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岐阜県で和傘を手がける女性職人

檀れい 今日の1ページ

女優の檀れいが毎回、その日にまつわる話題や風物詩などを交えてお届けする「檀れい 今日の1ページ」

毎週金曜日は、「プロの仕事」と題してお送りしていますが、きょうは「岐阜県で和傘を手がける女性職人さん」にまつわるお話です。

江戸時代から、和傘の生産地として知られる岐阜県。長良川の流域は、原料となる、良質な和紙や竹などが入手しやすかった為、和傘づくりが栄えて、最盛期には傘屋さんが600軒以上あったと言われています。現在残る傘屋は、3軒。それでも岐阜県は和傘の9割を生産しているそうです。

なぜ、和傘の職人が減ってしまったのか?それは複雑な工程にあります。和傘は構造が複雑なため100以上の製作工程があるんです。紙を貼る「張り師」や、油と漆を塗る「仕上げ師」など。専門の職人で、作業を分けるのが一般的。複雑で多くの職人さんを必要とする為、後継者不足が問題となっています。

そんな中、この複雑で大変な作業を、ほぼ一人でこなしている若い女性の職人さんが注目されています。「傘日和(かさびより)」というブランドを手がける女性和傘職人の、河合幹子さん。この厳しい世界に飛び込み、現在4年目になります。

和傘作りを一人でやる事の苦労は、どのあたりにあるのでしょうか?河合さんに伺いました。分業制の場合と違い、河合さんは、複雑な工程を一人でやる為、非常に時間がかかるそうで、1ヶ月にできるのは、わずか20本前後。ひとつひとつの工程が積み重なって完成するので、気が抜けず、この後どうなるのか?先の工程を常に考えながら作業を進めるようにしているそうです。ただ、1人で作っている分、河合さんのこだわりが行き届いた、オリジナリティ溢れる和傘を作れるのが最大の魅力。柄も若い女性の感性を生かした、非常にモダンなデザインが光ります。

さてこの時期、雨傘とともに活躍するのが「日傘」。雨傘と日傘の作り方について、伺いました。職人の河合さんによりますと、雨傘は和紙に油を引き、天日干しする事で、防水加工を施しています。油の効果で和紙が光に透けるようになり、とてもきれいだという事です。一方、日傘は和紙そのままを貼っていきます。障子もそうですが、和紙そのものに、UVカット効果があるそうなので、しっかりと日差しを遮ってくれるそうです。

最後に和傘を長持ちさせるコツについて伺いました。特に雨傘の場合、ずっと閉じたままだと和紙がくっついたりして、早く傷んでしまうそうです。大事なのは、定期的に使って、使った後に陰干しをしてから保管すると、長く使用できるという事です。

    
番組では皆さんからのおたよりも、募集しています。
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TBSラジオ「檀れい 今日の1ページ」月~金曜日 朝6時20分頃~放送中です。

ラジオは、AM954kHz、FM90.5MHz。
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