども施設も大事にしているみたいなね。

寺島:そうですね。アニメでも施設の方に帰ったりして子供たちと一緒に遊んで。

岩井:二期の5話がね! 毎回僕、言うんですけど。この二期の5話がもう最高なんですよね!

寺島:アハハハハハッ!

岩井:自分が育った施設のバザーがある。そのイベントに参加するっていうことでメンバーを誘うんだけど、なかなか仕事で来れないってなってね。で、1人だけで行くんですけど後々でメンバーが来てくれて。

寺島:そう! もう、なんていいやつらなんだ!っていう。

岩井:で、盛り上げてくれるっていうめちゃめちゃいい回でしたよ。

寺島:でもグッと来ますよね。音也はそういうエピソードもあるから、なんか胸を打つというかじんわりあったかくなる話が多くていいですよね。

岩井:そうですね。また音也の話になっちゃうんですけど、僕は『うたの☆プリンスさまっ♪』のライブ……「プリライ」って呼ばれているやつはちょっとね、仕事で毎回かぶっちゃっていて行けないんですけど。本当に……DVDを買いまして。

寺島:ありがとうございます。

岩井:2017年の西武ドームでやったDVDを本当に擦り切れるほど見まして。本当に声優さんも全員集合みたいな。

寺島:18人でしたからね。すっごい人数でした。

岩井:(そういう)感じだったじゃないですか。3ユニットの声優さんが出て。あれがよかったのが本当に音也がめちゃめちゃフィーチャーされていたところがあったじゃないですか。

寺島:どれだろう? 自分的には全部フィーチャーしている感覚なんですけど。

岩井:本編のちょっと音也の思うところがあって……みたいなところがレジェンドスター※の時にあって。
(※テレビアニメ4期シリーズ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター』のこと)

寺島:ああ、アニメ本編でね。

岩井:それでなんか気持ちが入って歌い出すみたいな。(一十木音也ソロ曲の)『Brilliant Days』を歌って。で、子供がバーッて出てきて一緒に歌ったところを見るとあれ、泣いちゃう! 本当に(笑)

寺島:そう。ほんで最後にST☆RISHの他のメンバーがみんな来てくれるっていうのがすごい演出を考えたな!っていうね。

岩井:アニメと連動している感じがすごいあったんですよね。あれ最高でした。

寺島:最初、あれ6人が出てくるのはなかったんですよ。

岩井:ああ、そうなんですか?

寺島:なかったんですけど、リハの時にキッズたちと一緒に踊っているのをみたプロデューサーが「これはちょっとみなさんにがんばってもらって出てもらいます!」って涙ながらに演出を加えてくださって。だから余計に胸を打つ展開に。

岩井:よかったですね。あの『レジェンドスター』の最後の方もそういう回がありましたもんね。

寺島:ありました、ありました。そうそう。みんなが迎えに来るっていうね。

岩井:はい。泣きそうになったんですけども。まあ、寺島さん来てくれたんでね、他の話も聞こうと思うんですけども。

寺島:ずっと『うたプリ』の話できる!(笑)。

岩井:フフフ、できますよ(笑)。寺島さん、2週来ていただくんですけども。2週とも全然できますけども。

寺島:できますね(笑)。1週、のばしますか? 3週にしていただいて……。

「子供の頃はスポーツ中継を憎むくらい『ドラゴンボール』が観たかった」寺島拓篤さん、声優への道

岩井:3週にしていたいだいても僕は全然いいんですけどね。
ということで、ちょっと聞こうと思ったんですけども。まあ声優になろうと思ったきっかけなどね、聞かせてもらってもいいですか?

寺島:元から僕、すっごいアニメが好きで。子供の頃から、漫画、アニメでしか育ってないというか。他に特別なにもしていなかったんですけども。

岩井:バラエティーとかよりもアニメを見るっていう感じですか?

