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「AORの帝王、ボズ・スキャッグスの名曲『Lowdown』が与えた影響を聴く」(高橋芳朗の洋楽コラム)

ジェーン・スー 生活は踊る

音楽ジャーナリスト高橋芳朗さんによる音楽コラム

「AORの帝王、ボズ・スキャッグスの名曲『Lowdown』が与えた影響を聴く」

Out of the Blues

AORの帝王、ボズ・スキャッグスの名曲『Lowdown』が与えた影響を聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180727123605

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

【高橋芳朗】
今日はこんな感じです! 「ニューアルバム発売記念~AORの帝王、ボズ・スキャッグスの名曲『Lowdown』が与えた影響を聴く」。本日、ボズ・スキャッグスのニューアルバム『Out Of The Blues』がリリースされました。今回はAORというよりは自身のルーツに回帰したブルースアルバムなんですけどね。今日はそんなボズ・スキャッグスの代表曲にしてAORの代名詞的楽曲、1976年の大ヒット曲でグラミー賞も受賞した「Lowdown」に影響を受けたと思われる曲を紹介していきたいと思います。

【ジェーン・スー】
よろしくお願いします。

【高橋芳朗】
まずはその「Lowdown」を聴いてみましょうか。これはのちにTOTOを結成することになるメンバーが演奏に参加している名盤『Silk Degrees』の収録曲ですね。堀井(美香)さんの愛唱歌「We’re All Alone」が収録されているアルバムでもあります。

【ジェーン・スー】
美香ちゃんがソラで歌えるということで有名なね。

M1 Lowdown / Boz Scaggs

シルク・ディグリーズ(期間生産限定盤)

【高橋芳朗】
曲を聴いてるあいだ最近のボス・スキャッグスの写真をみんなでチェックしていたんですけど、もう堀井さんがうっとりしちゃって。思わず「抱きたい」って口走ってましたね。

【ジェーン・スー】
「抱かれたい」じゃなくて「抱きたい」って。

【堀井美香】
ちょっと! オフで言っている話を簡単に言わないでくれる?

【高橋芳朗】
フフフフフ、言うに決まってるじゃないですか!

【ジェーン・スー】
私たちを誰だと思ってるの?

【堀井美香】
ホント勘弁してよ!

【高橋芳朗】
では、ここからはボズ・スキャッグス「Lowdown」の影響を受けたと思われる曲を聴いていきたいと思います。まずはジム・フォトグロの「Steal Away」。1980年の作品です。これはおしゃれAORとしてその筋では有名な曲なんですけど、言ってみれば「Lowdown」のメロウバージョンみたいな感じでしょうか。

M2 Steal Away / Jim Photoglo

Photoglo

【高橋芳朗】
続いては邦楽から選曲してみました。桑名正博さんの「ダンシング」。1978年の作品です。桑名さんは2012年に59歳でお亡くなりになっていますね。本当に若すぎる。

【ジェーン・スー】
あー、そんなに若かったのか……。

【高橋芳朗】
この「ダンシング」のリリース当時、桑名さんは24歳。「セクシャルバイオレットNo.1」でブレイクする前の年ですね。作曲は桑名さん自身、作詞は松本隆さんが手掛けています。

M3 ダンシング / 桑名正博

テキーラ・ムーン

【高橋芳朗】
また堀井さんが桑名さんの写真を見ながら大騒ぎをしておりました。

【ジェーン・スー】
ヨダレだらだらです。

【堀井美香】
「灯りを~つけるな~♪」

【高橋芳朗】
いま堀井さんが歌った「月のあかり」。大阪の人は誰でもソラで歌えるっていう都市伝説がありますよね。この「ダンシング」と同じアルバム『テキーラ・ムーン』の収録曲です。

【ジェーン・スー】
へー、そうなんだ。しかし桑名さん、かっこいいですな!

