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【8月8日(水)】子供だけじゃない、大人も注意したほうがいい“ヘルパンギーナ”とは。

ジェーン・スー 生活は踊る

「ヘルパンギーナ」ってご存知ですか?
お子さんがいらっしゃるご家庭では、聞いたことがあるかもしれませんが子供だけではなく、大人も注意したほうがいい病気なんだそうです。医療ジャーナリストで医師の森田豊さんにお話を伺いました。

今年流行っている「ヘルパンギーナ」

ヘルパンギーナは風邪の症状の一つ。三大夏風邪の1つで(他には「手足口病」、「プール熱」)ヘルパンギーナは、主に5歳以下の子供がかかりやすい病気。ヘルパンギーナの症状が出るまでは、感染してから2日~4日の潜伏期間があり、38度から40度の高い熱が出ます。特徴は喉の中にプツプツとした水泡ができること。のどちんこのまわりに水泡ができます。喉全体が赤くなり、水を飲むだけで激しい痛みを伴い、場合によっては下痢の症状もでます。ウイルス性の感染症で、治っても何度もかかってしまう可能性があることで有名です。(医療ジャーナリスト・医師の森田さん)

基本的には子供がかかる病気ですが、今年は大人がかかる人が増えているそう。森田さんによると高温多湿になるとヘルパンギーナのウィルスが増殖します。(一般的なインフルエンザやノロウイルスは、低温乾燥で増殖しますが、ヘルパンギーナの場合は違うそうです。)また、この猛暑で大人の体の抵抗力が衰えて、免疫力が低下した大人にも感染の可能性があるようです。

大人がヘルパンギーナに感染すると?

大人がかかると重症化する可能性もあります。脳の炎症、髄膜炎、心筋炎、と合併症の恐れも。また、ヘルパンギーナにかかってもワクチンや特効薬がなく、いわゆる対症療法しかありません。特に心配なのは水泡が喉の奥にでき、非常に痛いため、水分がとれなくなることです。脱水状態にならないように水分、塩分補給をしっかりとしてください。一気に水を飲むと、のどに染みるので、こまめにちょくちょく飲みましょう、痛くて水が飲めないときは医療機関で点滴をうけてください。(医療ジャーナリスト・医師の森田さん)

これから先も続く猛暑の時期に水分摂取ができないのは危ないですね。

ヘルパンギーナにかかってしまったらどうすれば?

水分補給

とにかく水分を補給しましょう。ヘルパンギーナにかかった方の多くの場合は、熱がでて汗をかいているので塩分も一緒に摂取しましょう。できれば経口補水液の摂取をおすすめします。

下痢止めは飲まない

また、下痢などの症状には下痢止めなどの薬は飲まないほうがいいと思います。下痢止めというのは腸の中のウィルスを体の中に留めてしまうことになります。下痢は体に備わった防御反応、下痢をしたら、その分水分と塩分を補うのが正しい方法です。

シャワーやお風呂に入りましょう

夏風邪の場合は、シャワーやお風呂などにきちんと入りましょう。水泡にウィルスがくっついていて、皮膚に付着している場合が考えられます。汗ばんだ皮膚についたウィルスを洗い流すために、シャワーやお風呂に入るようにしましょう。ただし、高い熱がある場合、寒気がひどい場合は控えてください。

予防法は・・・?

接触感染対策

一つは接触感染対策です。手洗いをして、タオルの共有をせず、ペーパータオルで代用する、ペットボトルの回し飲みを止める、おむつの交換は手袋で、など、こういった接触感染の対策が必要です。

飛沫感染対策

さらに飛沫感染対策も必要です。咳のしぶきなどによってウィルス拡散を防ぐため、家や外でマスクをしましょう。また、ヘルパンギーナになると歯磨き粉をつけると喉に染みてしまうので、なにもつけずに歯ブラシだけでブラッシングをすることも大切です。また、うがいで口の中をきれいにすることも大切です。かかった人のみならず、かからないようにするためにも、うがいは大事です。

また暑い日が戻ってきます。皆さんも予防からはじめてくれぐれも気を付けてくださいね。