寺島:そうでしたね。もう子供の頃はプロ野球を憎んでいるぐらいに(笑)「『ドラゴンボール』が!」みたいな。

岩井:ああー、もう俺と完全に一緒ですわ。

寺島:そうなりますよね。絶対になるんですよ。

岩井:俺はもうJリーグを憎んでいましたからね。ええ。

寺島:アハハハハハッ! でもやっぱりその子供の頃の思いがあったり。で、僕は石川県出身なんですけど田舎だからアニメの放送数がすっごい少ないんですよ。

岩井:そうなんですか?

寺島:全然違いますよ。

岩井:局があまりないんですか?

寺島:そうなんですよ。「テレビ東京系」っていう風に発表された瞬間、もう絶望でしたね。

岩井:ああーっ、そうなんだ。ないんだ(笑)。

寺島:「はいはい、うちではやらない」っていう(笑)。

岩井:ああ、買っているやつもそんなないんですね、じゃあね。

寺島:そう、ないんですよ。だからもう、レンタルビデオ屋さんに行ってアニメを借りて見るとか。お母さんに言って。で、見たことがないアニメが並んでいるから「うわっ、すげえ!」って。逆に言うと、なんで田舎でそんなに豊富に揃っていたんだろう?って不思議ではあるんですけども。

岩井:そうですね。そこのビデオ屋が好きだったのかもわからないですね。

寺島:そうそう。なぜだろう?っていうのはあったんですけど。そういうのもあってアニメに飢え、アニメ大好きで育ってきて。中学の時は『るろうに剣心』に憧れて剣道部に入ったんですけども。

岩井:フハハハハハッ! ああー、そうなんすか。その時代ですね。僕ら世代って絶対に竹刀を持つと(斎藤一の)牙突を絶対にやりますからね。

寺島:絶対にやるんですよ! 間違えて右でやるやつとかもいて「違う!」っていうのがあるんですけど。それも経て、もう高校の時には「アニメ見たいし、やらんぞ!」っていう。

岩井:ああ、そうなんすか。

寺島:中学の時、それで夕方のアニメが見られなかったのが辛かったんで。

岩井:ああ、部活に出ているから。

寺島:そうなんです。だから「もうやらん!」って思ったんですけど、演劇部が自主公演をやっていて。その自主公演で「人手が足りないから手伝ってくれ」って人づてに言われて。暇だったからまあいいよって思って。それでスタッフだと思って行ったんですけど、気づいいたらその公演で舞台に立っていて。

岩井:ええーっ! 出演していたんですか。「手伝ってくれ」ってそっちの意味が入っていたっていう。

寺島:そうなんですよ。「まさか!」って思ったんですけど、いつの間にかそうなっていて。それでたぶん子供の頃からアニメとかを見ていたから、なんか表現に対する欲求みたいなのがきっと自分の中であったんだろうなって。

岩井:なんとなくあったんですね。どういう役だったんですか?

寺島:その時はおじいちゃんだったんですよ。

岩井:おじいちゃん役で?

寺島:おじいちゃん。僕のはじめてはおじいちゃん役だったんです。それをやってから、おそらくそれで自分的にはなんか内心めっちゃ熱かったんでしょうね、きっと。それでお芝居を好きになって。

「つまんないぐらい普通の優等生だったんですよ」でもオーディションには落ちまくる

岩井:「演劇、楽しい!」ってなったんすか?

寺島:で、高校3年間、ずっと演劇をやって。で、高校3年の時に進路選択の段になって、夏ぐらいにようやく「あっ、これは声優しかないんだ!」って思って。

岩井:なんでいきなりそこでそうなったんですか?

寺島:他になにもないということに気づいて。びっくりするぐらいに。

岩井:ええーっ! 「一旦この職業って言っておこう」みたいなのもなくて?