【高橋芳朗】
かっこいいよねー。

【ジェーン・スー】
いいとこの不良がいい音楽をやっていた時代というか。

【高橋芳朗】
そうなんだよね。桑名さんは御曹司だから。

【ジェーン・スー】
ちょっと憧れるよね、そういうカルチャー。

【堀井美香】
しかしこのときで桑名さん24歳でしょ? どうなったら24歳でこんなふうに歌えるようになるんですかね?

【ジェーン・スー】
それはやっぱり小さいころからちゃんと勉強して親の言うことを聞いて……。

【高橋芳朗】
フフフフフ、曲がかかってたあいだに言ってたこととぜんぜんちがうじゃんかよ!

【ジェーン・スー】
言えるかーい!

【高橋芳朗】
じゃあ最後の曲ですね。最後も邦楽から、「Lowdown」の影響力を知ってもらう意味で女性アイドルの曲を選んでみました。フィロソフィーのダンスの「ベスト・フォー」。昨年2017年の作品です。フィロソフィーのダンスは2015年に結成された4人組で、もともとファンキーな曲が多いグループなんですね。

【ジェーン・スー】
うんうん。

【高橋芳朗】
で、いままでボズ・スキャッグスだとか桑名正博さんだとか男の色気ムンムンの歌を聴いてきたわけですけど、この流れでフィロソフィーのダンスの「ベスト・フォー」を聴くと最初に登場する女の子の声が可愛すぎちゃって。そのあまりの落差に椅子から転げ落ちそうになると思いますけど(笑)。

【ジェーン・スー】
フフフフフ。

【堀井美香】
へー、楽しみ!

【高橋芳朗】
ただ、4人のメンバーがマイクをリレーしていくなかで次第に歌がダイナミックになっていくんですよ。その構成がなかなかスリリングなので注目して聴いてみてください。

M4 ベスト・フォー / フィロソフィーのダンス

ベスト・フォー

【ジェーン・スー】
いいですね!

【高橋芳朗】
うん、聴き応えあるよね。この「Lowdown」的なグルーブという意味では、昨晩一緒にKIRINJIのライブに行ったじゃないですか。そのライブの中盤で「タンデム・ラナウェイ」~「新緑の巨人」~「時間がない」という三連打があったけど、あの流れなんかはもろに「Lowdown」的なグルーブを堪能できるセットリストだったと思います。

【ジェーン・スー】
あー、確かに確かに!

【高橋芳朗】
そんな感じで「Lowdown」的な魅力をもった曲は本当にたくさんあるので、いろいろと掘り下げてみると楽しいですよ。夏のドライブにぴったりなテンポ感なので!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア。最新1週間のリストは以下です。

7/23(月)

(11:06)  One Way or the Other / The Fifth Avenue Band
(11:27)  Wake Up Sunshine / Chicago
(11:33)  Ready for Love / The Rascals
(12:15)  What Have You Got to Lose / Carole King
(12:23)  Mornin’ I’ll Be Movin’ On  / Paul Williams
(12:50)  夏なんです / はっぴいえんど

7/24(火)

(11:06) Here’s Where the Story Ends / The Sundays
(11:34) Maybe I Should Drive /The Trash Can Sinatras
(11:40) Everything’s Just Fine / The Waltones
(12:12) Over & Over / The Railway Children
(12:20) The Girl Who Waves at Trains / The Lilac Time
(12:50) 愛しのリボンちゃん / カーネーション

7/25(水)

(11:05) Reach Out I’ll Be There / Petula Clark
(11:35) Bring Him Back / Dusty Springfield
(12:14) Stranger in My Arms / Lynne Randell
(12:25) When She Walks Away / Susan Maughan

7/26(木)

(11:04) Garota De Ipanema / Tamba Trio
(12:10) Vou de Samba Com Voce / Jorge Ben
(12:22) Samba Novo / Luiz Henrique & Os Copa 5
(12:50) Flora Purim – Samba Do Carioca

7/27(金)

(11:02) Rainbow In Your Eyes / Leon & Mary Russell
(11:21) (Knock Out) Let’s Go Another Round / Inner Life
(12:10) Here’s to You / Skyy