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2018年7月28日

渡邊剛の週末ハートカルテ

「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」は、
「ニューハート・ワタナベ国際病院」の総長で
医学博士の渡邊剛先生が、皆さんからの、
医療にまつわる素朴な質問や疑問に
わかりやすくお答えする番組です。
聞き手は、TBSアナウンサーの江藤愛です。

この4月から手術支援ロボット「ダビンチ」を使った
心臓手術(僧帽弁形成術・三尖弁形成術)が保険適用になり、
渡邊先生の病院も注目されています。
番組の放送も1年を超え、渡邊先生と江藤との会話も
ますます弾んでいますので、ホームページでも
放送の一部をご紹介しましょう。

7月28日 夏に気をつけるべき症状について伺いました。

江藤 この時期に心配な症状について教えていただきます。
   渡邊先生、熱中症において心臓の面から
   心配な症状はどんなことでしょうか?

渡邊 体の熱が逃げにくいのが熱中症ですよね。
   子供が炎天下での朝礼でよく倒れたりしますが、
   同じようなことは大人にも起こりやすい。
   血液量が一気に減ったところで倒れたりします。
   血液がドロドロになって、色んな症状が起きてくるんですね。

江藤 そうでしょうね。私は熱中症になったことがあって、
   前日にお酒を飲んだ翌日でした。
   たぶんお水が足りなかったと思うんです。
   暑い中を少し歩いていて、一気に気持ち悪くなって
   急に来るんですよね。

渡邊 例えばこの時期のゴルフ。ゴルフをして汗をかくでしょ?
   それで体が熱をもっていて、冷たいビール飲みますよね?

江藤 休憩しながら飲みますね。

渡邊 かなり汗をかいているので、血管の中の血液は少なくなり、
   しかもドロドロになっているんです、濃くなるから。
   そこでビールを飲むわけです。ビールは吸収は良いですが、
   利尿作用があるのですぐおしっこになっちゃうんですよ。
   飲んだ以上におしっことして出てしまう。
   それでさらに脱水が進んでしまうんです。

江藤 ビールを飲んだぶんだけお水を飲まないといけないんですね。

渡邊 そうなんです。さらにプレイ後にお風呂に入って
   脱水が進んだりすると、もし血管に狭いところがあった場合、
   ドロドロの血液の塊が固まってつまってしまいますから、
   心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすということがあり得るわけです。

江藤 熱中症だけですまずに、その先も怖いんですね?

渡邊 そうなんです。
   熱がこもっているだけならまだいいんですが、脱水が起こって
   生活習慣病の中でも一番恐ろしい脳梗塞や心筋梗塞が実は待っている。
   心筋梗塞は冬だけでなく夏にも多いんです。

江藤 それは知らなかったです。

渡邊 夏は冬に比べて少ないイメージがあると思うんですが、
   実は不安定狭心症とか心筋梗塞は夏に多いんですよ。

江藤 寒さというのが一番の原因だと思っていました。
   暑い時でも心筋梗塞に気をつけなければいけないんですね。

渡邊 そうなんです。冬は、寒いということで
   血管が締まりますよね? 
   そうするともともと狭い血管のところがギュっと縮むので、
   血液の流れが悪くなる。これはもう理屈でわかるんですけど
   夏は、脱水を起こすことで血液の粘調度が上がって、
   つまりやすくなるんです。

江藤 この時期は、本当に無理せずにこまめにお水をとることが
   だいじですね。ちょうど、番組の時間は
   ゴルフからお帰りの方も多いでしょうから
   「お水飲みましたか?」ってお聞きしたいです。
   私も寝るときには気を付けます。

放送ではさらに、睡眠中の対策や
危険な症状のサインについてもお伺いしました。

詳しくは、radikoのタイムフリーでお聴きください。
放送後、1週間、お聴きいただけます。

渡邊剛の週末ハートカルテ | TBSラジオ | 2018/7/28 土 16:50-17:00 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180728165000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

番組では、医療に関する質問を募集しています。
ハガキ・封書の宛先:〒107-8066 TBSラジオ
          『週末ハートカルテ』の係り
メール:iryo@tbs.co.jp

番組でご紹介した方には、記念品をお送りします。