寺島:なくて。他にマジでなにもなかったんですよ。勉強も普通だし……たぶん普通以下で。趣味っつったらアニメぐらいしかなかったんで。

岩井:ああ、「演じる」と「アニメ好き」っていうのが合わさって「これは絶対に声優だ!」って。

寺島:だからある意味消去法なんですよ。

岩井:ああ、そうなんすね。でも俺、本当にやっぱり同世代ぐらいで「声優」っていう選択肢を見出した人ってすごいなっていつも思うんですよね。

寺島:ああー、同級生にもう1人いたんですよ。それが演劇部の仲間の女の子でいたんですけど。で、もう1個きっかけとしてあったのはその時の演劇部の先輩が僕が卒業をした専門学校に行くっていって。その人がアニメとか声優とか好きで。その人がいなかったら行ってなかったかもなっていう。

岩井:なんとなくその活路を見出してくれたというか。

寺島:そうなんですよ。あの人が道標になってくれたんだろうなって。

岩井:へー! それで声優の学校に行ってっていうことなんですね。

寺島:そうなんですよ。で、その同級生の女の子も一緒に東京に出ていって。

岩井:そこからはどうでしたか? 学校に入って仕事をもらうに至るわけじゃないですか。

寺島:そうですね。学生時代も……僕、いまだにお仕事だったりとかでちょいちょい学校に行くんですけど。やっぱりでも、つまんないぐらい普通の優等生だったんですよ。

岩井:フハハハハハッ! あ、そうなんですか?

寺島:なんにもないんですよ。全く「あいつ、授業中にずっと寝ていたんだよ」とか「全然授業に来なかったんだよ」とか何もなくて。

岩井:授業も行っていたし(笑)。

寺島:めちゃくちゃ真面目に行っていたんです(笑)。なんなら単位取れないものまで聴講しに行っていたりしたぐらいなんで。ただの真面目な学生だったっていう。普通に優等生として卒業して、普通にがんばっていたら『アクエリオン』のオーディションでなんとか受かったという。

岩井:なるほど。でも早いですよね。『アクエリオン』の主人公役でもう、デビューしているわけですもんね。

寺島:そうですね。ここがアニメデビューで。これもそこの学校が縁で。当時のマネージャーさんが専門学校で先生として教えていたんですよ。で、僕が2年に上がる時に呼び出しをくらって。「うわっ、ヤベえ! めっちゃ怒られる……」って思って行ったら、「うち、新しい事務所が立ち上がったんだけど、ちょっと興味ない?」って言われて。それでオーディションテープみたいなのを録って聞いていただいてっていう形で、当時の。

岩井:へー! ああ、そうなんですか。でもそこからもう『アクエリオン』の主人公ですか?

寺島:そうなんです。でも、そこからは1年ちょいぐらいあったんですよ。でもね、その間にやっぱりオーディションに落ちまくるんで。

岩井:オーディションすか。

寺島:そうなんですよ。人も少ないので振っていただけるんですよ。振っていただけるんですけど、受かるわけもなくっていうか……チャンスをいただけている中でそれが実らなかったのが怖くて怖くて。

岩井:「このままどうなっちゃうんだろう?みたいに思いました?

寺島:思いました。で、『アクエリオン』ぐらいのタイミングで「もうヤバいぞ。これ、ダメだったらさすがに切られたりするんじゃないかな?」って思って。もう決死の覚悟だったんですよね。

岩井:はいはい。でもこれ、主人公ですもんね。

寺島:でしたね。

アニメ『アクエリオン』でいきなり主演。すべてを教えてくれたのは杉田智和さん

岩井:他のお仕事はされていたんですよね。エキストラ的な……。

寺島:ああ、そうですね。モブみたいなやつは。でも、それは1回だけでしたね。

岩井:えっ、それも? すごいですね。

寺島:1、2回とか……本当に現場経験が少なくて。

岩井:実践もそこまでなく?

