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2018年8月25日

渡邊剛の週末ハートカルテ

「渡邊剛の『週末ハートカルテ』」は、
「ニューハート・ワタナベ国際病院」の総長で
医学博士の渡邊剛先生が、皆さんからの、
医療にまつわる素朴な質問や疑問に
わかりやすくお答えする番組です。
聞き手は、TBSアナウンサーの江藤愛です。

この4月から手術支援ロボット「ダビンチ」を使った
心臓手術(僧帽弁形成術・三尖弁形成術)が保険適用になり、
渡邊先生の病院も注目されています。
番組の放送も1年を超え、渡邊先生と江藤との会話も
ますます弾んでいますので、ホームページでも
放送の一部をご紹介しましょう。

8月25日 不整脈がもたらす症状について伺いました

江藤  先週、お便りをきっかけに、不整脈について、
    渡邊先生に教えていただきました。
    まず、不整脈とは、心拍が不規則になることです。
    心拍が普通より遅かったり、速かったり、飛んだりして
    一定のリズムを刻まない。
    そして、不整脈によって引き起こされる病気として
    「心房細動」と「心室細動」という名前を教えていただきました。
    今週は、これらをどうやって治療しているのか教えていただけますか?

渡邊  「心房細動」はポピュラーな病気です。
    「心房細動」そのものは直接命取りになる病気ではありません。
    ですが、脳梗塞を引き起こしたり、
    血栓を飛ばして悪さをしたりします。
    だから治療の必要があるわけです。

江藤  治療法としてはまずお薬でしょうか?

渡邊  まず薬ですね。ジギタリスなどの不整脈用の薬があって、
    簡単にいうと、脈を遅くしたりするそういう薬です。
    それが効く人はそれでいいんですよ。
    頓服の場合もあるし、ずっと飲む場合もあります。
    ただ、症状が強い人になると薬だけでは無理ですから、
    今度は「心房細動」そのものを治療する必要があります。
    いろんな方法がありますが、
    ひとつは心房そのものを短冊状に切る治療です。

江藤  なるほど。

渡邊  心臓の筋肉というのは、一度切るとそこから
    振動が伝わらなくなるという特性があるんですね。
    ものすごく負担がかかるので、
    それをカテーテルという管でやろうじゃないか、
    という試みがそこから10年くらい経って始まりました。
    本来切るべきところを、カテーテルを使って
    電気的に焼くんですよ。
    それで一定の効果が出てきたわけです。

江藤  一度そういう手術をしたら治るんですか?
    再発することってあるんでしょうか?

渡邊  1回の手術で治るのは8割ぐらい。
    慢性的に「心房細動」になる気質をもった
    心臓になってしまっている場合があります。
    そうするといつ「心房細動」になるか分からないから、
    血液をサラサラにする薬を飲み続ける必要があって、
    結果的には薬が減らないわけです。
    そういう場合には、血栓が飛ばないようにする
    外科手術があります。
    一番血栓ができやすい左心耳という部位を切りとります。

江藤  とってしまうんですね。

渡邊  直接取り除いてしまえば、そこにはもう
    血栓ができないじゃないですか。

渡邊  そうしておけば、「心房細動」がたとえ再発したとしても、
    大きな血栓ができませんから安心なんですね。

江藤  その次の被害を止める、ってことですね?

渡邊  はい、こんなことも始められています。

放送では、「心房細動」と、命にもかかわるこわい病気
「心室細動」について、さらにおさらいしていただきました。

詳しくは、radikoのタイムフリーでお聴きください。
放送後、1週間、お聴きいただけます。

渡邊剛の週末ハートカルテ | TBSラジオ | 2018/8/25 土 16:50-17:00 http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180825165000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

番組では、医療に関する質問を募集しています。
ハガキ・封書の宛先:〒107-8066 TBSラジオ
          『週末ハートカルテ』の係り
メール:iryo@tbs.co.jp

番組でご紹介した方には、記念品をお送りします。