寺島:なく。で、アニメではじめて急にっていう。

岩井:で、アポロ役が決まって。『アクエリオン』なんてこの時に大ヒットしましたもんね

寺島:そうですね。いま、振り返ってみると当時はやっぱりわからなかったんですけど、すごいこの作品ってセンセーショナルだなってやっぱり思いますね。

岩井:なんか新しかったですよね。この作品ね。

寺島:この系譜はいまだに河森(正治)監督の作品の中ではなんとなく系譜が続いているような感じもしているので。

岩井:そうですよね。『アクエリオン』シリーズはずっと続いてますもんね。

寺島:そうなんですよ。『マクロス』と『アクエリオン』みたいなところがあるなと思っているので。

岩井:その時は手探り状態でやったっていう感じでしたか?

寺島:もう全然わからなかったです。本当に。現場での立ちふるまいというか、仕事の仕方を教えてくださる先輩もいなかったので。

岩井:そこからですよね。

寺島:そうなんですよ。だからもう見て学ぶしかなくて。で、いちばん歳が近かった杉田智和さん。杉田さんが当時、すごい優しくしてくださって。なので、そこで杉田さんだったり先輩たちがやっている技術を見ながら学ぶっていう。

岩井:いやー、だからそれが主人公ですもんね。

寺島:うん、そうなんですよ。当時はそのおかげで勉強させてもらって。

岩井:じゃあもう先輩様様というか。その時は。

寺島:本当にそうですよ。いまだにその時にご一緒させていただいていた方々っていうのは僕の中では「すごい人たち」っていうのが、うん、段違いにありますね。

「実は〇〇が1本だけ〇〇しています」寺島拓篤さんの初ニャン♡


岩井:
いや、そうっすよね。杉田さんとかもね。はい。ということでございまして、ひとつコーナーを行いたいと思います。題して「寺島拓篤の初ニャン」! さあ、初ニャンでございます。ゲストの方にこれまでどこにも話したことがない、おそらく初めて話を話していただきますよ。

寺島:ちょっと、あんまり恥ずかしくていままで言ってこなかったんですけど……。

岩井:そうですか。じゃあちょっとそれを聞かせていただきましょう。ということで寺島さんの初ニャン、教えてください!

寺島:実は、1本だけ胸毛が生えています。

岩井:うーわっ! フハハハハハッ! 1本?

寺島:1本。

岩井:1本、なんで?(笑)。

寺島:わからない。周りも別に他は普通のうぶ毛なんですけど、1本だけ立派に成長していくという。

岩井:そこだけ体が守ろうとして?

寺島:そう。なぜかこの一点。

岩井:どのへんですか?

寺島:本当、ど真ん中なんですよ。

岩井:ど真ん中。

寺島:みぞおちのちょっと上のあたり(笑)。

岩井:ああーっ! なるほど。

寺島:肋骨のちょうど間のところなんですけど。はじめて見つけた時は「どうなっちゃうんだろう? このままザンギエフ※みたいになるのかな?」って思ったんですけど。

※ザンギエフとは、格闘ゲーム『ストリートファイター』に登場する胸に毛のあるキャラクター

岩井:ああ、たしかに。このまま胸毛がブワーッて出てきて。

寺島:そう。で、怖くて抜いたんですよ。でも、1本だけ伸びてくるんですよ。なぜか。

岩井:フフフ、毛根が1個だけ、そこに。

寺島:強いのがいるんですよ。

岩井:弱点を教えているみたいな?(笑)。

寺島:フハハハハハッ! 「お前の弱点、ここだぞ」っていう。

岩井:そこを突かれたら絶対に死ぬみたいなね(笑)。

寺島:なぜか。本当に初めて言いましたけども。わざわざ言うことじゃないから(笑)。

岩井:その体のどこかにね、1本だけ毛が生えるみたいなの、ありますけども。

寺島:謎ですよね。宝毛とも違うんですけども。ほくろもないから。

岩井:中心部に1本だけ。

寺島:ど真ん中に。わけがわからない……。

岩井:これはもう、初ニャンでいいですね。じゃあね。

寺島:人体の神秘です。

噛ませ犬役多いんですよ。すっげー多いんすよ」悪役とヒーロー、どっちを演りたい?

岩井:ありがとうございます。ということでございまして、リスナーからも届いておりますよ。

「岩井さん、寺島さん、こんばんは。初めて聞かれると思うんですが、寺島さんは自分が演じるにあたって正義のヒーロー、もしくは悪役。どちらが似合っているなと思いますか?」
—ラジオネーム「曖昧模糊」さん

寺島:知らないよ!(笑)。

岩井:「……これから演じてみたいキャラクター像はありますか?」

寺島:なるほど。

岩井:どうっすか? やっぱり正義の方が多いっすよね? 圧倒的に。

寺島:そうですね。いままでのこの経歴を考えると正義の方が多いんで、そういうことなんだろうと。逆に「こいつ、本当にクソみてえなやつだな」みたいな悪役はあんまりないので。

岩井:ああ、そうですか? やっぱりイメージがないんですかね?

寺島:そうなんですよね。数えるほどしかないですね。だからやっぱり正義のヒーローの方が似合うんだろうなとは思いますけどね。

岩井:でも正義のヒーローっぽい声質の声優さんが悪役をやった時ってめちゃめちゃ悪く感じますよね?(笑)。

寺島:やりたいんですよ。悪役をやりたいんですよ。でも僕の中でいちばん似合っているのは噛ませ犬だと思っているんで(笑)。

岩井:噛ませ犬、フハハハハハッ!

寺島:噛ませ犬役多いんですよ。すっげー多いんすよ。

岩井:噛ませ犬役ってどういうことっすか?

寺島:ドヤ顔で「フッ、オレがやるぜ!」みたいな感じで出てきて、すぐにボコーン!ってやられちゃうみたいな。

岩井:ああ、ヤバいヤバい。完全に死亡フラグですね、それ。

寺島:そうなんですよ。強い噛ませが多いんですよ。「わりかしがんばったけど、ダメだったな、こいつ」っていう。

岩井:ああ、そっか。

寺島:ラスボスにはならないみたいなのが多くて。

岩井:なるほど。だからカマしていると「こいつ、絶対にやられるんだろうな」っていう風に思うけど、その役が多いんすね?

寺島:多いんすよ。多いし、自分でも合っているなって思うんですよ。たしかに俺はラスボスの声じゃないって思うから楽しくて。いつからか増えましたね。

岩井:いちばんのボスにはやっぱりなれないっていう?

寺島:なれない! 「ええっ、とんでもない!」っていう(笑)。

岩井:じゃあ今後はやっぱり悪役を聞いてみたいっすね。

寺島:やりたいですね。うん。

「ハイテンションなお医者さん」が叫ぶ妄想キャラセリフ!

岩井:さあ、寺島さんをお迎えしてこちらのコーナーに参りたいと思います。妄想キャラセリフ!
番組がゲストさんに沿ったキャラクターを考えました。そのキャラゼリフを募集しましたよ。ゲストさんに言っていただく岩井得なコーナーでございますけども。

寺島:やるぜ!

岩井:今回のお題は「ハイテンションなお医者さん」でございます。

寺島:まあ、世の中にはいらっしゃるでしょうからね(笑)。

岩井:いっつもね、なんか職業をいじってね。

寺島:「○○な××さん」という。

岩井:そうです、そうです。さあ、ということで演じていただきましょう。ラジオネーム「論より証拠の大ライス」。妄想キャラゼリフ、ハイテンションなお医者さんです。

寺島:メス……くぅーーーっ! 美味しそうなレバー、ハツ、センマイ、ハチノス! うん、オペが終わったら焼き肉ゴーゴゴーッ!

岩井:フハハハハハッ! 人間の部位を……(笑)。

寺島:やだなー、「レバー、ハツ、センマイ、ハチノス」って(笑)。

岩井:食べるように言っちゃダメなのよ。ホルモンとしちゃいけないんですよね(笑)。

寺島:あと、胃袋は1個しかない(笑)。人だから。

岩井:たしかに(笑)。いいですね。バカですね、ハイテンションだけど。ねえ。

寺島:嫌だなー。この人のオペ、付きたくないなー。

岩井:麻酔がかかっていると思ってね、めちゃくちゃ言っていますね。じゃあ、続いて参りましょう。ラジオネーム「リオネルタッチ」。妄想キャラゼリフ、ハイテンションなお医者さんです。

寺島:それでは、コールさせてもらいまーす! はーい、飲んで飲んで飲んで、飲んで飲んで飲んで、胃カメラ一気にいっちゃって、フォーッ!

岩井:フハハハハハッ! ホスト上がりかな?

寺島:いやー、すごいなー。夜はホストやって昼は勉強をしていたんでしょうね。ずーっとね。

岩井:ああ、そうですね。これはもう本当に医者の診察が終わった後に六本木に行ってますよ。これ。ねえ。

寺島:フハハハハハッ! これぐらいやってくれたら胃カメラがんばれるかもしれない。逆に。だって胃カメラ、怖いんだもん。

岩井:フフフ、そうですよね。さっきのの方がまだいいっすよ。麻酔がかかって意識がないから。

寺島:「えーと、うん。なんかすごいテンションが高い人がいた気がするな……」って後で思うっていう。

岩井:胃カメラを飲ます時にね。胃カメラ飲んでいる時、しゃべれないですからね。「う、ううっ……」ってなってリアクションもできないですからね。

寺島:フフフ、辛い(笑)。

岩井:じゃあ、最後に参りましょう。ラジオネーム「論より証拠の大ライス」。妄想キャラゼリフ、ハイテンションなお医者さんです。

寺島:結果発表! あなたの病名は……ドゥルルルルルル、ドン! 突き指ですっ!

岩井:いやー、ためすぎだって(笑)。

寺島:フハハハハハッ! 突き指ぐらいパッと言え!

岩井:そんで、医者に突き指ぐらいで来てるし(笑)。

寺島:「折れてるかもしれないんです。見てください。痛いんです……」って。

岩井:保健室ぐらいでいいのに(笑)。大人になったら突き指で医者に行く人もいないでしょう?

寺島:いない。なかなか突き指の状況もないし。

岩井:ハイテンションでしたねー。はい。ということでありがとうございました。

寺島:ありがとうございました。

岩井:さあ、ということでございましてエンディングでございますよ。

寺島:ええーっ!

岩井:今回はちょっとね、話したいことが多すぎてね。すぐに終わっちゃいましたけどね。

寺島:じゃあ1回延長でお願いします!

岩井:フフフ、いや、本当に1回延長したいぐらいなんですけどね。ということでお知らせなどあれば。なにか。

寺島:お知らせですか? 特にありません!

岩井:あ、特にない? フフフ(笑)。

寺島:はい。大丈夫です!

岩井:いやー、ありがとうございます。

寺島:楽しいお話をさせてください。

岩井:寺島さんのいまやっているアニメとかをぜひね、見てください。

寺島:見てください。よろしくお願いします。

岩井:寺島さんには来週も来ていただきます。よろしくお願いいたします。本日のゲストは声優の寺島拓篤さんでした。

寺島:ありがとうございました!


寺島拓篤さんもゲストとして出演!
アニニャン待望の初・単独イベント開催決定!

【ハライチ岩井勇気のアニニャン! 化け猫編】

日時:2018年8月25日(土)

会場:ヒューリックホール東京

開場:14:30 開演:15:00 終演16:30(予定)

出演者:岩井勇気(ハライチ)

ゲスト:下野紘、寺島拓篤

料金:全席指定6000円(税込)

7月31日まで、番組特別先行チケット受付中!(抽選)

チケット一般発売については追ってお知らせします。

詳しくは、番組公式Twitter(@ia954905)、または番組HPにて!

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